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*57*
…………
王室の先に居たのは………
ゲイツ
「やっぱり貴様か…………!!」
スウォルツ
「久しぶりだな…………常磐ソウゴ」
ソウゴ
「スウォルツ………!!本当にここに居たのか!?」
スウォルツ
「ああ、俺は元々この世界出身なものでな」
スウォルツ
「そして………ようこそ、俺の王国へ」
ソウゴ
「王国………どういう事だ!?スウォルツは………王様なのか!?」
スウォルツ
「せっかくだ、特別に俺とツクヨミの事を話してやろうじゃないか」
スウォルツ
「俺は王族として生まれ、子供の頃から一族に代々伝わる時を止める力と時空を観測し、越えられる力を持っていた」
スウォルツ
「俺は生まれながらの王、そういう運命にあると思っていた…………だが」
スウォルツ
「妹はその俺すらも上回る力を持っていた………このままでは妹が王となってしまう、それだけは何としても避けたかった」
スウォルツ
「だから俺は力を使い別世界に追放したそれがお前だよツクヨミ………いや、アルピナ」
ツクヨミ
「…………!」
スウォルツ
「それともう1つ」
スウォルツ
「偶然にもその世界にも王が居ることを知った、絶大な力で世界を支配してきた魔王【オーマジオウ】の存在を」
スウォルツ
「その力を我がものにすれば俺はこの世界はおろか全時空を統べる王となれる、その為に………」
スウォルツ
「【タイムジャッカー】を結成しお前に近付いたのだ、常磐ソウゴ」
ソウゴ
「最初からオーマジオウの力が目当てでこんなことを!?」
ゲイツ
「おい、どういうことだ!?タイムジャッカーはオーマジオウの歴史を変えるためにアナザーライダーを生み出していたんじゃないのか!?」
スウォルツ
「そんなものこの世界で真っ当に動くための口実に過ぎん……それに、オーマジオウの歴史は無くなるのだから間違ったことは言っていない」
ゲイツ
「ふざけているのか………!?」
スウォルツ
「………オーマジオウの力を手に入れるのが予定だったが、今はもう必要ない」
ソウゴ
「何だと………?」
スウォルツ
「もう分かっているんだろ?お前がここに来たのは……【新たな仮面ライダー】」
スウォルツ
「お前が歴史を解放したおかげで…………」
スウォルツ
「その力は俺にも回ってきた!!」
スウォルツの手にはライドウォッチが…………!!