完結小説図書館
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＊116＊
たくっちスノー
「…………」
メイドウィン
「ガッカリか？お前の父親、こんなんでさ」
たくっちスノー
「ううん、最後に教えてくれてありがとう、気にしないよ」
メイドウィン
「はっ？最後って何さ？俺別にリニュ前に帰らないぞ？」
たくっちスノー
「いや父さんは帰るべきだよね、そっちはまだ監理局あるんだから」
メイドウィン
「ははは！冗談冗談！」
メイドウィン
「あのメール………見たのか」
たくっちスノー
「うん、まあ仕方ないよね………覚悟は出来てる、被害者の皆には本当に申し訳なかったって」
メイドウィン
「すまん、それも謝っとくわ」
たくっちスノー
「え？」
メイドウィン
「ちょっとこっち来な！」
たくっちスノー
「ちょ、ちょっとなに！？」
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Konakun
「男なら【太郎】付けるのどうっすか？」
たくっちスノー
『最近はスマホ太郎とかイキリ骨太郎とかいるせいでイメージ悪いからなしだなし！』
ヤード
「それは全世界の太郎に失礼だろ」
デーリッチ
「あまりにも別物にしすぎると面影なくなりそうでち」
ソウゴ
「じゃあTだけ残す？」
Konakun
「やっぱり太郎つけない？」
たくっちスノー
「な、なにこれ！？」
メイドウィン
「皆でお前の名前決めてんだよ」
たくっちスノー
「名前！？」
メイドウィン
「あのメール、たくっちスノーは必要ない」
メイドウィン
「だがお前は代理局長として世界を救いまくった」
メイドウィン
「お前はたくっちスノーのくせにヒーローになりすぎたんだ」
メイドウィン
「だから、時空監獄としては今のお前をあの犯罪者だったたくっちスノーと思いたくない………だから、これから正義のために動くやつはたくっちスノーとは別人だったことにしておこうってわけさ」
たくっちスノー
「………それって」
メイドウィン
「良かったな！お前にも名前が与えられるんだ！」
たくっちスノー
「でも、どうして、僕は」
メイドウィン
「お前は俺にはなれなかった、でもお前は時空を守り続けた、ここにいる奴らの時空を………導くことで守れた」
メイドウィン
「お前のやってきたことは無駄じゃない」
たくっちスノー
「…………！」
Sonic.exe
「ただし」
Sonic.exe
「名前を変えようがお前は【たくっちスノー】だったものだ、これまでの罪が無くなったわけではない」
たくっちスノー
「……ああ、分かった」
さよなら、僕にとっての到底追いつけない父さん
ありがとう、これまでを支えてくれたぼく
「皆、僕の名前は…………」
雪
「宅地雪がいい！！」
ロストメイドウィン
（かくして、リニュ後たくっちスノーは【宅地雪】となり、時空の新しい歴史が始まる）
ロストメイドウィン
（宅地雪、あいつのメイドウィンになってからの始まりと、数多くの出会いと別れを重ねた………大事な偽名）
ロストメイドウィン
「さて、これからの事はお前に任せた………俺は掃除屋に帰るか」
ロストメイドウィンは時空の渦を広げ、真っ白な世界へと帰っていった
ギイイー バタン
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【CAST】
たくっちスノー
シャドー・メイドウィン・黒影
ボーマン
マサクゥル
武天丸
ヘルスピード
アヤサカミレイ
グリード
怒り喰らうイビルジョー
シャドー・ミステイク・黒影
「以下、貴方が好きなキャラ全て」
【リスペクト作品】
MCUシリーズ
刀語
真マジンガーZERO
【原作】
【MARVEL】様よりアベンジャーズシリーズ
【スペシャルサンクス】
小説カキコ
クロノス社
sorutymata様
Konakun様
月詠様
アスカ様
桜木霊歌様
ヤード様
Mirura様
洋輝様
彩都様
アベンジャーズ/エンドゲーム
ここまで読んでくださった貴方
そして、これまでのメイドウィン小説を見てくれた皆様
宅地雪
【執筆者】
ロストメイドウィン
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ロストメイドウィン
（それからのこと、雪とメイドウィン達の提案でかつての監理局が行っていた事業を分けて立て直しをすることにした）
ロストメイドウィン
（時空間に数多くの企業が生まれ、監理局がやっていた仕事を行い、かつてのような落ち着きを取り戻すのは時間の問題となった）
ロストメイドウィン
（そして………）
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正邪
「なー、どうするんだよ結局」
ボーマン
「何がだ？」
正邪
「私は私のやり方で時空を繁栄させるーってやつ、このままじゃ先越されるぞ？」
ボーマン
「気になっていたことがあってな」
正邪
「気になっていたこと？」
ボーマン
「監理局の人間………とてもあのような組織に入れるような器ではないと思うが」
正邪
「まあ、確かに私があんたみたいな立場だったら、あんなクズ雇いたくないわな」
ボーマン
「そうだろう、なのに何故彼らは監理局に入れたのか？…………調べて見た結果」
ボーマン
「あの超巨大マガイモノに取り込まれていた者は皆、性格を改変され改悪されていた事が発覚した」
正邪
「……………はぁ！？」
ボーマン
「当初から人格に問題はあったが、あそこまで浮き彫りに出る程でない………感情が顕になるように変化した、というのが正しいだろうか」
正邪
「クズにするって……そんなこと出来るのか！？」
ボーマン
「できる、私のよく知る存在が………そんなことをやっていた」
ボーマン
（………もしや君も時空へと降り立っているのか？私とは別の世界から）
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「ふむ、そうか………時空監理局は滅びたか、そうでないと困る」
「全く、まさかあのような行動に出るとは、本当に人間というものは愚かで扱いにくい生物だ」
「だがこの企業による発展、私にとって好ましい流れだ」
ライトニング
「これより、我らライトニング社が時空監理局に代わり時空を支配する準備に取り掛かる！」
そして、心機一転、新たなたくっちスノー時代が始まる。
新・メイドウィン小説シリーズ SEASON1
『逃走中アルティメット』ブレイク
【END】