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『✕✕✕アルティメット』ブレイク(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 119ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 時空監理局編 逃走中 オールスター 
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【ここの部分は先日メイドウィンさんのDMに先行して書き込んだ部分です。】
【クロノス社に持ち帰られた衝撃の真実。まずは、その一部をコメ返形式で紹介していこう。なお、いつもより多くのメンバーをこちらも招集しています。】

①「ここに来て色々と世話になって、2年間調べ続けた結果俺の未来が滅んだのは時空太陽の爆発が原因だと分かったんだ」

お空「太陽の爆発?『フレア』とかじゃなくて?」
さとり「考えてみる限り、私たちの世界にも存在しているような太陽は、その『時空太陽』から生み出された分体のようなものになるのでしょうか。」
soruty「私たちの世界で戦いを繰り広げていた相手・・・『有明リョージ』の住処も、元をたどればその大きな太陽から生まれた『欠片の中』ということになるんでしょうか。
・・・問題は、その太陽の爆発により生じた事態です。生憎ですが、これは『運命』なのでしょうか?」

②【時空爆発のカウントダウン、逃走中アルティメット】とともに


soruty「『監理局の悦楽』が招いた真実は、こういうことだったのでしょう。
どうやら監理局は、その自らの機能を引き換えに、全ての次元を破壊しようとしているのです。もしそれが為されれば、私たちの世界も無事ではないでしょう。
まさか『この世界に手を貸していたこと』が惨劇に立ち会う可能性を見いだしてしまうとは。」
高月「刻限は?」
soruty「・・・『向こうの世界で』あと2日。それまでに時空爆発する『運命』を覆さなければ、私たちの世界は滅ぶでしょう。」


霊夢「何いきなり怖いことを言うの、次の『異変』が宇宙の果てとかいう話なの?」
紫「そんなの、私たちじゃ阻みようのない話じゃないの、どうするの?」
月村「僕たちも何とかしてみますが、今回の『異変』は今までのとは規模が明らかに違います。それに監理局のやることが決まった以上、彼らもまた敵となったわけです。」
アリス「問題は、マガイモノメイカーの時空犯罪者がメイドウィンの味方をすること。これを易々と受け入れていいことなのか。」
霊夢「あの正邪もその中にいた、その事実は正直受け入れられないところだけど・・・。」
紫「ここは幻想郷『じゃない』。どう受け止めるかは貴女達次第よ。もしそれでもメイドウィンの勝利に手を貸したいなら、それ相応の覚悟は必要よ。」


「それでもこの『異変』に挑みたい者だけ、ここに残りなさい。」

レミリア「太陽と戦うなら私たちは御免ね、吸血鬼が叶う相手じゃないのはわかっているもの。ね、フラン。」
フラン「仕方ないなぁ、みんな、頼んだよ!・・・でも私たちの無念を、絶対晴らしてね、sorutymata!」
sorutymata「わかっています。」

空「太陽が目の前で消えちゃうところを見るの、私じゃ耐えられないかも。ごめんさとり様、私は出る。」
さとり「貴女は今は祈ってて。八咫烏の加護が、きっと勝利を齎すでしょう。」

このほかにも一部の人妖が辞退し、出撃するメンバーが出そろった。


野戦で期待できるメンバーが多く残った感じである。霊夢、魔理沙、早苗、妖夢、咲夜、文と、かつて幻想郷の異変に立ち会った者が、さとりの現地采配を得て行動する予定。基本メイドウィンとは別口で阻止しようとする。sorutyはメイドウィン側に同行し、真実を突き止め阻止する。これが大山となるだろう、出し惜しみせず、今回まで隠せた能力で対抗していく予定。紫、月村らはクロノス社から指揮を執り、現地のゲームに対して牽制をかけつつ、いざとなればシステムに侵入してコントロールの奪取をたくらむ。ささやかではあるが、ここまで施しておけば少しは成功率が上がるだろう。
【ここまで先行公開部分(一部仕様変更に合わせ更新)。続けて追加部分】

翌日、『逃走中アルティメット』に関する情報をキャッチした。それによると、このゲームの主催は監理局本局だという。そしてその舞台はその監理局の周りを広々と使用するものだという。つまり、監理局のシステムに挑むことになるのだ。もしシステム乗っ取りに成功すれば、監理局をフェイスとし、クロノス社をヒールとする大型ドラマラインが構築されることになる。そして計画の成功、それはヒールの勝利を意味し、今までの歴史を大きく覆すことになる。
ここまでのことをやろうものなら、月村らクロノス社滞在組が、現状は比重のあるように見える。しかし、監理局本隊の実力が未知数。幻想郷民である野戦組がその実力を上回る相手と出くわさないとも限らない。
監理局を外側と内側から同時攻撃する作戦を講じるsoruty。成功のカギがどれなのか、当日に模索することになりそうだ。



・・・そして、ついに作戦実行の時が来た。この物語の全てを知っているのは誰なのか、それは誰にもわからない。だからこそ、それを自らの手で突き止めなければならない。そして、時空の滅亡を阻止しなければならないうえ、かつての栄光の導であったアルティメットを破壊し、『救わなければならない』のだ。


・・・これは『メイドウィン』としてのミッションではない。『クロノス社』としてのミッションである。

【mission】アルティメットの未来を変えよ!
【mission】時空爆発の主犯を、撃破せよ!!
【mission】監理局の未来を終わらせよ!!!

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