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『✕✕✕アルティメット』ブレイク(完結)
作者: ロストメイドウィン ◆B/lbdM7F.E  (総ページ数: 119ページ)
関連タグ: メイドウィン小説 時空監理局編 逃走中 オールスター 
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*42*

とがめ
【先に言うと、鑢七実は囮だ】

七花
「囮って、じゃあ戦力に含めなくていいだろ?」

とがめ
【捕まえていいとは言っとらんだろう!】

とがめ
【リニュ前とやらのたくっちスノーは開始前に監理局に捕まってもらうよう指示した】

とがめ
【捕まることで誰より早く監理局の内部を把握し、そして誰よりもオリジナルなるのたくっちスノーの近くへと向かう】

とがめ
【後は鑢七実を囮にし、たった一人になったところを………】

七花
「所を?」

とがめ
【後は成功してから話そう】

七花
「分かった、じゃあな」

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142:16

たくっちスノー
『………なぁ、リニュ後』


たくっちスノー
『まずは俺の番だ、その後にメルが来るから…………まずはコレ、受け取ってくれ』

たくっちスノーはオリジナルに液体を流し込み、成分を抜きとる

たくっちスノー
『コイツを貰い………後はこいつをちょちょいのちょい』

たくっちスノー
『これでよし………さあ、頼むぜ!』







たくっちスノー
『まず手始めに、俺の縄をほどけ!』

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「たくっちスノーはまだか!?」

「まだ来ない!?」

「ちゃんと指示ボタン押したのか?」

七実
「………もういいわ、さすが犯罪王、欠点だらけの彼にも出来ることはあるのね」

「え?」


監理局達の後ろに催眠針を構えた量産型たくっちスノー達が現れる

「遅いぞ!どこで何をしている!!」

七実
「ああ、気をつけた方がいいですよ?そのお人形」

プスッ

量産型たくっちスノーは……監理局の1人に致死量レベルの数の針を突き刺す


「ウッ」ドサッ


「ファッ!?」

「止まれ!あっ、止まらない!やめっ!」


『止まれ!!』

「止まっ………!?」

たくっちスノー
『ボンジュ〜ル?監理局の敗北者?』


七実
「成功しましたか?」

たくっちスノー
『おう!さすが奇策士は考えることが滅茶苦茶だな!』

「な、なにをした?」

たくっちスノー
『リニュ後の成分を貰ったのさ!これにより俺はやつから作られた量産型たくっちスノーの主導権を手に入れたんだ!』

「そんなことで主導権を握れるはずが………本来、命令を行えるのは量産の元に………あっ」


たくっちスノー
『未来こそ違うが、俺はオリジナルと同じ過去を歩んできたんだよ!』

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