コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ≠ 春色の恋. 完結!
- 日時: 2010/04/24 17:34
- 名前: ヾω)黒瑚猫..★!゜ (ID: 3iZuTr1t)
- 参照: ∮...好き、ただ一つの君と私の、共通の言葉だよね——...:*
春色の恋...
春色に輝いていた、
私の小さな恋———
桜のようなピンク色の頬で
私は君に告白したんだ
◆はろぅ^ω^∩
こんにちわ(^ω^)
黒瑚猫っていう、クソヤロウですww
今回は、短編予定で、
季節は春!なんで、
春色の恋 にしました(^ω^)
おしゃべり好きな中①の阿呆なので、
気軽に米ください!!!
無いと干乾びそう...(>_<)
だめだしは中傷しない程度でよろしくです^p^
◆
名前を変える可能性大です!
気をつけてください
◆%めにゅ〜^ω^∩
prologue...>>01
cast...>>02
実は
バカと生徒会の日常
もやってます!
- Re: . .春色の恋. . ( No.33 )
- 日時: 2010/04/22 17:38
- 名前: そらね. ◆ZPJ6YbExoo (ID: we6cvIg7)
- 参照: ∮...そらねをみかけたら、可愛がって\(^o^)/元黒瑚猫
#13...*∮゜
私の恋は
春色の恋、
たとえ、実らない恋でも、
春色に輝いていたのは変わりない
君を思う気持ちは
変わらない————
そう、
誓ったはずでした
————————————
ガチャッ、
強く玄関のドアを開ける音が、聞こえる
靴を急いで脱ぎ捨てて、
私は制服の袖口で、涙を拭く
なんて、惨めなんだろう———
何も感じない、涙
悔しいも感じない、心
ただ、
私は泣きたかっただけ...
なんで?
雄太と仲がいいって...調子乗ってた?
雄太には知り合い居ないって思ってた?
私と
雄太は...何なの?
「紀伊!」
私の名前を呼ぶ声が玄関の外から聞こえて、はっする、
雄太だ...
私の名前を呼ぶごとに聞こえる彼の声は、
どんな感情が積もってるの?
ごめん? 悪かった? あいつは...?
そんなの、聞きたくも無い...
「...来ないでよ」
胸が痛い、これは夢なんだって信じたい
体が小刻みに震える、
嫌い...こんな弱い、自分が嫌い
私は、さっきまで好きだった、自分の名前が
嫌いになった———
「紀伊?」
ふと、リビングの方から母の声が聞こえる
心配をかけたくない...
「何でも無い!ちょっと...ケンカしちゃって、
すぐ、仲直り出来ると思うよ?」
そう、と小さく呟く母の声は
どこか寂しげだった
雄太に気付いたのかな..
「....今日、おやついらない、食欲無いんだ」
私はそう言って、自分の部屋に駆け込んだ
ベッドに倒れこみ、ため息をついたとき、
さっきの出来事を思い出すと、
ただ
泣きたい、
ただ、
闇雲に泣きたい、
何が待っていようと、今は泣きたい
彩実が言ってくれたように
泣きたい時、泣けばいいんだよね
自分の感情に素直になればいいよね———
「———雄太」
私はただ泣いた、梨恵...あの女の子の名前、
ただ..
それだけが、頭の中をぐるぐると、ぐるぐると
回っていた
「...っ」
枕を力いっぱいに握り締める、
涙で染みる、ベットのシーツ...
このシーツは
闇雲に泣いた私の気持ちを
表しているのかもしれない
——————
ずっと
泣き続けて、思った...あの子と雄太の関係が
知りたくなって....雄太が好きってよく分かって、
私は大きな一方を踏み出した
「———雄太...」
ぼそっと静かに呟いた
私は、
もう、泣いたから...
後悔してもいいって...捻くれちゃった
折れない心になったのかな?
でもね、
一つだけ分かるの
私は雄太の事が好きです———
たった、
2日間一緒に居ただけでも、
私は君が好きになったんだ
今度は折れない心が言ってくれるの
君の事が好き...
- Re: . .春色の恋. . ( No.34 )
- 日時: 2010/04/22 18:50
- 名前: ゆか ◆r6Isza50.E (ID: F.0tKRfu)
そらね〜
すごい!いい小説だね(何様だよ!)
- Re: . .春色の恋. . ( No.35 )
- 日時: 2010/04/22 19:43
- 名前: 流都 ◆CwIDAY6e/I (ID: PsjPnYL4)
うぁ〜、せ、切ない〜!
梨恵ー、時というものがあるだろー。
- Re: . .春色の恋. . ( No.36 )
- 日時: 2010/04/23 19:35
- 名前: そらね. ◆ZPJ6YbExoo (ID: XdEokog0)
- 参照: ∮...そらねをみかけたら、可愛がって\(^o^)/元黒瑚猫
〓>>ゆか%
ありまと〜(^ω^)
ゆかの方がうまいけどなぁ...
あとは、バカと生徒会...やってるよ〜
〓>>流都%
HAHAHA...
ネタ切れ.....
雄太と梨恵の関係どしよ
- Re: . .春色の恋. . ( No.37 )
- 日時: 2010/04/23 20:04
- 名前: そらね. ◆ZPJ6YbExoo (ID: XdEokog0)
- 参照: ∮...そらねをみかけたら、可愛がって\(^o^)/元黒瑚猫
#14...*∮゜
学校には行きたくなかった、
でも、
雄太には、会いたかった
ただ、一緒に居るだけ...“あの子”の事を
聞かなくてもいいの、一緒に居てくれれば...
そんな、不安と安心交じりの思いで、私はただ
学校を目指す
—————————
下駄箱のところまで来て、
横田、という場所を発見する
雄太はもう来ているのかな....
教室は、4階にあって、今は1階
時に、短く感じるこの階段は、
今日は...重く辛い空気のような物で、あふれていた
私は階段で
友達に会うたびに、おはようと挨拶する
この言葉には何の感情が込めてあるのだろう
そんな事を考えるうちに、
教室に着いていた
がらっ、
無言でドアを開けて、雄太の隣の席に...
私の席に向かう
私の席の隣には、どこかぼんやりと
考え事をしているような表情の雄太が居た
私は席について、思い鞄を下ろして、
「...おはよ」
とだけ静かに呟く、苦しい思いも乗せて
「...紀伊、あの...さ」
雄太はとても不安そうな声をもらす、
どうして?と私は聞きたかった
私は、あの子の事が気になるけど、
もっと気になるのは
“あの子をどう思ってるのか”なんだよ....
「どうしたの?」
それでも、意地を張るように私は答える
張らなきゃよかったと後悔するだけなのに————
「雪溝梨恵...っていうんだ、あいつの名前...」
「あいつ...?」
何故、いきなりその子の話で出るの?
ただ、挨拶しただけで、どうして?
「む..昔さ...あいつと俺———」
もごもごとしながら、雄太は必死に私に伝えようとする
「俺の本名は...」
言いかけた時———
バンッ!!!
「!?」
教室の黒板側のドアが、途轍もない、
大きな音を出す、
まるで力一杯引き離すように
「横田雄太君...知りませんかぁ?」
どこかで、聞いた事のある声....
たった、少ししか聞いた事が無くても、
私には、忘れられないような声
「梨恵!!?」
雄太が驚愕の顔をするなか、梨恵という女子は
あはっ!と言って、雄太に抱きついた
「雄太、追っかけて来ちゃった♪」
「...っ!お前...親父さんが許したのか!?」
「大丈夫!雄太...帰ってきてよ!私の元に....」
クラス中が、一気にざわめく...
転校生の雄太が、追っかけに会うなんて、
帰っていくって...元彼女?
など、様々な噂や声が聞こえる
「...雄太」
涙声になりそうになる私
ただ、私はそのやり取りを見守る事しか出来なかった
私の声に、はっとなる雄太...振り向き、
助けを呼ぶように見える表情だったが、
雄太は、向き返した
「もう...お前とは別れたろ!?」
“別れた”?
胸に何かが刺さる、
深く辛い痛み...一生取り出せない、
抜けないような矢が刺さるようだった
あの子は、雄太のこと...
私より、10倍も、100倍も...
ずっと知ってる
私より、雄太のこと好きなのかもしれない....
私の恋は、
もうすぐ、風が吹いただけ散ってしまうような
桜の花弁になったようでした
季節は春でも、
私の中では...冬のように冷たい氷の壁が
立ち塞がっている様だった
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