コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- ≠ 春色の恋. 完結!
- 日時: 2010/04/24 17:34
- 名前: ヾω)黒瑚猫..★!゜ (ID: 3iZuTr1t)
- 参照: ∮...好き、ただ一つの君と私の、共通の言葉だよね——...:*
春色の恋...
春色に輝いていた、
私の小さな恋———
桜のようなピンク色の頬で
私は君に告白したんだ
◆はろぅ^ω^∩
こんにちわ(^ω^)
黒瑚猫っていう、クソヤロウですww
今回は、短編予定で、
季節は春!なんで、
春色の恋 にしました(^ω^)
おしゃべり好きな中①の阿呆なので、
気軽に米ください!!!
無いと干乾びそう...(>_<)
だめだしは中傷しない程度でよろしくです^p^
◆
名前を変える可能性大です!
気をつけてください
◆%めにゅ〜^ω^∩
prologue...>>01
cast...>>02
実は
バカと生徒会の日常
もやってます!
- Re: . .春色の恋. . ( No.28 )
- 日時: 2010/04/19 16:57
- 名前: ヾω)黒瑚猫*∮゜ ◆ZPJ6YbExoo (ID: 7xKe7JJD)
- 参照: ∮...黒い猫をみかけたら、可愛がって\(^o^)/
#011...*∮゜
しばらく、坂道が続き、体力がもう無いというほどで、
雄太は、立ち止まった
「ここだよ」
そういうと、私は周りをきょろきょろとする
目の前には丘があるだけ...?
微かな記憶で探ると、
思い出す
この道...
この丘...
知ってる
「———丘..だけだよ」
何も無い丘...
小さく咲く花さえも見当たらない...
ただ、青々と草原のように広がる
草だけの寂しい丘
「...こっち」
「———ん」
言われるがままに、ついて行く
その先には
丘から落ちないように柵があるだけ———
「何も無いよ...?」
言っちゃいけないかもしれないけど、
口は動いてしまった
「...そうだよ」
ただ、静かに呟く雄太
「でも、何も無いからだけであって...
見えない訳じゃない」
有他派の言った言葉は、
少し私には難しかった
「どうゆうこと?」
と聞く私に、ついて来ればわかるよと彼はいった
私は雄太に、ついて行った
雄太は、柵の近くで止まると
「ほら...春だけの展望台」
そういうと、手を広げて、ぱたりと後ろに倒れこんだ
私は、意味が分からないまま、
草の上に倒れこむ雄太を見た時
「何してる......の?」
柵を越えた先には
私達の住む町があった———
電柱や、桜の木...人が世間話をしている所までもが
ここから見える
「展望台...」
そっと静かに呟く私の言葉を返してきたのは
草の上に倒れこんだままの、雄太だった
「春だけのね、夏とかじゃ違うよ?
春色って感じしない?
皆が幸せって...感じが」
春色...
桜の花びらが、散って町を、風に乗って泳ぐように
進む光景は、いかにも
春色...春にか味わえないものだった
「春色....」
その言葉は、
私の胸にふかくしみこんだ
「あ、それとさ...ここ、教えちゃいけないよ!
二人だけの秘密の場所!ってことで!」
雄太がにかっと笑い出す
私はそれを聞いて
胸が躍るようだった、
「もう誰かに見つけられてるかも、
しれないのに?」
そう私が聞くと
雄太は、ん〜と唸って、
「その時は、秘密じゃなくなるなぁ...」
って困った表情をしていた
その表情を見て、くすくすを笑い出す私を見て、
雄太は満足げに
微笑んだ
ね、雄太...
二人だけの秘密って...少し、
期待してもいいのかな———
——————————
米を恵んで(^ω^)
- Re: . .春色の恋. . ( No.29 )
- 日時: 2010/04/19 17:20
- 名前: はちゅね ◆DmSOOO8xs6 (ID: 46ePLi3X)
黒にゃん@来たよ^^
- Re: . .春色の恋. . ( No.30 )
- 日時: 2010/04/19 17:24
- 名前: ヾω)黒瑚猫*∮゜ ◆ZPJ6YbExoo (ID: 7xKe7JJD)
- 参照: ∮...黒い猫をみかけたら、可愛がって\(^o^)/
きゅ〜ぴっとぉぉぉ(^ω^)
はちゅね!
せんきゅ★!
- Re: . .春色の恋. . ( No.31 )
- 日時: 2010/04/19 17:35
- 名前: ヾω)黒瑚猫*∮゜ ◆ZPJ6YbExoo (ID: 7xKe7JJD)
- 参照: ∮...黒い猫をみかけたら、可愛がって\(^o^)/
#012...*∮゜
家の近くまで戻った時には、
もう4時過ぎだった
結構歩いたと思ったら、
30分以上だったんだなって、
家の近くの公園の、時計を見て分かった
行く時もここを通ったしね、
「あっ...ここ曲がったら、うちん家だから、」
家の近くまで送ってくれた雄太は、
ふーんと、言うと
「最後まで送ってくよ、紀伊の家、知りたいし」
好奇心おうせいだな、
なんて思ったけども、そんな所もあると知ったら
凄く嬉しくなる
次の瞬間、
私達に予想外の出来事が起きた———
「あっ...見えてきた、あの青い屋根の家が私の家で....」
言いかけた時、
「————雄太」
と、私ではない、女の子の声...
小さく震える、女の子の声、
振り返ると、私と同い年ほどの女の子が、
立っていた
誰———?と思った次の瞬間、
私は深く傷ついた
「———梨恵...」
....雄太?
隣にいる、雄太の声が、聞こえた
あの、女の子の名前を小さく呟く声が、
私には、
聞こえた————
女の子は、涙を流して、雄太に近づく
「やっぱり、雄太なんだ...雄太...!」
その言葉を聞いた時、
私は、雄太という人物が遠く感じた
嫌だ...
行かないでと、足掻いても...彼は遠くへ消えてしまうようだった
「梨恵、何でお前が...」
驚きを隠さない雄太を見ると、
知り合いだと分かる....
それも
とても親しい
〝仲〟
下の名前で呼び合えるなんて、
よほど親しいんだろうって、すぐわかる
私の
心の中で、キラキラと光っていた太陽は隠れて、
涙のように、雨雲から、雨が降り注いだ
「雄太!」
梨恵と呼ばれた女の子は、
嬉しそうに雄太を見つめている
「り、梨恵!....お..親父さんは...どうしたんだよ!」
雄太は焦り気味だった
でも、
雄太の気持ちや、感情は私には
一切届かなかった
ただ、
ここから去りたいって思いで、いっぱいだった
「お父さんは、許してくれたの....
再婚してね、新しい継母が...」
そんな二人の会話は、耳には届かなくても
心に響くようだった
これ以上、
私に見せ付けないでって、感じに
〝二人の仲〟は
私には程遠かった
「だから...何だよ」
雄太は下を向いて、
戻れないような過去を思い出すように言った
「もう一度、私と一緒にいて...?」
梨恵という少女は、
嬉しそうに寂しそうに、雄太に伝えた
私の心の中で、あの子の声がこだまする
〝一緒にいて〟?
一緒に...?
私だって、雄太と一緒に居たいのに
伝えたいのに....
〝好き〟って言いたいのに、
言えないのに....
貴方は、どうしてそうも軽く言えるの———?
「何...言ってんだよ」
雄太は、ただ...こぶしを握っていた
「私...もう、
帰るね」
口から出た、私の小さな呟き...
「紀伊?」
雄太は、はっとなり私のほうを見る
雄太はあの子との会話に、夢中だったの
雄太は、私を下の名前で呼んでくれてるのに
〝紀伊〟
って呼んでくれてるのに、あの子のと同じく
下の名前で呼んでくれてるのに
距離が、
違う
「私、もう...帰るね」
そう言って、走り出す
見られたくないから
私が、涙を流してるってことを
知られたくないから
「紀伊!」
雄太が私の名前を叫んでも、
私は見向きもせず
家のドアを開けて
家に入っていった
- Re: . .春色の恋. . ( No.32 )
- 日時: 2010/04/20 16:12
- 名前: ヾω)黒瑚猫*∮゜ ◆ZPJ6YbExoo (ID: TjNkg5uO)
- 参照: ∮...黒い猫をみかけたら、可愛がって\(^o^)/
うはーっ
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