コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 手を、繋ごう。
- 日時: 2010/11/30 22:11
- 名前: なまくら将汰 (ID: /gSTfiqf)
はじめまして!!"なまくら将汰"です(^o^)
初小説です。よろしくお願いします。
(途中でトリップ変更してます)
のぞいて下さってありがとうございます。
コメント・アドバイス(←特に!!)頂けたらうれしいです\(^o^)/
更新は不定期になるかもしれないですけど
のんびりお付き合い、お願いします(´ω`*)
-○○side-と特に表記されて無い場合は
ヒロインの香澄sideになっています!!
\登場人物紹介/ >>17
\お客様/
*みっきさん *PEACH FLOWERさん
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- Re: 手を、繋ごう。 ( No.55 )
- 日時: 2011/01/05 20:24
- 名前: なまくら将汰 ◆yKq/Ct0zKs (ID: /gSTfiqf)
[>No.24
「「・・・・・・・・・」」
学校に向かって歩き始めたけど、お互いに何もしゃべらなくて沈黙が続いた。
ためしに話しかけてみよっと・・・。
「あの・・・なんか昨日休んじゃってごめんなさ「そうだよ!!!」
え・・・・・・。
「なんで昨日休むんだよ!!せっかく新しくできたクレープ屋一緒に行って志村に初おごりしようと思ってたのに!」
「ええ??」
なんだってっ!!だったら行けばよかったよお・・・。
「そうなんですかあ・・・」
「志村いないのに秋野だけ誘うのも微妙だし、男子はクレープとか食わないだろ?多分」
あれ?
「まさか大田先輩って・・・甘党ですか?」
「うん」
うんって!そんなかわいい答え方しないでよ!!
「へえ・・・以外です。なんか」
「ばかにしてんの?」
「そんなことないですよ!!あたしも甘いもの好きだし!!」
そんな風にしゃべりながら歩いてたらもう学校についていた。
武道場に入ったら何かが思いっきり抱きついてきた。
「香澄いいっ!!!なんで昨日は連絡なしで休んだのよおおおおお!!」
「えっ?あれ・・・優実??」
「心配したじゃん!!」
「ごめん、ありがとね」
その後も大丈夫なの?とかめちゃくちゃ話しかけてくれる優実。
なんか、ちょっと幸せだな。
「香澄!」
「柚月先輩・・・昨日はごめんなさい・・・」
「ううん。それより体大丈夫?風邪ひいてたんでしょ?」
「え・・・それ誰から?」
柚月先輩は少し不思議そうな顔をしてから答えた。
「悠真だよ?なんか部活くる途中で調子悪そうだったから今日は休めって言って、オレもめんどくさくなったからサボったって」
「あ、そうでした!!頭グルグルしてて覚えてなかったんです」
「そう?今日も無理しちゃだめだよ」
「はい」
そしてあたしは悠真先輩を探したけど、剣道場には先輩の姿はなかった。
ちょっと勇気を振り絞って男子更衣室の前で叫んだ。
「悠真先輩いますかーっっ?」
無反応・・・?
「悠真せんぱ「んだよ、何回も呼ぶなよ」
言い終わる前に悠真先輩が出てきた。
なんか昨日のめちゃくちゃ優しい悠真先輩とちょっと違う・・・?
「あ、昨日のことなんですけど」
「・・・・・・ここだと聞かれる。外出る」
そう言って悠真先輩は武道場から出て行こうと出口に向かって歩き出した。
それをまたあたしは後ろから追いかけた。
- Re: 手を、繋ごう。 ( No.56 )
- 日時: 2011/01/07 20:20
- 名前: なまくら将汰 ◆yKq/Ct0zKs (ID: /gSTfiqf)
[>No.25
とりあえず武道場前に2人でなんとなく座る。
もうみんな武道場の中にいるから2人だけの空間ができた。
・・・なんか落ち着かないなあ。
「で、何?」
「あ・・・えと、柚月先輩に話合わせてくれてありがとうございました」
「そんなこと?」
「一応、です」
ふうん、とあまり興味のなさそうな返事をした悠真先輩。
やっぱり、ちょっと怖いけどキレイな顔だなあ・・・。
ふいに悠真先輩が立ち上がる。
「志村って律儀だな」
「へ?」
言われたことがよく分からなくて間抜けな声を出して悠真先輩を見上げた。
「いい奴だってほめてんだよっ」
「いて」
ゴチっと頭にげんこつが落ちた。
いたいとか言ったけど、優しいげんこつだったから別に痛くなかった。
「まあいいってことよ。オレが誘ったんだし」
「はは・・・ありがとうございます」
悠真先輩は先に武道場へ入っていった。
「ああいう人がお兄ちゃんだったら幸せだろうなあ・・・」
「なになに?志村ってああいうのタイプ?」
「え゛!?」
背後から声がして振り向けば大田先輩がニタニタしながら立っていた。
「ふうん・・・昨日悠真に助けてもらった?」
「あ、えっと・・・」
今の話聞かれてたのかな?
「いいよ。自分で言わなくても。昨日のことは全部修真から聞いたから」
「えぇ・・・ホントですか?」
ショックだ・・・よりによって大田先輩にばれるなんて。
「いいよな、悠真はさ」
「え、今なんて?」
小さい声でつぶやいた大田先輩の言葉は私には聞こえなかった。
「別に!!内緒にして欲しい?」
「そんなの・・・当たり前じゃないですか!!」
「じゃあさ・・・・・・」
大田先輩はあたしの顔にぐいっと自分の顔を近づけた。
ち、近すぎるよーっ!!!!
「今日、昨日いけなかったクレープ屋一緒に行こう?」
そんな至近距離&素敵な笑顔で言わないでよ・・・。
もう、倒れそうだよ。
あたしの心臓は破裂するんじゃないかってくらい大きな音をたてて鳴ってた。
でも断る理由なんて・・・・・・ないよね。
「いいですよ。もちろんおごりですよね?」
「わかってるよっ!!」
ニカッと笑って武道場に向かって歩き出した大田先輩。
あたしも大田先輩の後を追う。
大田先輩の後について歩けてる今が幸せ!!
多分、これからもっと幸せな時間がくるんだろうなあ・・・。
考えただけでニヤニヤしちゃうよ。
——でも
この後、あんなことになるなんて思ってもいなかった。
- Re: 手を、繋ごう。 ( No.57 )
- 日時: 2011/01/07 20:59
- 名前: PEACH FLOWER (ID: 2zVo1PMY)
大田先輩かわいい★
- Re: 手を、繋ごう。 ( No.58 )
- 日時: 2011/01/13 20:58
- 名前: なまくら将汰 ◆yKq/Ct0zKs (ID: /gSTfiqf)
>>PEACH FLOWERさん
スイーツ男子大好きなんですよ(^q^)←
[>No.25
とりあえず、今日の稽古も終わった。
いつも通り帰り支度をしていたら柚月先輩に声をかけられた。
「ねえ、今日あたしと優実一緒に買い物行くんだけど、香澄もいく?」
「そうそう!!今日はいつものショップでタイムセールがあるんだよ!!」
なぜ服なのにタイムセールなんだろう、という疑問は飲み込んであたしは優実の顔を見た。
「ごめんね。今日用事があるんだ。柚月先輩も、ごめんなさい」
「ええ?・・・用事って何?」
「内緒!!」
よかった。大田先輩との約束、2人にはバレてないみたい。
「しょうがないね・・・タイムセール始まっちゃうから先帰るけど、ごめんね」
「いいんですよ!!2人で楽しんできてください!」
2人は急がなくちゃ!と言いながら部室から出て行った。
あたしは心の準備ができてなくてなかなか部室から出られないまま、だらだらと身支度を整えていた。
「おうい!志村ぁっ!!」
「はいっ?!」
しまった!声が裏返った!!
「なんだよ、その変な返事!早く出てこいよ!行こうぜ!!」
「はい!今出ます!」
ガラリと部室の戸を開けるとやっぱり声の主は大田先輩で。
あたしは緊張と嬉しさで心の中がぐちゃぐちゃだったけど、大田先輩の後に続いてクレープ屋に向かった。
- Re: 手を、繋ごう。 ( No.59 )
- 日時: 2011/01/15 11:27
- 名前: みっき ◆DSdPpvcig2 (ID: hquqghd4)
あげです。
どうなるんだろ。この先・・・。
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