コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 未来探偵始めました。【題名変更しました】
- 日時: 2011/12/30 18:42
- 名前: ゆん ◆dRWN/0OSEs (ID: tkV8RM03)
こんにちは、ゆんです。
こりずに新しい小説です。
よんでやるぜ! な人、大歓迎です。
荒らしてやるぜ! な人はNO歓迎です。
暇なときに、ちょっと読んでやろう・・・ぐらいの感覚で読んでいただければ嬉しいです。
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- Re: 過去と未来 ( No.13 )
- 日時: 2011/01/29 17:39
- 名前: ゆん ◆dRWN/0OSEs (ID: NAPnyItZ)
こめありがとうですっ
続き頑張って更新するZE☆
- Re: 過去と未来 ( No.14 )
- 日時: 2011/01/29 18:20
- 名前: ゆん ◆dRWN/0OSEs (ID: NAPnyItZ)
「な・・・んだそれ」
「本当だよ、嘘なんかついてないんだから!」
じゃあ、なにか?こいつは本当に未来からやってきたのか?
「そうだってば」
「うわ、また読まれた」
でも、心が読めるなんて・・・・
しばらく考えて、俺は大きな疑問に突き当たった。
「おい、お前に聞きたいことがある。お前は、何のためにここに来たんだ?俺に、何か用があるのか?」
「・・・うん」
ララは、しばらくうつむいて黙っていたが、ゆっくりと口を開いた。
「私と一緒に、戦ってほしい」
・・・・・・・・・・・・・はい?
今なんと?
何なんだよ、戦う?
俺が?何と?なんで?
いつ?どこで?だれが?なんで?どうした?
・・・・・・。
「5w1Hィィィ!!!」
「はあ?あんた一体どうしたの?」
・・・ララの目が冷たい。バカにされているようだ。
「・・・説明、してくれよ」
「そうね・・・ごめん」
ララはうつむいた。
「未来では今、すごく大変な事件が起こってる」
「事件?」
「そ。でも、未来の人間たちはバカなの」
・・・・・え?
なんだって?
なに、未来の人間はバカって、言い切っちゃったよ、おい!
お前も未来の人間じゃねえかよ。
「・・・私だってそのバカの1人よ。悪かったわね、バカで」
「・・・・」
「未来はさ、全てを電脳機器に頼ってるの。だから、人間は考える事を止めてしまった。学校で習ったわ。昔、地球に住んでいた頃の人間たちはとても頭が良かったんだって」
なんか嬉しいぞ。
俺って、頭いいのかぁ・・・。
「だから、私に協力して!」
「は、話が見えないんだけど?」
「だから・・・・うーんと、要するに・・・」
「要するに?」
なんだ、なんか言いづらいことなのか?
い、嫌な予感がするんだが。
「未来で、探偵をやってほしい」
あーーーーーあ、嫌な予感的中だー。
探偵?この俺が?
まあ確かに、俺はさ?
頭いいけどさ・・・。
運動神経もいいんだけどさ・・・。
は、何?自分で言うなって?
・・・うん、俺痛いよね、今。すごい痛い台詞だったよね。
すんません、調子に乗りました。
見逃してね。
「俺なんかで、いいのか?」
「うん」
「うん、って・・・」
即答じゃねえか。
推理小説はよく読むし、サスペンスドラマとかも意外と好きだけどよ。
俺は名探偵じゃないからなあ。
「・・・ねえ、お願い」
「なんで、そんな・・・」
ララは、静かに話し出した。
「お母さんを助けられるのは、黒魔術を使った本人だけ。そのほかにも、方法はあるんだろうけど、分からない。お母さんをこの中に閉じ込めたヤツは、悪徳商法・・・っていうの?をやっててさ」
なんとなく、先が分かった。
だから、未来で探偵をやっていれば・・・
「だから、あんたが探偵をやってくれれば、そいつが見つかるんじゃないかって・・・。絶対、被害者の人たちは訴えてくる。その人たちと協力して・・・・ねぇ、いいでしょ?」
ララは、目から大粒の涙を零していた。
悔しかったんだな、本当はずっと悲しかったんだな、なきたかったんだよな。
なんか、微笑ましいな。
そのナミダを見た瞬間、俺は力になりたいと思った。
「わかった、やってやるよ」
- Re: 過去と未来 ( No.15 )
- 日時: 2011/01/29 22:01
- 名前: アガサ (ID: Tb7tY/V8)
こんにちは〜
また読みに来たよ
ってか主人公予想外のものを任されたな
- Re: 過去と未来 ( No.16 )
- 日時: 2011/02/05 15:28
- 名前: ゆん ◆dRWN/0OSEs (ID: NAPnyItZ)
コメありがとう!
「予想外で〜す」・・・だね。
頑張るよ!応援にもいくぞい!
- Re: 過去と未来 ( No.17 )
- 日時: 2011/02/05 16:21
- 名前: ゆん ◆dRWN/0OSEs (ID: NAPnyItZ)
「わかった、やってやるよ」
・・・とは言ったものの、どうすりゃいいんだ?
俺は一応学生だし、こっちでの暮らしもある。
未来に行ってそのまま暮らす、ってのは無理だ。
そもそも、どうやって未来に行くんだ?
「ああ、あんたに言っておかなきゃね」
「何を?」
ララは、ぽんと手を打つ仕草をした。
「未来に行く方法はちゃんとある。それから、未来に行ったからって、そのまま住めとは言わないわ」
「・・・そうか」
なんだ、そうなのか。
案外簡単そうだな。
「どうやって未来に行くんだ?」
「井戸に入って、時間を捻じ曲げるわ」
「ハ・・・ハイ?」
ララは、どうやら真剣に言っているようだ。
ふざけた発言だけどな。
「言ったでしょう。私は未来から井戸を通ってやってきたのよ」
「帰るときも、井戸から?」
「そういうこと」
うん、うん、と頷いた後、ララは感心したように呟く。
「理解が早くて助かるわ。やっぱりこの時代の人は優秀なのね」
「あ、もう一つ質問があるんだけど」
「何?」
俺は、一拍置いてから疑問を素直に口にした。
「時間を捻じ曲げるって言うのは、どういうことだ?」
そう、さっきララは、あまりにもあっさりと『時間を捻じ曲げる』といった。
俺はその意味がいまいち理解できていない。
「そのまんまよ。未来に行くために、『時間』を歪ませるの。その歪みが出来たところに入り込めば、未来に行くわ」
「行きたい時代にか?」
「ええ」
すげえ、未来人ハンパねえ!
タイムマシンはもうすぐできるな、きっと。うん。
1人で納得していると、ララから冷たい視線。
「・・・すごいな」
無理やり話を戻そうと俺は頑張った。
「でも、未来の全ての人間が通れるわけではないのよ」
俺の努力は報われたようだ。
ララは、あえてさっきの冷たい視線のことには触れなかった。
いいやつだな、お前・・・!
1人で感動して、俺ってバカみたいだ。
「ほんと、バカみたい」
「また…!くっそ、それやめろよな。変なこと考えられないし」
「ふん、ざまあみろ」
こ、こんにゃろぉぉ!
「あんたさあ、さっきから1人で納得したり感動したり、心を読めない人がみたら気持ち悪いと思うよ。私もちょっと引いた」
・・・・・ストレート。ストライクど真ん中。
・・・・バッターアウト。
「もうちょっとオブラートに包んで物を言ってください。俺は傷つきます」
「あー、分かったわ。横でめそめそされてもうっとおしいしね」
うっとおしいってなんだ、このやろー!
くっそ、何かコイツ、だんだんキャラ変わってきてるぞ?なんだ、なんだってんだ。
俺の事を散々バカにしやがってぇぇ!
悔しい、っていうよりこんな子供にバカにされるのが屈辱だ。悲しくなってくる。
「じゃああんた、ちょっと自己紹介しなさい。今すぐ、ここで」
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