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- king's royal palace(魔闘偏)
- 日時: 2012/06/30 23:52
- 名前: ☆王様☆ (ID: YoZ5ZryJ)
今日から此処を使わせてもらう「王様」です!
まだまだ未熟ですがどうぞ見てってください!
_,,....,,_ _人人人人人人人人人人人人人人人_
-''":::::::::::::`''> ゆっくりしていってね!!! <
ヽ:::::::::::::::::::::‾^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^‾
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_,.!イ_ _,.ヘーァ'二ハ二ヽ、へ,_7 'r ´ ヽ、ン、
::::::rー''7コ-‐'"´ ; ', `ヽ/`7 ,'==─- -─==', i
r-'ァ'"´/ /! ハ ハ ! iヾ_ノ i イ iゝ、イ人レ/_ルヽイ i |
!イ´ ,' | /__,.!/ V 、!__ハ ,' ,ゝ レリイi (ヒ_] ヒ_ン ).| .|、i .||
`! !/レi' (ヒ_] ヒ_ン レ'i ノ !Y!"" ,___, "" 「 !ノ i |
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( ,ハ ヽ _ン 人! | ||ヽ、 ,イ| ||イ| /
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「僕とユウ君のおかしな話」
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【>>24 >>25 >>26 >>28 >>30(最終回)】
『>>31反省と次作』
「魔闘専」
>>35
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- Re: palace of king ( No.13 )
- 日時: 2012/06/22 16:40
- 名前: ☆王様☆ (ID: SDyLiy9K)
前>>12
急に摩訶不思議な事が起きたのに気味悪がるどころか、落ち着いているのは
自分でも変だと思う。
僕はゾッとした。なんだかものすごくいい匂いがするからだ。
いい匂いがするという事は人がいるという事。だから僕はゾッとするのだ。
「もしかしたら前追いかけてきた妖怪がいるかもしれないのか・・・」
そう俺が云った言葉も風の中に消えてった。
ずっと進んでいれば食べ物が見つかる筈だから風の心地よさを感じながら前に進んだ。
かなりでかい城が見えてきた、其れは近づく度に大きさを増し、
20m近くぐらいに近づくときにはもはや国会議事堂よりも大きい。
昔、徳川家康が建城した江戸城ってものを見に行ったけど、
其れよりは遥かに大きい。
次>>14
- Re: palace of king ( No.14 )
- 日時: 2012/06/22 16:42
- 名前: ☆王様☆ (ID: SDyLiy9K)
前>>13
どうやら此のバカでかい城からいい匂いがしているようだ。
何で誰もいない?静か過ぎて怖い。
僕は丘から城の動きを探っていこうと思う。
其の時だった。城の大門が突如開いたのは。
「!?」
何なんだ—。何千何万の大軍が出てきた。初めて見た。
でも何故か馬もやせ細ってるし、鎧の上から着る服もボロい。
大門から大群が出るのが途切れると僕はおもいっきり大門に向かってダッシュした。
ギリギリ城門を通り抜ける事ができた。でも其れは一時的な自己満足しか
生み出さない事を一瞬で知った。
其処には僕を待ち構えていたのか、僕を囲んで兵がいた。
僕は驚いた。だって、其処にいたのは、紛れもない
「ユウ君」だったのだから。
次>>15
- Re: king's royal palace ( No.15 )
- 日時: 2012/06/22 16:43
- 名前: ☆王様☆ (ID: SDyLiy9K)
前>>14
ユウ君は総大将らしい位置で僕を睨みつけていた。其の眼光は嫌に禍々しかった。
もはやその目にはユウ君の面影すらも見出せない。
「ユウ君・・・・?」
僕は震えた口調で云った。嘸かし聞き取りづらかっただろう。
「ユウ君とは誰だ。」
其のユウ君の口調は寂しい程冷酷だった。
僕は泣きそうになった。幼馴染みのユウ君が僕を忘れてしまっているのだから。
「ユウ君とは・・僕の生涯の友です。」
僕はユウ君が記憶を取り戻してくれていると信じているからこそ云える。
「ソイツは此の中にいるのか?」
「はい、います」
「誰だ」
「貴方です。ユウ君は。」
ざわっ・・!! 周りがざわつきはじめた。
「無礼者!!己は貴様等知らぬぞ!!」
「即刻※1揚り屋入りを命じる!!」
※1:牢屋の事。「あがりや」と読む
次>>16
- Re: king's royal palace ( No.16 )
- 日時: 2012/06/22 16:44
- 名前: ☆王様☆ (ID: SDyLiy9K)
前>>15
僕は揚り屋で落ち着いて考えた。
「ユウ君を頼るしか方法はない—」「其の為にはどうすればいい—」
小一時間本気で考えた。食事が出ていたのも知らなかった程だ。
僕は歴史が得意だからわかる。馬に乗って鎧を着る戦闘スタイルから、
此の時代の牢屋は、「抜き差し長板」だと思う。多分な。
牢屋の性質をよく知るものならよくわかる筈だ。簡単に外れるタイプだ。
其れから5分後には、牢屋を抜け出していた。
急いで階段を駆け上がり、ユウ君がいるところを目指して進んだ。
ユウ君と共に帰りたいが為にだ。ずっと牢屋の中に居たらいつ殺されるかわからない。
城の上にいると僕は踏んだ。
何という事だ。此の時代には絶対無い筈の「エレベーター」がある。
まぁ此処が地球じゃないなら日本でもない。日本とは発明される順番が違うなら無理もない。
エレベーターに乗って数分たっただろう。僕は城の一番上に着いた。
次>>17
- Re: king's royal palace ( No.17 )
- 日時: 2012/06/22 18:45
- 名前: ☆王様☆ ◆wwww/7ZoNc (ID: SDyLiy9K)
前>>16
盛大な絵画、目映い程の宝石。神社の中と似ている。
僕は百mぐらいある長い長い廊下をゆっくりゆっくり歩いてゆく。
ずっと歩いてゆくと、インターホンらしき物に出くわした。
震えた手でインターホンを押した。「ブー」とインターホンは喋った。
「入れ。」と力強い声が聞こえてきた。
一瞬入るのを拒んだ。また、あの冷酷な姿を見たくないからだ。
「どうした?入らないのか?」
と急かす様に云ってきた。
でも何か入りたくない。記憶が無くなった幼馴染みなんかもう二度も見たくないからだ。
そう、ずっと入らないでいるとドアが開いた。
ユウ君がこっちを向いてる。
何故か、あの時の鋭い眼光は消え去っていた。
ユウ君から聞こえてきたのはあまりにも意外な言葉だった。
「中に入れ。奴らに聞かれてはまずい。」
次>>18
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