コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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幼馴染はイケメン「だった」、佐藤くん。
日時: 2013/01/22 10:29
名前: みいちゃ ◆wojvEOcPQo (ID: uB4no500)


文章能力低い。
恋愛経験なし。
中学生なので知識不足。
たくさんの小説を読んでいるため、
似てしまう箇所があるかもしれません。

以上、注意事項です。
それでも読んでくださる方は、
お願いします(*´`*)♪




中学時代はモテモテだった奏都かなと
しかし、今は…?

「あっ、地味サトーだ。」

地味サトーというあだ名がつくくらい地味になっていた!



恋愛小説です☆
感想、誤字脱字報告待っています♪
荒らしはほどほどにw
作者、硝子の心なので更新停止するかもです。

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2-1 地味サトーと学級委員 ( No.10 )
日時: 2013/01/05 16:41
名前: みいちゃ ◆wojvEOcPQo (ID: H0Hrr1vz)





さっきまでざわついていた教室が一気にしーんとする。
もちろん学級委員なんてやる人は誰もいなく、
奏都を見ると、相変わらずの真顔。
前まではそういうの、やってたくせにー…。


「いない、みたいだが。じゃあ推薦を取ろう。誰がいいか発表してくれ。」


うっわー、大嫌いなんだよ!こういうの!
自分の名前が挙がったら、絶対やんなきゃいけない感じだし!
…、まあ私の名前が出される訳ないけど。


「はーい!」


誰かが突然手を上げた。
確か、野村隆のむらたかしくん。
奏都の中学のときの性格と似ているから覚えていた。


「俺、じ…、じゃなくて、佐藤がいいと思います!」


ざわつく教室、いま絶対『地味』つけようとしてたでしょ。
てか、奏都?!
急いで奏都を見ると、嫌そうな顔…。

2-2 地味サトーと学級委員 ( No.11 )
日時: 2013/01/05 16:49
名前: みいちゃ ◆wojvEOcPQo (ID: H0Hrr1vz)





くすくす笑うクラスメイト。
あんなんが学級委員長?!
やばくない?
でも地味だし向いてるんじゃね?
そんな言葉がいろんなところから聞こえる。
前までの奏都だったら、絶対言い返してた。
でも、いまの奏都は嫌そうな顔をしてずーっと黙っている。
…、奏都!
私は周りの人に言い返せない自分に腹が立った。


「どうだ?佐藤?」


先生が問いかける。
奏都は優しいもん、断れる訳ないじゃん…。
せっかく控えめな高校生活にしようとしてた奏都。
…、私は決めた。


「あのっ、せんせ「やります。」


私が口を開いた後、奏都は気弱そうに答えた。

2-3 地味サトーと学級委員 ( No.12 )
日時: 2013/01/05 17:02
名前: みいちゃ ◆wojvEOcPQo (ID: H0Hrr1vz)





「おお、佐藤やってくれるか。」


長田はにっこり微笑んだ。
い、いいのかな…?
奏都を見ると、やっぱり不機嫌そう。
そうりゃ人気者になりたくないって言ってたのにクラスのリーダーになったらそりゃ。


「そういえば島崎、さっき何か言ったよな?」


くるっと私のほうを向く長田。
き、聞かれていたとは。
どうしよう、何かこれってやらなきゃいけないって感じですか?
周りの視線が熱い。
学級委員なんて、やりたくないもんね。


「…、副、やります。」


だってそうとしか言えないし。
消え入りそうな声で呟いたのに、ちゃんとに長田には聞こえていた。


「笠原中コンビの委員長か、おもしろそうだな♪よろしく頼むぞ!」


にこにこする長田。
笠原中ってのは前いた中学ね。
あ!いまさら気づいたけれど、奏都と同じ?
学級委員長をできるってこと!?
中学のときは他の子に取られてできなかったけど、
奏都は地味になっちゃったからもう人気ないし。
またLUCKY!
でも。

2-4 地味サトーと学級委員 ( No.13 )
日時: 2013/01/05 17:05
名前: みいちゃ ◆wojvEOcPQo (ID: H0Hrr1vz)







みんなと明るく笑っている、
奏都のほうが、いいな。


そのとき一瞬、奏都が小さく微笑んだことに、
私は気づいていなかった。

3-1 地味サトーと部活 ( No.14 )
日時: 2013/01/05 17:26
名前: みいちゃ ◆wojvEOcPQo (ID: H0Hrr1vz)





「桜実、副やるって本当なの?」


昼食の時間、最初に出た話題はこれだ。
私は口の中にあったハンバーグを詰まらせそうになった。


「やるってば。」


「へー…。」


疑っているのか、私をまじまじと見つめる愛香。
そして、


「そういえば、今日から部活動見学だね。」


「あっ!そうだ!」


部活動、まあ私は勉強が精一杯だから入らないけれど…。


「うちは入らないけど、桜実は?」


「私も入らないよ。」


良かった、愛香も入らないのか…。
中学のときのように部活動は強制ではないから嬉しい。


「そういえば地味サトーは何部に入るのかな?」


!そうだ、何部に入るんだろう?
部活、入らないのかな?
ピッチャー上手かったらしいし、やめちゃったらもったいないよ…。


「さ、さあ?」


「佐藤くん、何部だったの?」


…何だろう?


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