コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 幼馴染はイケメン「だった」、佐藤くん。
- 日時: 2013/01/22 10:29
- 名前: みいちゃ ◆wojvEOcPQo (ID: uB4no500)
文章能力低い。
恋愛経験なし。
中学生なので知識不足。
たくさんの小説を読んでいるため、
似てしまう箇所があるかもしれません。
以上、注意事項です。
それでも読んでくださる方は、
お願いします(*´`*)♪
中学時代はモテモテだった奏都。
しかし、今は…?
「あっ、地味サトーだ。」
地味サトーというあだ名がつくくらい地味になっていた!
恋愛小説です☆
感想、誤字脱字報告待っています♪
荒らしはほどほどにw
作者、硝子の心なので更新停止するかもです。
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- 4-2 マネージャーと中村先輩 ( No.35 )
- 日時: 2013/01/21 15:35
- 名前: みいちゃ ◆wojvEOcPQo (ID: uB4no500)
「わっ、私だってやるときはやるんだから!」
ぼっと熱くなった顔をごまかすように奏都を睨みつける。
不意打ちだってば!
「へー…。」
そう言って笑顔になる奏都。
だけど、どこか悲しそうだった。
何でそんな顔してるの?
そう言おうとしたとき。
キーンコーンカーンコーン
部活動終了を告げるチャイムが鳴り響いた。
周りにいた見学者はグラウンドに礼をして出て行った。
いつの間にかスタンドにいた女子もいなくなっていた。
「さ、桜実。帰ろうか?」
「うん。」
部員たちは片付けを終えると部室へ入っていった。
私と奏都はグラウンドに礼をして出て行こうとした。
「ちょっと、待って!」
- 4-3 マネージャーと中村先輩 ( No.36 )
- 日時: 2013/01/21 15:43
- 名前: みいちゃ ◆wojvEOcPQo (ID: uB4no500)
「あ…。」
そこにいたのはあの女子たちに人気のある中村先輩。
少し離れた距離でも、やっぱり見惚れてしまう…。
すると、いきなり後ろから奏都に突かれた。
顔を見ると何事もなかったかのように中村先輩を見ている。
でも、また不機嫌な様子…。
「あのさっ、良かったらそこの2人一緒に帰らない?!」
えっ、いきなり?!
すると奏都は…。
「良いですよ、中村先輩。大歓迎です。校門で待ってます。」
棒読み感満載な言葉を並べ、私の左手を掴みグラウンドを出て行った。
それも、見せ付けるかのように…。
(何かムカつく、彼奴。)
- 4−4 マネージャーと中村先輩 ( No.37 )
- 日時: 2013/01/22 10:46
- 名前: みいちゃ ◆wojvEOcPQo (ID: uB4no500)
「奏都?」
校門前で中村先輩を待つ私と奏都。
以前と変わらず不機嫌な奏都。
「何?」
冷たい態度をとり、また視線を逸らす。
それは私にとってものすごく痛い。
絶えられず、私は口を開いた。
「何か…、怒って「お待たせ!」
明るい声にかき消され、振り向くとそこには爽やか笑顔の中村先輩がいた。
いきなり奏都は手を繋ぐ。
急のことにびっくりして肩を震わせてしまった。
すると、中村先輩は一瞬だけ顔を歪ませた。
(悪いけど、桜実は俺のもの。)
- 4-5 マネージャーと中村先輩 ( No.38 )
- 日時: 2013/01/22 11:13
- 名前: みいちゃ ◆wojvEOcPQo (ID: uB4no500)
〜京佑Side〜
「お疲れ様です、中村先輩。」
「おっ、お疲れ様です!」
「ありがとう。」
棒読み満載な言葉を言う地味な男の隣りでぺこっと顔を下げる女の子。
小さくて、かわいい。
でも、コイツはムカつく。
さっきから俺のことを睨みつけてくる。
それを知らずにふわふわしてる女の子。
確か、名前は…。
「先輩、電車が迫ってるんです。早く行きましょう。さ、桜実。」
ぎっと俺を睨みつけた眼差しは、優しいものになり女の子に降り注ぐ。
きっと、それを言葉にすると"愛情”。
「あっ、うん。」
桜実ちゃん。
島崎桜実ちゃんだ。
マネージャー希望らしい。
ほとんどのマネージャーは仕事をせずにスタンドできゃーきゃー歓声をあげている。
いや、ほとんどじゃない。
全員、だ。
だから、今年からマネージャー希望を廃止(勝手に決めた)したんだけど。
俺も初め見たとき、気になってはいたんだ。
何でここにいるんだろうって。
でも、追い出せなかった。
だって、それは…。
「ねえ、2人は俺んとこの部活、来てくれる?」
きっと、桜実ちゃんに一目惚れしてしまったからだ。
- 4-6 マネージャーと中村先輩 ( No.39 )
- 日時: 2013/01/22 16:55
- 名前: みいちゃ ◆wojvEOcPQo (ID: uB4no500)
「はっ、はい!」
「もちろんです、野球大好きなんです。」
少し慌てたように言う桜実ちゃんと、
棒読み感満載な地味男、コイツ本当に地味だな。
黒いぺったんこな髪の毛、きちんと着こなされた制服。
名前、何だっけ…?
「ええと、2人。名前教えてくれてもらっていいかな?」
にこりと微笑むと、顔が赤くなる桜実ちゃん。
おいおい、これは隙がありすぎじゃないか?
思わず笑みがこぼれる。
それとは対照的にまた睨みつける地味男。
地味男、所詮お前は地味だからこの子は落とせないだろ…。
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