コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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幼馴染はイケメン「だった」、佐藤くん。
日時: 2013/01/22 10:29
名前: みいちゃ ◆wojvEOcPQo (ID: uB4no500)


文章能力低い。
恋愛経験なし。
中学生なので知識不足。
たくさんの小説を読んでいるため、
似てしまう箇所があるかもしれません。

以上、注意事項です。
それでも読んでくださる方は、
お願いします(*´`*)♪




中学時代はモテモテだった奏都かなと
しかし、今は…?

「あっ、地味サトーだ。」

地味サトーというあだ名がつくくらい地味になっていた!



恋愛小説です☆
感想、誤字脱字報告待っています♪
荒らしはほどほどにw
作者、硝子の心なので更新停止するかもです。

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1-4 地味サトー ( No.5 )
日時: 2013/01/04 21:19
名前: みいちゃ ◆wojvEOcPQo (ID: H0Hrr1vz)






志望校に合格!
私は嬉しさのあまりひとりで泣いていた…。
周りには見知らぬ人ばかりで、
喜びを共感することができずにいた。


「ち、ち、桜実!」


何で?
大好きな人の、声。
振り向くと、そこには奏都がいた。
突然の登場に息をのむ。


「かっ、奏都!ここ受けたの?」


まさか、奏都がここ受けるなんて!
運命と言いたいくらい。


「まーな、こっちのほうが良い学校じゃん?お前、受かったの?」


「受かったよ、奏都は?」


「俺は受かりましたー。」


「えへへっ、良かったね。」


ホント良かった。
私、ここに来て良かった。
また大好きな奏都と一緒に学校生活ができる。
でも、奏都はモテる。
ここで彼女を作られたら…。
だって、さっきからすごい視線を感じる!
男女見てるし!私、ブスとか言われてるんじゃ…。


「まー、帰ろうぜ?」


「うっ、うん。」


するとそのとき、


「すみません、あのアドレス交換してください!」


奏都に駆け寄るひとりの女の子。
うっわー、かわいい。
顔を真っ赤に染めちゃって、奏都に惚れたのかな…?
ずきんと響く胸の痛み。


「ごめんね?知らない人にアド教えるのはちょっと…。入学してからでいい?」


「はいっ!お名前は…?」


「秘密だよ、行こう?桜実。」


…上手く交わしたな。
まあ奏都はイケメンだからすぐ見つかるだろうよ…。
何か、ショック…。


「ねー、奏都。早速モテちゃってますね。」


「あー、うん。」


すると急に奏都は立ち止まる。
何かを決心したのか、拳をきゅうっと握り締める。


「俺、人気者やめるから。」


そうぶっきらぼうに言い捨てると、
私の手をとり駅に向かい歩き始めた。
突然のことにパニック。
手を繋がれるなんて、もう何年ぶり…?
とくんとくんと脈打つ心臓。
今日は心臓が忙しいな。

初コメント♪ ( No.6 )
日時: 2013/01/04 21:22
名前: みいちゃ ◆wojvEOcPQo (ID: H0Hrr1vz)




恋叶さん
遊びに来てくれましたか!w
ありがとうございます!
これからもがんばりますので、よろしくお願いします(^ω^)

告白回数18回、私も奏都くんが羨ましいです♪

1-5 地味サトー ( No.7 )
日時: 2013/01/04 21:33
名前: みいちゃ ◆wojvEOcPQo (ID: H0Hrr1vz)






しかし、人気者やめる…?
そのときの私には意味がわからなかった。
とりあえず、卒業式は普通に人気者。
春休みはメールとかしてたけど別に普通。
しかし、入学式の朝。
私は最寄の駅で奏都を待つ。
一緒に行くことに決めたのだ。
真新しい制服、中学のときとは違い全然かわいい♪
確か、男子の制服もかっこよかったから、
イケメンな奏都が来たら…、やあばいっ!


「おはよー、桜実。」


大好きな声、奏都だ!
私は制服姿の奏都を見たくてすぐ後ろを振り向いた。


「…、か、なと?」


私はびっくりして倒れそうになった。
かっこよすぎて?
うん、そうだと良かったな。


「言ったじゃん。人気者はやめるって。」


目の前には卒業式の姿と仰変した奏都の姿があった。

1-6 地味サトー ( No.8 )
日時: 2013/01/04 21:48
名前: みいちゃ ◆wojvEOcPQo (ID: H0Hrr1vz)



「ど、ど、どーしたの、それ…。」


「高校は控えめでいいかなってさー。」


はははーっと笑う奏都。
地味すぎる。
やばいほど地味すぎる。
恐らく、このまま学校に行けば、
絶対勉強しかできませんよ、みたいな人に思われてしまう!


「いいの?!奏都!」


「いーのいーの、もう疲れた。女子はイケメンにしか興味ないからさ。」


「それ、軽く自分がイケメンって言い方してません?」


「あは、バレたか?さすが桜実。」


こんなおもしろいところは変わっていなくて。
ある意味私にもチャンス到来?
モテないってことはライバル、いないってこと…?


「えへへ、バレバレ。ほら、電車来たから乗ろう?」


「おう。」


私は足早に電車に乗り込む。
…。


「俺は他の女には興味ないんだよ、桜実。」


電車に乗り込む前に奏都がそう呟いたことを、私には聞こえていなかった。

1-6 地味サトー ( No.9 )
日時: 2013/01/05 16:33
名前: みいちゃ ◆wojvEOcPQo (ID: H0Hrr1vz)






これは私と奏都だけが知っていること。
さすがにあんなに地味になれば、
奏都に近寄る女子は全くと言っていいほどいなかった。
たまに奏都に面白半分に話しかける女子もいたけれど、
彼は冷たい態度を取る。
彼の周りに近づく者は私と先生ぐらいしかいなかった。
何でそこまでして地味になっているのかな?
人気者やめたい…、って本当なのかな?
友達は、欲しくないのかな?
考えていても仕方ないか。
奏都が決めたことだしね。
中学のときに比べてライバルもいないし、チャンスだし!
ある意味いいかもね!


「えー、いまから学級委員を決めようと思うんだが、立候補者はいないか?」


そんな声ではっとする。
あれ?!目の前にはもう既に愛香の姿は無くて、
教卓前でしかめっ面をする担任長田がいた。
学級委員?あ、いつのまにか1時間目だし…。
私は昔の思い出に浸っていたようだった。


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