コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 響恋〜narukoi〜【完結】
- 日時: 2013/11/01 11:23
- 名前: ミム (ID: MbtYH2rf)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=32149
宣伝:私が過去に書いた「禁断果実〜兄妹恋愛〜」よかったら見て下さい^^完結しているので…(参照に貼ってます)
目次
登場人物>>1
1話>>2>>5
2話>>6
3話>>7
4話>>10>>17
5話>>18
6話>>21>>22
7話>>23>>26
8話>>30
9話>>33
10話>>36
11話>>37>>41
12話>>47>>53>>54
13話>>61
14話快人サイド>>66>>73
15話>>74>>75
16話>>76>>77
17話>>78>>79
18話>>80
19話陸サイド>>81
20話>>84
21話>>85【完】
後書き>>86
お客様(※コメントをくださった方)
珠紀様
maki様
華世様
緋兔の血様
朔良様
あるゴマ様
萌花様
あるま様
鏡歌様
音様
苺萌瑠様
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- Re: 響恋〜narukoi〜【参照100突破!感謝^^】 ( No.21 )
- 日時: 2013/04/19 19:45
- 名前: ミム (ID: r1bonIQR)
6話
その日は最悪な日だった。
こんな日はもう二度と味わいたくない。
そう心から思ったんだ。
———放課後
あれ?
靴がない…
私は必死に探した。
だけどどこにもなかった。
後ろではなぜかユキと周りの女子たちが笑っていた。
もしかして————
そう思い学校のゴミ置き場に行ってみた。
「あった…」
そこには真っ白だった私の靴が泥まみれになり哀れな姿でゴミと一緒に紛れ込んでいた。
どうして…ユキ…
ユキはこんなことする子だったの?
私『友達』という存在が怖かったけどユキの事は好きだったのに…
———ガサッ
そこにはユキと女子仲間がいた。
手が震えてる…?
どうして震えるの?
こんなの慣れっこなのに…
そう。
いつもそうだった。
昔からいじめられるのが私の役目だった。
別に相手が嫌がるようなことは何もしていない。
だけどその役目に回られた。
「ユキ、どうしてこんな————「うるさいっ!」
「!」
「どうしていつもあんたなのよ!私は注目されるあんたが嫌いだった。だからそんな気づかれるようにあんたのそばにいてを利用した。」
注目…?
私が…?
何を言っているのかわからないよ。
「意味がわから———「そういうとこもうざったいのよ!何それ?作ってんの?ちょっとかわいいからって甘ったれんな!!」
———ガシャ
「ッ————!」
その瞬間私は蹴られゴミ置き場に閉じ込められた。
臭い。
そして暗い。
もう希望は見えないと思った。
- Re: 響恋〜narukoi〜【参照100突破!感謝^^】 ( No.22 )
- 日時: 2013/04/20 23:28
- 名前: ミム (ID: r1bonIQR)
暗い…
寒い…
怖い…
この思いをひたすら繰り返していた。
今は何時だろう。
ほんの少しの隙間からはもう光さえ見えない。
音も静かに止んでいた。
もう夜かな…
お母さん心配してるだろうなぁ。
ダレカタスケテ————
———ギィーーーーー
ゴミ置き場のドアが開いた。
誰…?
真っ暗で見えない。
———ギュウ
その瞬間私は抱きしめられた。
私は泣いてしまった。
怖かったの…
「ッっ…こわかっ…ったよっ…」
そういうと私を抱きしめる手が強まる。
この人誰なんだろう…
とっても優しい人なんだろうなぁ。
門の前の道路を通る車の光が私達を照らした。
「ッ——————!」
そこには小林がいた。
「ど…してっ…?」
小林は目をそらし去ろうとする。
「ちょっと、待って!」
「………」
「その…ありがとっ…ッ」
「ん。だけど勘違いするな。友達として当たり前のことをしただけだ。」
友達…
もしかして友達になってもいいって事…?
———ポロポロ
「お前何泣いてんだよ。」
「泣いてないよ!」
そう言って服で目を拭った。
「もう帰るぞ。」
「うんっ!」
私達は真っ暗の中帰った。
6話 完
- Re: 響恋〜narukoi〜【6話更新しましたっ!】 ( No.23 )
- 日時: 2013/04/23 19:31
- 名前: ミム (ID: r1bonIQR)
7話
———ジリリリリリリ!
「もぅ、うるさいなぁ」
私はうるさく鳴り響く目覚まし時計を止めた。
もう朝かぁ…
今日もまた嫌な一日が始まる。
———学校
「はよ。」
「!」
そこには小林がいた。
「何でびっくりしてんの?」
「いや、意外に普通だから、さ」
び、びっくりしたー
コイツって以外にも普通なんだな。
そう思ってしまった。
でもなぜか安心する。
小林といる時だけ本当の自分になれるというか…
きっと私の本性を知ってるからだろうなぁ。
なんて思ったりもした。
机に向かうと————
『死ね』『うざい』『学校来るな!』
そんなことが机に書かれていた。
「ッ—————!」
ひどいよ…。
いくら私でも傷ついた。
ゴミ置き場に閉じ込められたり悪口を言われたり変なうわさを流されたり———
「もぅやだ。」
誰にも聞こえないようにつぶやくと私はいつの間にか屋上に向かって走っていた。
「はぁはぁはぁはぁ—————」
どうしてこんな目にあわないといけないのだろう。
何も悪いことはしていないのに…
「っ…っく…っっヒク」
声を出していつの間にか泣いていた。
———ガチャ
屋上のドアが開く音が響いた。
きっとユキたちが追いかけてきたんだ。
怖い…
どうすればいいの…?
「陽菜ーーーー!!」
この声は…?
私の名前を呼ぶ声は幼馴染の快人だった。
- Re: 響恋〜narukoi〜 ( No.24 )
- 日時: 2013/04/24 18:57
- 名前: 朔良 (ID: 2IhC5/Vi)
お久しぶりですっ!
おお……この更新のはやさ見習わなきゃですね(@_@;)
切ない感じですか!
本当にそんな感じがしますね……。
続きも気になります(>_<)
応援してます!
- Re: 響恋〜narukoi〜 ( No.25 )
- 日時: 2013/04/25 16:46
- 名前: ミム (ID: r1bonIQR)
お久しぶりですっ></
私なんか更新が早くても面白くなきゃ意味ないですよ(泣)
毎度ありがとうございます^^
嬉しいですっ。
更新頑張ります!
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