コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 響恋〜narukoi〜【完結】
- 日時: 2013/11/01 11:23
- 名前: ミム (ID: MbtYH2rf)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=32149
宣伝:私が過去に書いた「禁断果実〜兄妹恋愛〜」よかったら見て下さい^^完結しているので…(参照に貼ってます)
目次
登場人物>>1
1話>>2>>5
2話>>6
3話>>7
4話>>10>>17
5話>>18
6話>>21>>22
7話>>23>>26
8話>>30
9話>>33
10話>>36
11話>>37>>41
12話>>47>>53>>54
13話>>61
14話快人サイド>>66>>73
15話>>74>>75
16話>>76>>77
17話>>78>>79
18話>>80
19話陸サイド>>81
20話>>84
21話>>85【完】
後書き>>86
お客様(※コメントをくださった方)
珠紀様
maki様
華世様
緋兔の血様
朔良様
あるゴマ様
萌花様
あるま様
鏡歌様
音様
苺萌瑠様
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- Re: 響恋〜narukoi〜 ( No.81 )
- 日時: 2013/05/26 21:23
- 名前: ミム (ID: r1bonIQR)
19話 陸サイド
お前を見ると胸が苦しくなってくるんだ…
この気持ちをお前に伝えると壊れてしまいそうで————
俺は陽菜を意識するようになってから遠ざけるようになった。
今までこんな気持ちになったことがなかった。
急に鼓動が速くなったりある人の顔を見ることで体が熱くなったり———
分かってたんだ。
この気持ちは『恋』だって…
だけど怖かった。
陽菜との関係が壊れるのが。
陽菜は俺の事をどういう風に見えているのを知るのが怖かった。
———ある日の放課後
俺は一度振ったユキに誰にも内緒で理科室に来るように言われていた。
行く気はなかった。
だけど置き手紙には「来なかったら陸君の秘密ばらすからね☆」と書かれていた。
もしかして———と思い理科室に早歩きで行ってみるとそこにはユキがいた。
「陸君、来てくれてありがとう〜!」
「あぁ。で、何?」
「陸君は陽菜のこと好きなんだよねー」
「!」
コイツ…!
「図星?」
「べ、別に…」
「あのさ私と契約してほしいの」
「はぁ?」
「だから2人だけのけ・い・や・く♪」
「意味分かんね。」
「もし破ったら陸君のお父さんの会社潰すから。」
今なんて…?
「分かった?」
俺はユキの目を見るとその目は笑っていなかったことに気付いた。
コイツ本気だ。
「契約って言うのは日下ともう話さないで。分かった?」
「!」
陽菜と話すなってことか?
そんなの———
でも親父の会社が…
「分かった…」
「やったー!じゃあこのことは誰にも言わないでね!また明日ね〜」
ユキはそういうと出て行った。
———ガタンッ
そこにあった椅子に座ると思わず頭を抱えた。
そういえばアイツ○○会社の社長の娘だった。
だから簡単に親父の会社を潰せるだろう。
ごめん陽菜…
マジごめん。
こうして俺は陽菜を避け始めた。
19話 完
- Re: 響恋〜narukoi〜 ( No.82 )
- 日時: 2013/05/26 21:46
- 名前: 音 (ID: HFyTdTQr)
こんばんは! おじゃましますm(__)m
二人共、両思いなのに……
切ないです。
とっても面白いですっ!
これからも楽しみに読ませてください!m(__)m
- Re: 響恋〜narukoi〜 ( No.83 )
- 日時: 2013/05/26 22:16
- 名前: ミム (ID: r1bonIQR)
こんばんわっ></
コメントありがとうございます^^
嬉しいです(泣)
はいっ、もちろんです!
こんな糞小説でよければ読んでください(汗)
私もこれからも音さんの小説楽しみにしてますっ!
- Re: 響恋〜narukoi〜 ( No.84 )
- 日時: 2013/05/27 22:13
- 名前: ミム (ID: r1bonIQR)
20話
陸にそんなことがあったんだ…
私何にも知らないのにひどいこと言っちゃった。
最低だ———
———ポタッポタッ
涙がゆっくり流れる。
「陽菜……?」
私は制服で気付かれないように目をこすった。
これ以上陸に気を使わせたくないの。
だって陸が一番苦しかったのに、私が泣いたら———
———ギュッ
陸は私を抱きしめた。
包み込むように———
「……っ、り、く…?」
「ごめん、陽菜っ。俺お前にひどいことした…」
違うよ…
陸は何もひどいことしてないよ。
何で陸が謝るの…?
私が悪いのに何で謝るの———?
「うっ、…りっ、く…っは何もわるっく…な、いの…っっだか、らあやま————」
———ギュウ
少し抱きしめる力が強くなったような気がした。
苦しい…
だけどこの手から離れてしまうと陸が消えちゃうようで怖かった。
「ごめん、ごめん…ごめん———」
陸は私に何回も謝る。
「馬鹿っっ…、謝らないでよっ…!」
「ひ、な………」
「じゃなきゃ泣いちゃうからっ…」
「ふっ、もう泣いてるじゃねーかよ…」
「な、泣いてないっ///」
これで仲直りしたのかは分からない。
だけど少しずつ離れていた距離が縮んで言っているような気がした。
20話 完
- Re: 響恋〜narukoi〜 ( No.85 )
- 日時: 2013/05/27 22:28
- 名前: ミム (ID: r1bonIQR)
21話
———1ヶ月後
時はすぐ流れた。
ユキは陸に脅しをしていたことが皆にばれ冷たい目を受け転校した。
ちなみにと言うと私達はまだ何の発展もない。
今日もいつも通り2人で並んで帰っていた。
「陽菜っ、あのさ!」
「う、うん…!」
いつもと違う陸の声のトーンに私の声も変になる。
「ちょ、っと待った…!はぁーーー————」
陸はなぜかあわてると大きく深呼吸をした。
もしかして————
「体調悪いの?」
「はぁ?ち、ちげーよ///」
「じゃあ何よぉ?」
「だからその————
お前の事好きなんだよ、バーカ。
気づけよっ///」
私、夢を見てるの…?
確かにこの間も好きって言ってくれたけどあれは友達としてじゃなかったの—————
「そ、それってとも————「女としてだよ。本気で好きだ。俺と付き合ってくれ。」
「………はい…!」
こうして私達はまた新たな関係を始めた。
初めての本当の友達、恋人、大切な人をくれたのは君だったよ。
ありがとう。
これからどんな試練が待ち受けていようとも私達は乗り越えていく————きっと…
21話 完
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