コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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響恋〜narukoi〜【完結】
日時: 2013/11/01 11:23
名前: ミム (ID: MbtYH2rf)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=32149

宣伝:私が過去に書いた「禁断果実〜兄妹恋愛〜」よかったら見て下さい^^完結しているので…(参照に貼ってます)


目次

登場人物>>1

1話>>2>>5
2話>>6
3話>>7
4話>>10>>17
5話>>18
6話>>21>>22
7話>>23>>26
8話>>30
9話>>33
10話>>36
11話>>37>>41
12話>>47>>53>>54
13話>>61
14話快人サイド>>66>>73
15話>>74>>75
16話>>76>>77
17話>>78>>79
18話>>80
19話陸サイド>>81
20話>>84
21話>>85【完】

後書き>>86


お客様(※コメントをくださった方)

珠紀様
maki様
華世様
緋兔の血様
朔良様
あるゴマ様
萌花様
あるま様
鏡歌様
音様
苺萌瑠様

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Re: 響恋〜narukoi〜 ( No.71 )
日時: 2013/05/11 19:57
名前: 朔良 (ID: 2IhC5/Vi)

 ちょっと涙出てきました……。

 私も現在切ない系執筆中ですが(更新遅いのになんで掛け持ちしてるんだろうね)ミムさんとは比べ物にもならないです!

 もうもう尊敬のまなざしでしか見れません!

 更新応援しています(^^)

Re: 響恋〜narukoi〜 ( No.72 )
日時: 2013/05/12 12:09
名前: ミム (ID: r1bonIQR)

萌花さん
えっ、そんなこと思っていてくれたんですか(泣)!?
驚きです><
またぜひぜひ行かせてもらいますっ!!

陽菜ちゃん羨ましいですよねw

更新頑張ります☆


ゴマ猫さん
ケーキの味は今後書きます♪

はいっ!
更新頑張ります♪
やる気出てきたーーww


朔良さん
涙なんて…(汗)
こんなクズ小説にもったいないです><
でも嬉しいです(涙)

いやっもう朔良さんの小説の方がすごいですよ!
マジでお世辞とかじゃなくて(汗)
もっと自信持ってください!
私を尊敬したらホント駄目ですよ!!

更新頑張ります☆

Re: 響恋〜narukoi〜 ( No.73 )
日時: 2013/05/19 10:58
名前: ミム (ID: r1bonIQR)

陽菜を抱き上げるとそのまま自分の部屋のベットに寝かせた。

寝息が聞こえる。
そのたびに胸がバクバクしてしまう。


「スースー———」


———バクバクバク


俺は立ちあがると玄関に移動した。


「?」


そこには白い箱に『快人へ』と書かれた箱が横たわっておいてあった。

気になる…

俺はこっそり箱を開けてみるとそこにはケーキがあった。
イチゴが少しだけ無造作になっているがものすごくおいしそうだ。
これもしかして———

フォークで一口取ると口にゆっくり運んだ。


「ゴホッゴホッ——」


味は塩の味がした。
もしかして砂糖と塩まちがえてねぇか?


「プッ、あいつらしい」


陽菜ありがとう。
今までの中で最高のプレゼントだ。


———朝


俺は陽菜がいることを意識しすぎて寝れなかった。

気づかれないように頭をなでると思わず笑みがあふれた。


「り、ク……」

「!」


叶うわけないってわかってた。
だけどこんなに苦しいことは知らなかった。


「マジいてぇ…」


あいつのどこがそんなにいいんだ?
何をしたらお前は振り向いてくれるんだ?
お前にとって俺はなんだ?


14話 完

Re: 響恋〜narukoi〜 ( No.74 )
日時: 2013/05/21 21:49
名前: ミム (ID: r1bonIQR)

15話


「んぅ…」


目に飛び込んでくる光が私を起こした。


「陽菜…」

「か、いと……って何で快人がいるの!?」

「覚えてねぇの?昨日の事。」

「ん?」


そ、そういえば…!


「アハハ…ごめん…」

「たくっ、でもありがとな。ケーキ。」

「ど、どうだった…?」

「ううううう、うまかったよ…」

「怪しい…ホント私…とほほ…————」


———バチッ


「いてっ!」


いきなりおでこに痛みが走る。
快人が私にでこピンをしたからだろう。


「なーに言ってんだよ!俺はお前が来てくれただけで嬉しかったよ。」


カァ///

私の頬が赤くなるのが分かる。


「そ、そう言うセリフは好きな女の子の前で言ってよ///もぉ…///」

「言ってるけど。」

「えっ?」

「好きな女の前で言ってるけど何か悪い?」

「え…?」

「だから、お前の事が好きなんだよ。気付けよバカ。」

「だ、だけど私————「また今度返事くれ。今は良いから。」


そのままオリジナルのピックを渡して家に帰った。

『お前の事が好き』かぁ…


———バフッ


真っ白のベットにダイブすると枕に顔を埋めた。

快人の顔が浮かぶ。

今まで気づかなかった。
いつから私の事が好きだったんだろう?


———ドキッ


鼓動が速くなる。

なぜかその次に浮かんだのが陸の顔だった。

Re: 響恋〜narukoi〜 ( No.75 )
日時: 2013/05/21 22:43
名前: ミム (ID: r1bonIQR)

私は陸の事が好き。
なのに快人を期待さして待たしておくことなんてできないよ…

急いで快人の家に向かうと快人の母が出てきた。


「陽菜ちゃん、お久しぶり〜」

「お久しぶりです。あの、快人いますか?」

「快人?快人ならもうすぐ帰ってくると思うわ。それまで快人の部屋でまっといて下さるかしら?」

「はい…!ありがとうございます。」


私はペコリと頭を下げると快人の部屋に向かった。

快人のお母さんはオレンジジュースとおせんべいを出してくれた。


「いただきます。」


誰もいない部屋で一言言うとオレンジジュースをごくりと飲んだ。

緊張がしてのどが渇く。

これで私達の関係は終わってしまうのか…
それはやだ…!
だけど————


———ガチャ


「お、陽菜。」

「お、お邪魔してます!」


なぜか敬語になってしまう。
うまく舌が回らない。


「あの、さ…さっきはありがと。」

「何でお前が礼を言うんだよ?」

「いや、何となく…アハハ…」


———バフッ


「!」


快人は思いっきり私をベットに倒した。


「ちょ、えっ…!?かい、と———「うるせぇ!」

「!」


今までの快人とは違う。


「ど、したの?」

「わかんねぇの?今からお前を襲うんだよ。」

「で、でも、お母さんいるよ…!?」

「バーカさっき出てった。」


うそっ…

でも快人はそんなことしない。
私は分かっていたけど涙が出てきた。


「ごめっなさっ…っ————」


快人はゆっくり私から離れると「もう帰ってくれ。」と冷めた声で言った。


「快人、ごめんっ、私陸のことが好きなの。だから————」


———バンッ


「!」

「知ってるよ。始めから知ってた。俺実は引っ越すんだ…」

「えっ…」


思わず言葉を失う。


「だから最後お前に伝えたかった。でも最後の最後に悪いことしたな。でももうこれで陽菜と会うのも終わりだから。じゃあな…————「待って!」

「!」

「私、快人の事今でも大好きだよ…!これからも私の記憶の中からは消えないよ!だからっ———「ありがとッっ…俺の分まで幸せにな…!」


次の日快人はもういなかった。

さよなら私の大切な人。
さよなら…
私絶対に快人の分まで幸せになるよ。
どんな辛いことでも頑張るから。
だから見守っててね。


15話 完


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