コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 響恋〜narukoi〜【完結】
- 日時: 2013/11/01 11:23
- 名前: ミム (ID: MbtYH2rf)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=32149
宣伝:私が過去に書いた「禁断果実〜兄妹恋愛〜」よかったら見て下さい^^完結しているので…(参照に貼ってます)
目次
登場人物>>1
1話>>2>>5
2話>>6
3話>>7
4話>>10>>17
5話>>18
6話>>21>>22
7話>>23>>26
8話>>30
9話>>33
10話>>36
11話>>37>>41
12話>>47>>53>>54
13話>>61
14話快人サイド>>66>>73
15話>>74>>75
16話>>76>>77
17話>>78>>79
18話>>80
19話陸サイド>>81
20話>>84
21話>>85【完】
後書き>>86
お客様(※コメントをくださった方)
珠紀様
maki様
華世様
緋兔の血様
朔良様
あるゴマ様
萌花様
あるま様
鏡歌様
音様
苺萌瑠様
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- Re: 響恋〜narukoi〜 ( No.6 )
- 日時: 2013/04/12 09:14
- 名前: ミム (ID: akJ4B8EN)
2話
ただ静かな公園に私と転校生がいた。
静かな風景が漂よる。
「なぁ、」
「えっ?」
急に転校生が口を開き私は驚いた。
そういえば声聞くのあの朝以来だなぁ。
「何?」
「お前…」
———ドキドキ
転校生は私に近づいてきた。
でも何でドキドキするの?
髪が風で揺れた。
その髪がなぜか綺麗だと思った。
「?」
「そこどけ。」
「はぁ?」
思わず口に出てしまった。
「べ、別にいいけど…」
「後お前猫かぶりすぎなんだよ。見ててイライラする。」
「はぁ!?」
何なのよっ、コイツ。
確かに猫かぶってるわよ。
でもね————
「貴方だってその口のきき方直した方がいいと思うけど。」
「やっと本性でた。」
何を言ってるのか分からなかった。
どうして私がこんな性格か知っているのかも…
だけど貴方の目を見るたび懐かしい景色が広がる。
「貴方名前は?」
「———く」
「えっ?」
「小林陸」
そういうと小林は去って行った。
なんかむかつく。
「ちょっと!小林さんブランコのらなくていいの?」
「………」
彼は後ろも振り向かずただただ私から遠ざかって行った。
なぜかその背中を見て愛おしいと思った。
2話 完
- Re: 響恋〜narukoi〜 ( No.7 )
- 日時: 2013/04/13 00:28
- 名前: ミム (ID: akJ4B8EN)
3話
———自宅
私は家に帰ると乱暴にソファに転がった。
何なのよっ。アイツ…
頭に小林が過る。
———ドキッ
えっ…!?
さっきから何でドキドキするの?
意味がわからないよ。
私はユキに電話をしてみた。
『もしもし〜』
「あっ、今日はごめんね。」
『全然いいよー。でも陽菜が電話なんて珍しいね。』
「それが、聞きたいことがあって…!」
『ん、何?』
「ある人が頭の中から消えてくれないの。そしてドキドキするの。これって何??」
『フフフフ』
急にユキが変な笑い声をあげた。
「ど、どしたのっ?」
『陽菜、それ恋だよ!』
「恋…」
『うん。』
「私がアイツに!恋??」
———ピッ
思わず電話を切ってしまった。
そんなわけないっ。
でもその日気づいたんたんだ。
その気持ちは
恋なんだって———
3話 完
- Re: 響恋〜narukoi〜 ( No.8 )
- 日時: 2013/04/13 08:49
- 名前: maki☆ (ID: feG/2296)
面白い小説ですね〜♪羨ましいですぅ!!
ずっと応援してます!更新頑張ってください!!
- Re: 響恋〜narukoi〜 ( No.9 )
- 日時: 2013/04/13 13:36
- 名前: ミム (ID: akJ4B8EN)
makiさん、ありがとうございますっ(泣)!
嬉しいです^^
羨ましいだなんてそんな言葉私にはもったいないです(汗)
更新頑張ります></
- Re: 響恋〜narukoi〜 ( No.10 )
- 日時: 2013/04/13 22:45
- 名前: ミム (ID: akJ4B8EN)
4話
朝は嫌いだ。
なぜなら憂鬱な一日が始まるから。
朝なんか一生来なくていい。
そう思っていた。
だけど今日は少し違った。
なぜか早く目が覚め貴方の顔が頭に浮かぶ。
早く会いたいと不意に思った。
———学校
「おはよっうー!」
「お、はよ…!」
私はユキに挨拶をした。
昨日を思い出し私はなぜか俯いてしまった。
「陽菜〜、昨日の話聞かせてよぉ!」
「昨日?」
とぼけて見せた。
だけどユキには通じない。
「こーら、とぼけてみても無駄だよ!教えてよ〜」
「で、でもそれがはっきり決まったわけじゃないし…」
違う。
はっきり決まっていた。
だけど言いたくない。
言ってばらされたくもない。
私は昔友達に好きな人を言いばらされたことがあった。
それからというもの言わない。
というか言う人がいなかった。
友達という友達もいないし怖かった。
「あっ来た来たっ!」
「ホントだ〜」
私はそこに視線を写してみた。
「陸君おはよう〜」
「………」
相変わらずだな。
小林は女子から声をかけられても返事をすることはなかった。
私も挨拶してみようかな…?
だけど無視されたら嫌だし…
その日は一日も話さなかった。
———放課後の帰り道
私はその日も一人で帰っていた。
周りからは楽しそうな声が聞こえてくる。
だけど私はそんなものを求めているわけでもない。
そして今日もあの公園に行った。
———ギィ
ブランコの音が響く。
そのたびに期待が膨らんでいく。
今日来るかな…?
———30分経過
「はぁ」
もうあたりは暗くなっていた。
今日はそろそろもう帰ろう。
———ガサッ
「あっ!」
そこには小林がいた。
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