コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 空へと消える恋
- 日時: 2014/01/06 19:38
- 名前: ユウ (ID: viAVUXrt)
初めまして。ユウです。
空へと消える恋
井雲高校(いぐも高校)に通う16歳の少女、内宮優奈(うちみや ゆうな)。1歳年上の幼なじみ宮島昴(みやじま すばる)。2人は仲がとても良かった。
だけど、高校の入学式の前に訪れた屋上で出会った少年、近藤景(こんどう けい)。彼は悲しそうな眼をしていて優奈はどうしても気になってしまう。
- Re: 空へと消える恋 ( No.3 )
- 日時: 2013/09/23 22:18
- 名前: あちこ (ID: mnvJJNll)
こんちわー(^O^)/
あちこっていいます!!!!!
この小説めっちゃおもろいですー☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
昴くんみたいなキャラは私のすきなタイプのキャラで
おもっきりストライクでしたーヾ(@⌒ー⌒@)ノ笑
また続き更新したらよみにきますんで頑張ってくーださい☆三
むっちゃ応援してますー\(^o^)/
- Re: 空へと消える恋 ( No.4 )
- 日時: 2013/09/23 22:45
- 名前: 珠紀 (ID: Ueli3f5k)
はじめまして、
珠紀と申します。
「これが私。私以外の何者でもない」
というところでビックダディーを思い出してしまいました汗
一歳年上の幼なじみっていいですね(*´▽`*)
お兄ちゃん的なww
そういう存在に憧れます。
景くんも気になります。
更新頑張ってください!!
- Re: 空へと消える恋 ( No.5 )
- 日時: 2013/09/24 20:49
- 名前: ユウ (ID: viAVUXrt)
みなさんタメでいいですよ。
あちこさん
空へと消える恋での初コメありがとうございます!!
なんか不安だったんですよね。前に書いた小説に誰もコメくれなかったから下手なのかな?って思っていて・・・・。
消してもらったんです。
面白いって言ってもらえてうれしいです。昴は私的にも好きなキャラです〜♪
時間があれば更新します。
珠紀さん
初めまして。コメントうれしいです!!
「これが私。私以外の何者でもない」っていうセリフは1度使ってみたかった言葉なんです。
私、幼馴染がいたらな〜って思ってたんですよ。(実際は居るけど、学校が小さかったため幼馴染と認識できない)
景ね〜。作者でも意味わかんなくなりそう(爆笑)
- Re: 空へと消える恋 ( No.6 )
- 日時: 2013/09/24 18:54
- 名前: ユウ (ID: viAVUXrt)
「とも・・・だち?」
うつむいたままゆっくりと頷いた。それはやはり悲しそうに。優奈は手伝いたいと思っていた。でも、声をかけるタイミングがつかめなかった。やっとの思いで口を開き、声を発した。
「あ・・・あの——(バタン)」
屋上の扉が開いた。そこには見慣れた姿の彼がいた。
「昴?生徒会は?今日の入学式の打合せあるって・・・。」
「もう終わった。あと10分で入学式はじまんのに教室にいなかったからさ。ずっとここにいたのか?」
「そうだよ。この人と話していたの。」
立ち上がり、景も立つ。その表情はさっきまでの悲しさがなかった。元の表情に戻っていた。
「こっちは今日会った近藤景くん。景くん。こっちは私の幼馴染の宮島昴。」
「どうも。」
「よろしく。優奈が迷惑かけてすまないね。」
お互いに礼し、見つめあう。どっちも表情が硬かった。まるで相手を恨んでいるように。昴が優奈の腕を掴み、鞄をもつ。「またね。」と笑顔で言って連れて行った。
「人違い・・・・だよな。」
景のつぶやき。それは優奈に対する言葉だった。幼かったとはいえ、はっきりと覚えている。心の奥にしまい込んだ・・・・彼女に。もう1度会いたい。
不思議だった。どんな時でも笑って話をしていた昴が何も話さない。それどころか怒ったような表情をしていた。優奈の腕を掴む力は少しずつ強くなっていった。
「昴!!うで・・・痛い。」
「あ!?ご・・・ごめん。」
「考え事?」
「・・・・。お前には関係ないことだ。」
あっさり言われた。そして1人でスタスタと先に行ってしまった。でもわかった。彼が景に何かの感情を抱いていることは・・・・。
- Re: 空へと消える恋 ( No.7 )
- 日時: 2013/09/24 21:53
- 名前: ユウ (ID: UIQja7kt)
「新入生のみなさん。初めまして。1年1組担当の白石百合(しらいし ゆり)です。早速ですが1人ずつ自己紹介をしてください。」
担任の先生は優しそうだった。どこか頼りなく感じて、なぜか強く見える。不思議な人に感じた。
優奈に順番が回ってきた。こういうのには緊張しないタイプだったのでいつもどうり、元気に自己紹介をした。
「神宮中学から来た内宮優奈です。趣味は読書で、特技は空手。一応黒帯持っています。よろしくお願いします。」
「はい。じゃぁ次。近藤君。」
「はい。」
『近藤』。その言葉で最初に思いつくのは景だった。教室に入ってからろくにクラスメートを見ていなかった。まさか・・・。と思いつつ隣の机を見る。そこには彼が立っていた。
信じられなかった。8クラスある中で偶然朝出会った彼と同じクラス、隣の席になるなんて。
「北海道の北斗中から来ました。近藤景。この町に来たのは古い友人を探すため。それ以外に興味がない。」
「は・・・・はい。次の人。」
クラスは静まっていた。おそらく景の言葉が原因であろう。それでも優奈は彼が気になって仕方がなかった。
休み時間。景はすぐさまどこかに行ってしまった。彼を追いかけようとしたが廊下にはたくさんの新入生がいてうまく通れない。しかし、彼がどこにいるかは想像がついた。
「やっぱり。ここにいた。」
「・・・・。何か用?」
「話したいなーって思って。」
「彼氏いんだろ。俺にかまわない方がいい。」
「彼氏?昴のこと?違うよ。あいつはただの幼馴染。」
さらっと答える優奈に思った。本気で言っているのかと。どっから見ても昴が彼氏に見える。ずっと一緒にいたせいで彼氏に見えるのかもしれないが、彼は優奈が好きであろうと確信していた。
「困ったことがあったら言って。私たち友達になろ?」
「・・・・。なら。俺に近づかないでくれ。友達にはなれない。」
「どうし「迷惑なんだ。お前がいると。」
辛かった。優奈の笑顔を見るたび辛かった。彼女を思い出して、悪い予感が頭をよぎるから。
優奈は彼の想いを知らない。彼が探している人がどれだけ、かけがえのない人なのか、どれだけ想ってきた人なのか。
冷たい風が肌をなぞる。彼の鋭い目が付きつけられる。怖い。怖いと感じた。人に対して、初めて。
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