コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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暴走族な彼。
日時: 2014/11/08 09:42
名前: みるく (ID: OrCsXVwf)

始めまして!みるくです!

最近、暴走族マンガにハマってしまいまして.....(笑)

頑張りますので宜しくお願いします!!


コメント等は大歓迎です^^

もしよければ宜しくお願いします。

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Re: 暴走族な彼。 ( No.19 )
日時: 2014/10/05 02:18
名前: みるく (ID: OrCsXVwf)

〜17〜彌彙屡厨...

花「うぅ〜、さむ〜いぃ。」

ウチは桐本花。

ひょんな事から広島一の暴走族『龍覇王』の頭の翔くんらと友達になった。

今は理子さん家までの道を歩いて帰ってるんやけど..。


コツっ


誰かの靴の音。

誰かにつけられてる気がする...。

ふと足を止めればしーんっと静かな暗い夜道。

足を進めればまた足音が聞こえる。

体がぞくっと震える、速く帰ろ..。

袖の裾をぎゅっと握って思いっきり走った。

走りながら辺りに人が居ないか見るけど誰もいない。


花「きゃっ。..い..ったぁ...。」

追いかけられている恐怖で足が絡まってこけてしまった。

そんな大変な時にまでこっちに近づいてくる足音。

足も痛いし思うように動けない。

携帯もパニックで何処にいったかわかんないし。

そんな絶対絶命な時に前から声が聞こえた。

?「ふっ。おい、もう出てきてええけぇ。」

花「えっ」

黒くて短い髪の毛。

翔君とは正反対の小さい身長。

でも何処かイカツい感じのオーラが出てる。

その人は得意げに指をパチンっと鳴らす。

すると金髪で前に居る人よりイカツめの人が出てきた。

この人が、ウチをつけてたんか....。

花「なんで、ウチをつけてたんですか..。」

思い切って聞いてみた。

強気な言葉とは反対に体がまだ震えとる..。

?「ふん。強気な女じゃのぉ。じゃがわれぇに興味は無いんじゃぁ。」

ウチに向かっていうその人。

いつの間にか歩いて来ててウチのすぐそこまで来ていた。

その人の言葉に気になる。

ウチに興味..は無いとおもっとったけど..それじゃ無いんやったら..。

花「もしかして..龍覇王..を..。」

?「よう分かったのぉ。そうじゃよ、龍覇王が狙いじゃぁ。」

小さい声で言ってたつもりだったが聞こえてたみたい..。

でも、どうして龍覇王を...?

優しい翔君達が自分からワルイコトをする人には到底見えないし。

自分で勝手に考えてるとすぐそこまで歩いてきたその人と目があった。

この人..。暴走族だ...。

直感でそう思った。

さっきは暗くて服そうまではわかんなかったけど黒の長いジャケットみたいなのを羽織ってる。

そのジャケットには大きい文字で『彌彙屡厨』と書かれている。

ビールズって言うグループらしい..。聞いたこと無い....。

花「ビールズ...。」

?「そうじゃ。ま、龍覇王の頭、藤本翔とNo,2の松本数に負けたけどのぉ。」

その人は笑いながら言ってるけど目は怒りがこもっていた。



こんなにこの人を怒らせれるぐらい強いんだ..。

翔くんと数さん........。

花「...。」

?「そう睨むんじゃなかろうが。われぇにはちぃと人質になってもらうだけじゃ。」

人質?どういうこと..。

その人がにやって笑った瞬間イカツめの人に口を押さえられた。

だんだん目の前が暗くなっていく..。




翔君.............。


助けて..............。


そのままウチは意識を手放してしまった。

                        つづく..

Re: 暴走族な彼。 ( No.20 )
日時: 2014/10/05 21:22
名前: みるく (ID: OrCsXVwf)

えーっと、はい、みるくですエヘヘ(*´・∀・`*)ゞ

私の妄想で書いたこの小説が100以上、参照してもらえるとは思ってもみませんでした。

ありがとうございます!!!!!

本当に感謝♪感謝♪です^^

Re: 暴走族な彼。 ( No.21 )
日時: 2014/10/07 19:00
名前: みるく (ID: OrCsXVwf)

〜18〜逃げ出す方法1

花「ん...?ここは..。」

目を開けると見知らぬ工場みたいな所にいた。

腕を動かそうとするとロープみたいなので縛られていて身動きできない。

きっと、さっきの彌彙屡厨(ビールズ)っていう人たちがウチを...?

いろいろ考えようとするけど、さっきの眠らされた薬で頭がくらくらする。

すると、暗くてあんまり見えないけどさっきの彌彙屡厨の人が歩いてきた。

?「よぉ、目が覚めたんじゃのぉ。」

花「...ウチを使って何する気?」

へらへら笑うその人に少し苛立って自分でもびっくりするほどきつい言葉になった。


それに、翔君達はそんな暇じゃない..と思う。

70人以上いる龍覇王を引っ張ってる翔くん。

?「龍覇王をよびだすんじゃ。」

普通に答えててさっきよりも腹が立つ。

こんな夜中に、忙しい翔君達を呼び出す!?

そんなこと絶対させない。

何がなんでも..。此処から逃げ出さないと。

ウチはそう決めて、彌彙屡厨の人たちの隙を見計らった。

                    つづく....

Re: 暴走族な彼。 ( No.22 )
日時: 2014/10/12 08:53
名前: みるく (ID: OrCsXVwf)

皆様、小説遅れて申し訳ありませんゴメンナサ──・゜・(。>д<。)・゜・──イ

作者のみるくは風邪をひいてしまって...。(´。・ω・。`)シクシク

もう少ししたらまた元気よく書かしてもらいます♪

ではでは..。

Re: 暴走族な彼。 ( No.23 )
日時: 2014/10/12 14:05
名前: みるく (ID: OrCsXVwf)

〜19〜逃げ出す方法2

花「ね、ねっ!..ウチ眠い、なんかかぶるものない?」

彌彙屡厨の人に言う。

眠いのは嘘。

こんな夜中に翔君達を呼び出すとか..考えたらウチが寝てるわけにはいかないし。


?「わりゃぁ、あほか。そんなもんないけぇ。さっさとねとけぇ」

花「..無理。じゃあこのロープみたいなのとってーや。」

?「それはむりじゃ。」


やっぱり無理か......。

当たり前か。

捕まえた女、簡単に逃がすほどこの人達もバカじゃないと思うし..。

次はどーしよ。


花「...じゃあ、トイレ無い?」

トイレなら...ロープほどいてくれるんじゃ...。


?「トイレはあるけぇ。」

彌彙屡厨の人がそう言った。

よしっ!

小さく誰にも見られないように笑顔を作った。


花「じゃあさ、トイレ貸してや。ウチ、お腹痛かったの。」

?「ふん。今だけじゃけぇのぉ。」

なんて言いながらも渋々ロープを取ってくれる。


静かにロープがウチの体から落ちていく。

やっと解放されたみたいでなんだかすごい嬉しくなった。


花「速く、トイレ案内してよ...。お腹いたっ..い。」

?「あ、ぁあ。」

焦ってる彌彙屡厨のひと。

笑いそうになるけど我慢して演技を続けた。


暗い廊下にでると、小さい窓が一つ..二つ...。

窓から月の光が差し込んでいた。

壁は黒いペンキで塗られていてまるで刑務所に入ったみたい....。


?「おいっ。ついたけぇ。」

花「えっ、あ、はい。」

周りをジロジロ見ていたから変な目で見られていた。

ま、いっか。


花「ありがとう。」

彌彙屡厨の人にそう言って、トイレと書かれているドアを開けた。


?「わしは此処らへんにいとくけぇ。はよせぇよ。」

花「うん。わかってるー」

テキトーに返事してトイレにはいった。


....けして綺麗とは言えない便器。

その便器はひとつひとつの個室にある。


花「あっ!あった...。」

無意識のうちに一番右のトイレを指さしていた。

右のトイレは他のとあんま変わらないけど一個違うとこがある。

廊下みたいに窓がある。

それも大きくて人一人通れるか通れないかぐらい。


花「恐いけど...翔君には迷惑かけれない」

まだ広島に来てそんな経ってないけど翔君の事ばかり考えちゃう...。

またカオリさんに相談しよっ!

理子さんにも....。

数さんにもまたジュースおごってもらうんだ。


そう決意してトイレに行った。

木で出来たドアに鍵を閉めて窓を開けた。

錆びててなかなか開かない窓。

やっと開いてぱっと月のが差し込んできた。

                      つづく....


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