コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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暴走族な彼。
日時: 2014/11/08 09:42
名前: みるく (ID: OrCsXVwf)

始めまして!みるくです!

最近、暴走族マンガにハマってしまいまして.....(笑)

頑張りますので宜しくお願いします!!


コメント等は大歓迎です^^

もしよければ宜しくお願いします。

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Re: 暴走族な彼。 ( No.14 )
日時: 2014/10/03 18:43
名前: みるく (ID: OrCsXVwf)

〜12〜アジト2

カ「じゃ、花ちゃん。入るけぇよ。」

花「は、はいっ!」

いま、ウチとカオリさんは翔君達が居るらしい部屋の前に立っている。

扉には『猛獣の間』なんて彫られていてなんだか不思議な部屋。

がちゃっ。

カオリさんが扉を開けた。

カ「入ってええけぇ?」

カオリさんが扉の向こうに叫ぶと「入って。」という声が聞こえた。

そのまま吸い込まれるように部屋の中に入っていった。


部屋には二人の男の人が居た。

一人は翔君。もう一人は..誰か分からない..。

翔「カオリ、いらっしゃいじゃけぇ。..ん?もしかして..。」

翔君は「あっ!!」って顔をしてこっちを見ている。

数「その女だれじゃ。カオリ。」

翔君の横にいた人が声を出した。

カオリさんの言う『数さん』ってこの人のこと!?

..さすがに違うよね。

この人、ずっと睨んでくるし。

花「だって金髪だし、イカツいし..ぁっ..。」

翔「は、花ちゃん..(笑)」

心の中で言ったつもりが声に出てたみたい..。

近くに来た翔君はゲラゲラ笑ってる。

そんでもってその問題のイカツい人はギロっと恐い目で睨んでくる。

数「あぁ?われぇ、誰にいっとんじゃぁ。」

カ「ちょっ、。ごめんね、花ちゃん。」

謝るカオリさんとは反対にきつい言葉でウチを睨んでくる。

あ、そう言えば!!!!!!

花「カオリさん。カオリさんが言っている『数さん』って人何処に居るんですか?」

こんなイカツい人よりその『数さん』って人に会いたい。

カ「え、花ちゃん..?」

びっくりしてるカオリさん。

翔君を見ると翔君もびっくりしていた。

しかもあのイカツい人までもがびっくりしていた。

数「お前、まじでいっとるんじゃけぇ?じゃけぇ。わしが数じゃぁ!!!!」

大声でそういうイカツい人。

ん..?まてよ..。いま、数って言ったぁ!?????

花「ええええ!?あなたが数さんって人なの!?」

カ「そうじゃよ。」

カオリさんが変わりに答えてた。

翔「花ちゃん。びっくりしすぎじゃぁ。(笑)」

ウチの横で笑う翔君。

ドキっ。

一瞬胸が高鳴った。

                        つづく...

Re: 暴走族な彼。 ( No.15 )
日時: 2014/09/27 20:41
名前: みるく (ID: OrCsXVwf)

〜13〜友達

カ「で、前言っていた、松本数。ウチの彼氏じゃよ。」

そう言うカオリさんの横で不機嫌そーにウチを睨む『数さん』。

花「桐本..花です..。」

念の為挨拶をしといた。

カオリさんの彼氏さんだし、翔君の友達だし?

でもその『数さん』はそっぽを向いて返事もしない。

翔「ま、まぁまぁ。数は良い奴じゃけぇ。花ちゃん、わかってけぇの。」

笑顔でいう翔君。

花「あ、うん。よろしくね..数さん..?」

相変わらず無視する『金髪数くん』

ヤンキー座りでイカツい。

正真正銘のヤンキーだ、この人..。


すると、

数「お前、本当にカオリのダチじゃけぇ?」

目線をウチに向けて言う数さん。

やっとこっち向いてくれた..。

ウチは何処かでほっとしていた。

いきなり変な質問...。

花「ん〜、友達かなぁ..。ウチはカオリさんの事尊敬してます。」

ウチはそういった。

今言ったのは嘘じゃない。

カオリさん美人だし、何でもはっきり言うし、内心うらやましい。


カ「ありがとう花ちゃん。でもウチは花ちゃんの事友達とおもっとるけぇ。」

数さんの横にいたカオリさんが声を出した。

ともだち..カオリさんはそう言ってくれた。


花「ありがとうございます、カオリさん。」

なぜか笑顔になっていた。

カオリさんから友達♪なんて言ってくれんの嬉しいなぁ!

翔「あ、カオリだけじゃないんじゃ。わしも数も花ちゃんの友達じゃけぇ。」

翔君も数さんの首に腕をまわしてそう言った。

数「ちょっ。翔、はなすんじゃぁ!!!」

数さんは嫌がってるんだけどね...(笑)

花「うん!みんなありがと!」

広島に来てよかった^^ウチはそう思った。

                        つづく..

Re: 暴走族な彼。 ( No.16 )
日時: 2014/09/30 12:04
名前: みるく (ID: OrCsXVwf)

〜14〜龍覇王の人数の多さ

数「おいっ。桐本。」

花「ん?あ、ありがと。」

数さんはカオリさんとウチにジュースをくれた。

それに桐本って呼んでくれたし。

数さんは恐そうだけど本当はすごく優しいらしい..。

翔君とカオリさんが言ってた。

数さんはすっごく恥ずかしがってたけど..(笑)

翔「お、数。わしの分はないんか?」

にこにこ笑いながら数さんに手を差し出す翔君。

数「じゃけぇ。翔の分はないんじゃぁ。」

翔君が出した手をぱんっと叩いてカオリさんの横に座った。


カ「数、翔さんの分も買っていったら良かったのにのぉ〜。」


花「ははっ(笑)そうですよね。」

カオリさんとこんな会話をしていると数さんがべしっとカオリさんの頭を軽く叩いた。

カ「ちょっと、数。なにすんねん。」

数「おまえらが悪いんじゃろ。(笑)」

楽しそうに会話する二人。

うらやましい。

らぶらぶカップルはほっといて翔君に話しかけた。

花「翔君。龍覇王って何人おるんー?」

ずっと聞きたかったコト。

ウチの予想は70人ぐらいかなぁ..!

翔「んー、何人じゃろ。」

腕をくんで考える翔君。

ヤンキー..暴走族の頭には見えない..。

花「ん〜、70人くらい..?」

数「そんなわけないじゃろ。あほが。」

えっ!?

後ろを振り向くとカオリさんが苦笑いしていた。

数さんはカオリさんの横でウチを睨んでる。


翔「花ちゃん。龍覇王は広島一のチームじゃけぇ。もっと多いんじゃ(笑)」

花「そうなんやぁ!」

70人ぐらいでも十分多いのにそれ以上ッて本当にすごい。

広島一大きなチームは頭の翔君とNo,2の数さんが居るから成り立ってるんだって思った。

                  つづく..

Re: 暴走族な彼。 ( No.17 )
日時: 2014/09/30 12:24
名前: みるく (ID: OrCsXVwf)

〜15〜理子さんの正体

花「へぇ〜!!!翔君が龍覇王の二代目なんだっ!」

翔「あぁ、そうじゃ。」

ここにきて早くも一時間が経ったと思う。

今は翔君から『龍覇王』の話を聞かせてもらってる。

楽しそうに話す翔君。

なんか...かっこいい/////


翔「で、龍覇王の一代目はわしの親父なんじゃ。」

花「えぇ!?...親子で暴走族の頭なんてすごいね。」


翔君のお父さんが作ったんだ..。

ん?まてよ...。


花「ちょっ。翔君ちょっと待って。」

翔「なんじゃ?」


さっきからなんかが頭にひっかかる。

翔君のお父さんが一代目..。

たしか理子さんも「元旦那が作った。」って言ってた。


花「ってことは..理子さんが言ってた元旦那って翔君のお父さん!?」

翔「そうじゃよ。理子さんは一代目女番長でわしのおふくろじゃけぇ。」


いたって普通の翔君。

「それがどうした?」って顔で見てくる。

さっきの声が大きかったのか二人で喋っていたカオリさんと数さんもこっちを見た。

花「なんか..龍覇王って不思議や.....(笑)」

                       つづく..


なんかさっぱりしすぎました(笑)

読んでくれる皆様ありがとうございます。

Re: 暴走族な彼。 ( No.18 )
日時: 2014/10/03 18:32
名前: みるく (ID: OrCsXVwf)

〜16〜別れ

花「じゃあ、今日はありがとう!」

翔「また遊びにこいけぇ。家まで送ってやれんくてごめんのぉ」

そう、もう12時になってしまった。

夜ははやいなぁ...

そろそろ帰らないと理子さんが怒りそうだから帰ることにした。

翔君が送るっていってくれたけどなんか『龍覇王』の集会とかで忙しいらしい。

カ「ごめんのぉ。ウチも送ってやれんくて。」

花「いえいえっ!じゃウチは帰ります。」

実は此処から理子さんの家までとっても近い。

悲しそうに手を振るカオリさんに笑顔をむけて藤本建設を出た。

もうちょっと翔君と居たかったな..なんてね..。


花「あぁ〜、さむっ」

藤本建設を出て最初に出た言葉。

真っ暗な夜。

寒い風。冬かってほど。

ほんのり明りのついている電灯。

遠くから足音も聞こえる。

花「だれやろ..?」

ここら辺の人達だろっとおもい先を急いだ。

でもまさかあんなことになるとは思ってなかった。

                        つづく...


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