コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- オモテとウラ
- 日時: 2014/12/15 17:35
- 名前: 葵 (ID: DXj3gHSB)
初めまして!
こんにちは!
葵です☆
[あらすじ]
渡辺遥は学校いちのモテ女。女子からも男子からも憧れの存在。もちろん彼氏もち。
でも、それはオモテの顔。
ウラの顔をずっと隠し通してきた遥だが、同級生の高橋颯太にしつこく迫られ、ウラの顔が・・・
初めてだし、学生なのでなかなか上手く書けませんが、最後まで読んでくれると嬉しいです!
登場人物紹介>>64
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- Re: オモテとウラ《オリキャラ募集》 ( No.17 )
- 日時: 2014/10/26 16:41
- 名前: 葵 (ID: DXj3gHSB)
黒い月さん
オリキャラありがとうございます!
かっこいいお名前・・・(///∀///)
遅れると思いますが、絶対登場させます!!!!
葵
- Re: オモテとウラ《オリキャラ募集》 ( No.19 )
- 日時: 2014/11/02 10:42
- 名前: 葵 (ID: DXj3gHSB)
Ⅰ
06 ピンチ到来!〜後編〜
オモテの私は、よく完璧と言われる。
しかし唯一の失敗がある。
それは——
....
高橋颯太と調子をあわせすぎたことだ。
帰りのバス、高橋は私の右隣でずっとしゃべり続けている。
自分の部活自慢・・・テストの点数・・・この前行った焼肉屋のこと・・・そして、亮のこと・・・。
とにかくよくしゃべる。
聞いてもないのにいきなり話し出す高橋に、私はひきつり笑い。
最初のうちは適当に合わせていたのだが、今はそんな余裕なんてない。
ひよりは中山と話しこんでいるし、他の男子はもうバスから降りていて殆どいないかった。
困ったな・・・。
「遥さんって部活しないんですか?」
「うん。母子家庭だから。」
「うわー。すげぇ。料理とかも上手いんっすか?」
「うーん・・・わかんない。」
「どんなもん作る?」
「普通に。ほとんどの料理は作れるよ。」
「俺、遥さんの手料理食べたい!しょうが焼きとか好きなんですよね〜。」
「そうなんだ。」
「今夜のメニューは?」
「肉じゃが。」
「おお!俺大好物!ちょっと遥さん家に食べに行こうかなー、なんつって。」
「うん。多分無理だと思う。」
「そっか・・・。今度行かせてくださいよ。」
「うん、今度ね。」
「あ、遥さん。着きましたよ。」
「え?ほんと!?高橋はもう1つ先のバス停だよね!」
「そうっすよ。でも遥さん、お見送りします。」
「いや、大丈夫だよ。」
「でも、暗いし。」
結局、高橋も降りた。
はあ・・・。
家までの道も右隣で笑いながらしゃべる高橋。
「亮くんって、どこ住みっすか?」
「いや・・・それは。」
「家に妹居るんですけど、とにかくうるさくてさー。この間も家で泣き叫んで、たいへんだったんだよねー。」
「そう。」
「遥さんって兄弟いるんですか?」
「うん?弟がいたよ。」
「会いたいなぁ。どんな感じですか?」
「今はいない。三年前に亡くなった。」
「・・・マジか。え、今は一人っ子?」
「うん。」
「じゃあ、遥さんが跡継ぎつらないといないじゃん。」
「?」
「遥さんなら大丈夫っすよね。あ、もし誰もいなかったら俺んとこ来ていいっすよ(笑)遥さんかわいいし、全然OKですから。」
ブチッ。
その言葉を聞いた瞬間、私のなかで何かが切れた。
「・・・ぅしいんだよ。」
「ん?遥さん、どうかしました?」
「うっとうしいんだよ!!!」
「遥さん・・・?」
「ちょっと優しくしたからって調子にのんなバーカ!なんであんたにOKされなきゃなんないの!?ざけんなよ!黙って聞いてりゃ、ぬけぬけと個人情報聞き出しやがって!あ"?私はあんたのこと好きでもないし、むしろ嫌いだし。ばっかじゃないの!?しつこいんだよ!いい加減にしろ!」
「・・・。」
「あ・・・。」
やってしまった。
もっともいけないことを、やってしまった。
私の人生、今終わった。
「——遥さん・・・。ほんとに遥さんなんですか・・・?」
「え・・・っと・・・。」
言葉を濁すしかない。
双子の妹だって嘘をつくか・・・
このまま走って逃げるか・・・
とにかくこいつを口止めしないと。
重い沈黙のなか、先に口を開いたのは高橋だった。
「それが本性?」
「え?」
何?高橋、さっきと態度が全然違う・・・。
ぞっとするほど鋭い瞳。おしゃべりなさっきの人と別人だ。
「遥サンにはオモテとウラがあるでしょ?」
「え?」
「ごまかしても無駄。うすうす気づいてたし。」
「!!あの・・・。——やっぱ仕方ないよな。そうだよ。私は表裏人間。」
「表裏人間・・・ああ。あれか。」
「知ってるの!?」
「一応。俺、そういう系結構知ってる。」
「高橋も態度変わっただろ?お前も表裏か?」
「俺は単なる猫かぶり。」
「・・・どう違う。」
「俺は人を騙したりしない。」
「なっ・・・!」
「これ持てよ。」
「は?なんでおめぇの荷物持たなきゃなんねぇんだよ!」
「じゃあ、皆にばらす。」
「最低だな。脅しかよ。」
「でも、あんたは俺に従うしかない。」
私はこうして、最も最悪な人に弱味を握られてしまったのである。
- Re: オモテとウラ《オリキャラ募集》 ( No.20 )
- 日時: 2014/11/21 21:52
- 名前: 葵 (ID: lMEh9zaw)
参照120人こえました!!
すごく嬉しいです!
更新できなくてすみません・・・
なかなか学生は忙しいものです(笑)
更新がんばります!是非是非最後までご覧ください☆
ー☆
Ⅰ
07 猫かぶりという名の悪魔
「おっはよー!遥サン!」
「おはよう——って、お前かよ。」
通学の途中後ろから高橋が声をかけてきた。
私の裏の顔を知ってる人に『はるかさん』と呼ばれると、なぜか違和感がある。
早々高橋と顔を合わせてしまった。今一番会いたくない人なのに。
高橋が私の横に並んで歩き出した。
「お前ってひどいなぁ。高橋って呼んでくれません?それか、颯太。」
「は?無理。絶対無理。高橋は、高橋で。」
「まあ、いいけど。」
「遥さまだ!!おはようございます!」
「あ、おはよー。」
「キャア♡♡」
「遥サン、後輩女子にも人気なんだな。」
「人気なのかわかんないけど、声はかけてくれる。」
「ふーん。こんな表裏人間がねぇ〜。」
「シャラップ!」
「遥サンがそんなこと言っていいわけ?」
「マジウザい。つーか、いい加減離れろ。なんで高橋と一緒に登校しなきゃなんねぇんだよ。」
「ほらほら、皆いるし。オモテのに切り替えろって。」
「皆がいるなら更に離れろ。」
「へいへい。この鞄、教室の中にいれといて〜。」
「なんで私が?」
「よろしく。ヒョウリニンゲンサン。」
「殺す。」
朝からこんなので、1日大丈夫?
—☆
〔今日はこれで終わります(>_<)スミマセン
続き明日書きますね!〕
- Re: オモテとウラ《オリキャラ募集》 ( No.21 )
- 日時: 2014/10/30 20:16
- 名前: 葵 (ID: DXj3gHSB)
〜続き〜
(ウラモードです)
「はぁ!?遥何やってんの!バッカじゃないの!?」
「ひより、声でかい。どうせバカですよぉ。」
「よりによってなんで高橋?」
「知らねえよ。たまたまむかついたの!」
「あんたは短気なんだから、気をつけなさいって言ってるでしょ!?」
「お説教あきた。話題かえよー。」
「遥!!」
あーあ。ひよりにまで呆れられてしまった。
でも、報告しなきゃいけないことだし・・・・。
めんどくさい。高橋にばれたことでいちいちめんどくさい。
「ま、なんとかなるんじゃね?」
「そんなこと言ってると、いつか取り返しのつかないことになるよ。」
「へいへい。気を付けまーす。」
[オモテモード]
「遥サン。パン買ってきて。」
「遥サン。数学の宿題見せてー。」
「遥サーン。これ、先生に渡しといて。」
ブチッッッ
「あのぉ、高橋クン。自分の事は自分でやってくれると嬉しいんだけどなあ。」
「ん?何か言った?」
「自分でやってください。これじゃ、雑用じゃん。」
「聞こえないな〜。」
「高橋・・・!」
「はいはい。わかりましたよ。その代わり、放課後一緒に帰ろ。」
「却下。今日は亮と帰るので。」
「んじゃ、俺も亮くんと帰る。」
「冗談は顔だけにしてくれるかなぁ。」
「おおー怖い怖い。美人は性格悪いってほんとだったんだな。」
「あらそう。性格悪くて結構です。とにかく、絶対あんたとなんか、帰らないから。」
「——遥さん。」
「あ、中山。どうかしたの?」
「いや、あの、今日様子おかしかったから。」
「そんなことないって。」
「でも、高橋とずっといるし・・・。」
「なるほど。そういうことね。」
「高橋なんかと付き合ってませんよね?」
「ええ!何いってるの。私には彼氏いるんだよ?」
「彼氏いるとはいえ、気を付けてくださいよ。」
「どういうこと?」
「遥さんのこと好きなんっすよ?高橋は確かにいいヤツです。けど、あいつは危険です。気を付けてください。」
「・・・う、うん。」
「俺が遥さんのこと好きなの、知ってますよね・・・?なんつーか、高橋が羨ましいっすよ。ヤキモチですかね?」
「私にはよくわかんないけど、ほんとに高橋とは何にもないからね?じゃあ、 私、亮が待ってるから。行くね。」
「つまんない話してすみませんでした。」
なんで・・・
中山に構わず、私を好いてくれるのは嬉しい。
でも、ひよりは中山のこと好きだということを私はよく知っている。
何で堂々と私のことが好きだと言えるのだろうか。
ひよりがこの会話を聞いてたらどう思うだろうか。
ひよりのことを考えれば考えるだけ、辛くなる。
ごめん。ひより。
私が好きなのは、亮ひとりなのにね——
—☆
今回は会話文ばっかりになっちゃいました(--;)
- Re: オモテとウラ《オリキャラ募集》 ( No.22 )
- 日時: 2014/10/30 20:31
- 名前: てるてる522 (ID: hYCoik1d)
久しぶりです♪ 覚えてる?(覚えてもらっていることを願う)
参照120突破おめでとう(@^−^@)
やっぱり面白いもんね★
これからも更新頑張ってね!
あと、タメ&呼び捨てOKですか? 私は全然OKです。
また来ます
byてるてる522
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