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オモテとウラ
日時: 2014/12/15 17:35
名前: 葵 (ID: DXj3gHSB)

初めまして!
こんにちは!

あおいです☆

[あらすじ]
渡辺遥ワタナベハルカは学校いちのモテ女。女子からも男子からも憧れの存在。もちろん彼氏もち。
でも、それはオモテの顔。
ウラの顔をずっと隠し通してきた遥だが、同級生の高橋颯太にしつこく迫られ、ウラの顔が・・・



初めてだし、学生なのでなかなか上手く書けませんが、最後まで読んでくれると嬉しいです!

登場人物紹介>>64

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Re: オモテとウラ ( No.40 )
日時: 2014/12/09 17:19
名前: 葵 (ID: DXj3gHSB)


09 嘘、うそ、ウソ

「どういうこと?」
私が聞くとナナは一つ間をおいて、話し出した。

「お兄ちゃん高橋颯太って言うの。遥の言った通り、ヒョロヒョロでマイペース。Y中学3年だよ。だから、多分あってると思う・・・。鎖骨にほくろあった?」
「そんなこと知ってるわけねえだろ。」
「そっか・・・。そんな深い仲じゃないんだね。良かった・・・」
本当にナナの兄だとすれば、表裏人間という言葉を知ってるわけがわからないでもない。
妹がこんな夜遅くに出掛けていて、心配しない兄はいないのではないだろうか。
「ナナね、この集会も夜でしょ?お兄ちゃんにどこに行くか聞かれるんだ。それで仕方なくこの集会のこと話しちゃったわけ。」
「やっぱり・・・」
「でもまあ、大丈夫なんじゃない?ナナのお兄ちゃんだし。口は固い方だよ。」
「でも・・・。」
「ばれなきゃいいのさ。」
「とりあえず、しばらくの間この事は皆に内緒な?」
「まかせといて!」
ナナは、拳で自分の胸を叩いた。
自信満々の笑み。
「ナナって・・・高橋って名前なんだな・・・意外と平凡。」
「うっさい!てか、知らなかったの?」
「名簿にはしたの名前しか乗ってないもの。——ほんと意外。」
「ふんっ!お兄ちゃんに遥の苗字聞き出してやる!」
そのあとは、二人で大笑いした。


翌日いつものように通学路で高橋にあった。
「あんた、もしかして私を待ってるわけ?」
「いやあ。偶然っすねえ。こんなに連続で遥サンに会うなんて。 」
「ばーか。そうだ!ちょっと来て!!!!」
私は高橋の袖を引っ張ってちょっとした物陰に引きずり込んだ。
通学路の人からは見えない。ここなら思う存分高橋と話せる。
「遥、痛いんだけど。」
「あ、今はるかって呼んだ!!!」
「うん。言ったよ、はーるーか。」
「きもい!」
「つーか、早く用終わらせてくださいよ。こんなじめじめしたところやだ〜。俺はダンゴムシじゃねえんだから。」
「・・・高橋ナナ」
「!」
「あ、反応した。わかりやすいね。」
「お前・・・なんでその名前を?」
「表裏人間集会に、私でてるから。ちなみに、私部長でーす。」
「ナナが言ってた『遥』ってお前の事かよ!」
「おそらくね。」
「驚いた。」
「私も。」
「あーあ、ナナのことばれたのかよ。あいつ、変なこと言ってねえだろな。」
「・・・鎖骨のほく——」

「だまれ!!!言うな!!!」

私の言葉を遮るように、高橋は怒鳴った。
肩で息をして、目をギラギラに光らせている。
・・・うそ、高橋だよね?
初めて見た。高橋のこんな姿。
怖い。すごく怖い。
「ごめん。遥サン。」
高橋はそう言い残すとスッと出ていった。私を置いて。
今の・・・何・・・?
その時、かすかに通学路を歩く生徒の声が聞こえた。



放課後、高橋に呼び出された。
朝と同じあの薄暗いところに来てって。
私は今日一日、高橋のことばかり考えていた。
鎖骨にほくろががあるって言っただけでそんなに怒る?
かっこわるいから?それとも・・・
一方高橋は、朝怒鳴った人とは思えないほど自然に振る舞っていた。
でも、私に物事を押し付けることがなかった。
まるで表裏人間だとばれる前みたい。
何で?意味わかんないよ。
私にはあんたのこと全然わかんないよ。

終学活が終わり、私は高橋との約束の場所へ。
校舎を出たとたん、携帯が鳴った。
「はい。もしもし」
「俺、亮。」
「亮!?何で?携帯じゃないの?」
「携帯家に忘れちゃってさ。公衆電話でかけてる。」
「へえ。」
「あのさ、今日部活が急になくなっちゃってさ。一緒に帰れるよ。」
「・・・え・・・あの・・・」
「なんか用事あるの?」
「きょ、今日はちょっと・・・。あのっ、友だちと勉強会する予定で・・・。」
「えっ?」
「ごめん・・・。」
「う、うん。まあ、いつも俺の都合に合わせられるわけじゃないよね。」
「ごめん・・・。」
「何回あやまるんだよ。あ、そうだ。勉強わからないところあったら頼っていいから。俺、バカだけど、中3レベルなら解けるから。」
「バカじゃないでしょ。ごめん。もうきっていい?」
「おう。じゃあま——ツーツーツー」

また嘘ついた。
わたしはいつまで嘘を重ねないといけないの?


Re: オモテとウラ ( No.41 )
日時: 2014/11/27 20:07
名前: 葵 (ID: DXj3gHSB)

杏さん

返事遅くなってごめんね(>_<)

てか、タメでもいい?(すでにタメだけど)

私は全然ok!!!!


Re: オモテとウラ ( No.42 )
日時: 2014/11/27 20:54
名前: 杏 ◆OMIlZuXo5U (ID: 0WRXSyTI)

いいよ(^_^;)(^_^;)

葵ちゃん(ちゃんよびでいいすかねー?)は、なんさい?

わたしは、中1だよ(^_^;)

Re: オモテとウラ ( No.43 )
日時: 2014/11/27 21:17
名前: 葵 (ID: jJ9F5GeG)


杏さん

↑何呼びがいい?


ちゃん、つけてもつけなくても良いよー

『葵と』か‥‥
本名とは全く関係ないし、ww
特に深い意味はなくつけた名前だけどww


私は中2!

(ちょっと中2病とか言われてるー)





▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

参照300越えました!!!!

のわりには、更新全然しない葵です。。。


正直ここまで参照があがるとは思っていませんでした。


オリキャラ、なかなか登場できなくてすみません!

今は Ⅰ なので、 Ⅱ の方に登場させたいと思っています!

応援コメント、アドバイス、募集中です!
泣いて喜びます♪

Re: オモテとウラ ( No.44 )
日時: 2014/11/28 19:11
名前: 天野川 闇竜 (ID: CMSJHimU)

 葵さん、3話まで読んだですけど、おもしろかったです。
すごく面白かったです。
期待してます。
続き、読みます。


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