コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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オモテとウラ
日時: 2014/12/15 17:35
名前: 葵 (ID: DXj3gHSB)

初めまして!
こんにちは!

あおいです☆

[あらすじ]
渡辺遥ワタナベハルカは学校いちのモテ女。女子からも男子からも憧れの存在。もちろん彼氏もち。
でも、それはオモテの顔。
ウラの顔をずっと隠し通してきた遥だが、同級生の高橋颯太にしつこく迫られ、ウラの顔が・・・



初めてだし、学生なのでなかなか上手く書けませんが、最後まで読んでくれると嬉しいです!

登場人物紹介>>64

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Re: オモテとウラ ( No.55 )
日時: 2014/12/07 21:00
名前: 葵 (ID: nG1Gt/.3)

杏さん

愛知県かぁ!

私は兵庫だよ!ずっっっと兵庫!


更新さぼってごめん・・・

てか、ネタがなくて困ってる・・・(言い訳にもなってない)

更新頑張る!
いつもありがとうね!

▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

稀呶さん



コメントありがとうございます!


面白いだなんて・・・めっちゃ嬉しいです!

なんか題名似てますねww

また見てみます!



更新できなくてすみませんでした!!!

Re: オモテとウラ ( No.56 )
日時: 2014/12/07 22:44
名前: 杏 ◆OMIlZuXo5U (ID: 0WRXSyTI)

頑張ってね!

更新待ってまーす(^_^;)(^_^;)

Re: オモテとウラ ( No.57 )
日時: 2014/12/09 17:23
名前: 葵 (ID: DXj3gHSB)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=38328

〜続き〜

「そんなのわかるわけねえだろ。」
「いいから言えって。だいたいわかるだろ?」
1番は高橋ならやりそうなことだ。けれど『強さを表すため』というのが妙に引っ掛かる。
2番がいちばんしっくりくるが、タバコを吸うような中学生にそのヤケドだけつけられたというのは・・・。
3番は少し考えがたい。前に授業参観で来ていた高橋のお母さんはそんな風ではなかった。なら父親?酒が入ると人は変わるっていうから母親もありえる。
でも、いちばん可能性が高いのは2番かな。
「・・・2番。」
「不正解です。」
「え?うそ!じゃあ1番?」
「それも不正解。」
「じゃあ・・・3番!?」
「正解。3番の親からでした。」
「冗談は要らない。」
「冗談じゃねえし。」
「・・・」
「・・・意外だった?」
「意外どころじゃねぇよ。ほんとに親から?」
「しつこいなぁ。本当に親から。母親から。」
「しかも母親!?」
「ちゃんと説明するからさ。ちょっと一回黙ろ。」
「うん。」

「俺ん家、父親が海外行っててほとんどいなかったし、母親は毎日仕事仕事って帰ってくるなり愚痴ばっかり言ってさ。まあ結構すれ違いも多くて。俺が何歳か忘れたけど、ナナが生まれたぐらいがいちばん荒れてたときだったな。母親は酒とタバコに溺れる一方で、ナナがいるし、仕事もあんまり上手くいってなかったみたい。そうとう辛かったと思うよ。毎日仕事ばかりで、家に帰ったら夫もいない。赤ちゃんの泣き叫ぶ声だけが待ってる。——俺だって嫌だよそんな生活。
ある日いつものように疲れて帰ってきた母親が、ついに壊れた。帰ってくるなり泣いてるナナの口にタオル突っ込んで・・・タバコ持ってきて・・・火をつけて・・・ナナの腕に、そのタバコを・・・しようとして。俺、慌てて母親を止めたよ。タオルだけはすぐとったけど、タバコまでは間に合いそうになかった。急いでナナの前に来たとき・・・ほんとに偶然。偶々。俺のここに当たった。それだけ。母親はわざと俺にやったんじゃない。むしろ俺が当たりに行ったようなもの。
バカだよな、俺。なんであいつなんか、かばったりしたんだろーな。あのまましとけばこんなに苦しまずに済んだのにな。こんな話する必要なかったしな。もともとナナの傷だったのにな。まあ顔じゃなくて良かった。」

「じゃ、ナナをかばって・・・?」
「まあそういうことだな。あーあ。ナナなんかかばわなければ良かった。」
「本気で言ってんの?そしたら、ナナは死んでたかもしれないんだよ!?」
「しったことじゃない。」
「自分の妹だよ!?」
「じゃあ、ナナでなく俺で良かったとでも思ってんのか!?」
「そうじゃない。」
「どれだけからかわれたかわかんのかよ。プールのときは常にラッシュガード着用。えりぐりの広い服は着れない。この傷のせいでどれだけ苦労したのかおまえにわかんのかよ。」
「・・・」
「その母親は死んだよ。肺癌だってさ。今は再婚して新しくお母さんがいる。」
「気になったんだけど、ナナはそれ、自分をかばってついたものだってこと知ってんのか?」
「知ってるわけねえだろ。」
「なんで話さないのさ。」
「は?言うわけがない。」
「だからなんで?」
「遥サン、結構しつこい。とにかく言ってねぇし、これから言うつもりもない。」
「・・・わかった。」
「ふう。このこと話したの、遥サンで5人目。」
「5人目か・・・。」
「あ、違う。6人目。」
「どうでもいい。そんなこと。」
「ぜっっっったい秘密だからな。」
「もちろん。もし秘密破ったら、私の秘密も言っていいよ。」
「契約成立だな。」
「うす。」
気がつくと、もう日が沈んでいた。
オレンジ色の光も消え、あいつの顔が見えづらい。
暗やみの中ふと腕時計を見るとちょうど18:00だった。
あ・・・ご飯炊くの忘れてた・・・。
そういえば、冷蔵庫空っぽだった・・・。
お母さんは帰ってこないはず。私の今日の晩御飯の分がない。
まあ一食ぐらい食べなくても生きていける。
「もう18:00。帰ろ。」
「遥サン。家まで送る。」
「じゃ、お願い。」
帰路に入った。歩いていると、高橋が口を開いた。
「あのさ、1つ気になったんだけどいい?」
「どうぞ。」
「遥サンって人前で泣いたことある?」
「何その質問。あるよ。だけど、最近泣いてないかも。」
「最後に泣いたのいつ?」
「んー・・・7歳のときかな?」
「ええ?最近どころじゃねぇじゃん。」
「そうか・・・?あ、でも表裏人間になってから泣かなくなった気がする。」
「なるほど。」
「なんでそんなことを聞く?」
「泣いてるところ見たことないなーと思って。」
「確かに。」
「女子ってすぐ泣くじゃん?雷とかでもなくやついるよな。」
「あれ、ありえない。私は雷も、絶叫マシーンも、ホラー系も大丈夫。」
「すげー。」
「小学生のときは無敵の遥って呼ばれてた。」
「ははは!けど遥サン、強くないと思うけどな。」
「強くない・・・?」
「だって今も、俺の怪我のことでショック受けてるでしょ。」
「は?別に。どっからの解釈だよ。」
「そうやって素直になれないしね。」
「・・・」
「ま、俺は遥サンのそういうところ好きだけど。」
「え?高橋が好きなのは、オモテの私だろ?」
「違う。俺はいつもは封じてるけど、時々出るウラの顔の方がいいと思うけどな。」
「あ、ありがとう。裏の私が好きな人、滅多にいないから。」
「お、素直じゃん。」
「そういう言い方やめてくれます?ツンデレみたいじゃねえか。」
「ツンデレじゃないの?」
「全力で否定。」
「あ、そういえば、遥サン今不安事あるでしょ。」
「なんでもお見通しかよ。実は、晩御飯の材料買ってなくてさ。」
「なら、俺んち来てくださいよ。ナナも喜ぶし。」
「本気?」
「本気。」
「・・・ナナがいるんなら、行こっかな・・・。」
こうして、なぜか高橋家にお邪魔することになった。




—☆
久しぶりの更新。
長くなってしまった&キャラ崩壊してすみません!

我慢強く読んでくださった方、本当に感謝します!

Re: オモテとウラ ( No.58 )
日時: 2014/12/09 20:36
名前: 葵 (ID: DXj3gHSB)
参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=38328


《参照400感謝!!!》


11 2つの心

〜亮side〜

「りょうー!醤油買ってきてくれない?」
リビングから、母親の声が聞こえる。
「今勉強中なんだけどー?」
「でも醤油なかったら亮が大好きなブリテリできないんだよ?」
「——わかったよ。コンビニいってくる。」
パーカーを羽織ってお気に入りのスニーカーをはく。
遥と付き合ってから、結構おしゃれには気を付けているつもり。
何で俺が買い物に・・・
ま、おつりでお菓子でも買おうか。
もう18:00をすぎていて、外は真っ暗。夏が近づいているというのに。
知り合いに見られるのは嫌なのでチャリで少し遠いコンビニに行くことにする。
コンビニに入る直前どこからか笑い声が聞こえてきた。
男の声・・・?
いや、女の声もする・・・。
こんな夜遅くにデートか。
声がだんだん近づいてきた。会話の内容も少し聞き取れる。

「遥サンは・・・る?」
「なに・・・最近はな・・・。」

遥・・・?
確かに声がにている。
その瞬間、二人の男女の頭上から街灯の光が差し込んだ。
顔がはっきりと見える。
男は・・・まあまあの顔立ちだった。横幅がないため、俺より背が高く見える。
女の方は・・・。
あの、目、鼻、口、髪型。
やはり俺の彼女の遥だった。
やがて、街灯を通りすぎたようでまた顔が見えなくなった。

・・・絶対あれは遥だ。
間違いない。遥だ。
いや、待てよ。遥は確か今日は友だちと勉強会のはずじゃ・・・?
あの男は何?
何で遥はあの男と歩いてる?
何で、遥は楽しそうに笑っている・・・?
意味わかんねえよ。
——もしかしたら、また告白か?
遥は優しいから、呼び出されたりしたら絶対行く。
じゃあ何で勉強会などと嘘をつく必要があったのか・・・。
冷静になれ、俺。
遥を疑うな。
ていうか、もともと勉強会を一緒にする相手はあいつだったのかもしれない。
友達としか言ってなかったから男の可能性もある。
ひょっとすると、その友達の兄弟かもしれない。
偶然帰り道であった、同級生かもしれない。
大丈夫。遥はそんな人じゃない。
遥を信じろ。

自分に言い聞かせるように俺はコンビニに入った。

————

(遥side)

高橋家に着いた私は、妙に懐かしい気分になっていた。
「お兄ちゃん遅い!!・・・あ、遥ちゃん・・・?」
帰ってくるなりナナがひょこっと部屋から出てきた。
すごい・・・わかってたけど、本当に兄妹だ。
「声がでかい。すみませんねぇ。遥サンの人生相談に乗ってたんで。」
「いつお前に人生相談なんてしたんだよ。」
「そんなに睨むなって。ジョークだよ。」
「やっぱ帰ろっかなー。」
「あのぉ。お二人さん。そろそろ中入りません?」
ナナがおずおずと切り出してきた。
そうだった。人の家にお邪魔しているんだった・・・。
「お邪魔します。」
何気に玄関をチェックする。
砂はあまり落ちていない。くつはちゃんと靴箱に収納しているみたいで見えているのは極少数。ナナの靴はあまりそろっていなかったが、親のものだと思われる靴はきちんと揃っていた。ヒールはそこまで高くないし、エナメルのテカテカの靴はない。
玄関の様子で、その家の特徴はだいたいわかる。
新しいお母さんは派手好みではない人だと思われた。
「遥ちゃんってほんとに別人みたいだね〜。ナナ、ウラモードしか知らなかったから。」
「そっか。制服来てるし、ある程度メークもしてるし・・・。まだ見た目はオモテモードだったな。」
「人って変わるもんだね。」
「そういえば、親は?」
「今日はいないよ。お父さん海外だし、お母さんは仙台に旅行中。」
「ふーん。」
「今から何か出前とるけど、何がいい?」
「えっと・・・。」
「あ、ナナ。飯は遥サンに作らせるから。」
高橋が割り込んできた。
ちょっと待った。作らせる・・・?
「遥サン、料理得意なんだってさ。」
「はあ?ふざけんなよ!」
「え、はるかちゃん料理作れんの?ナナも食べてみたい!」
「またまた、兄妹そろって・・・呆れた奴等だ。」
負けを確信した私は、ため息をついて仕方なく言った。
「何がいい?」

「うお!うまっ!」
「美味しすぎ!」
高橋兄妹がガツガツと私が作った"肉じゃが"を食べ始めた。
「でも、つまんないよなー。」
「高橋、何が?」
「ふつー完璧少女って料理苦手なのがおきまりじゃん。」
「何。マンガだけでしょ?」
「お前、なんでもできんじゃねえの?」
「そんなわけねぇだろ。何でもできるからって私は普通の中3だよ。」
「言われてみればそうだな。」
「同級生だからな?」
「んー。何か、高校生みたいな感じがするけど。」
「まだ中3ですから。」
突然ナナが立ち上がった。
「はるかちゃん、おかわり!!」
三人で爆笑してその日の夕食は終わった。

Re: オモテとウラ ( No.59 )
日時: 2014/12/10 22:56
名前: らい (ID: KtwqslFV)

読めた。。。

すみません。話数が20以上のものは
あまり最初から読まないものでして。。

まず、
私と彼の百合な関係()に感想ありがとうございます。
自分は未熟者というか、熟す予定さえない人間ですが
アドバイスを残したいと思います。

まず、途中ノラさんも言ってらっしゃいましたが
会話が多いことがとても気になります
会話が続くのもそうですが、1つの「」に入れる量が多いときが気になります
例えば、高橋くんの過去の話
あそこは、まず聞き終わった遥の感情を深く書くといいと思います
高橋くんのセリフではなく遥が聞いた話として「」を使わないで書くのはどうでしょうか
例をしめすと
ショックだった。何も返せなかった。ただ俯き高橋の話に耳を傾けることしか。
あの跡の理由は3番の選択肢よりも悲しい。。。。
。。くらいから遥の聞いた話にすると、「」を使わないで高橋の過去を明かせます。
例にもならない駄文ですが;;

それと、容姿端麗をもっと詳しく書いてほしいです。
遥ちゃんはオモテモードのイメージ通り長髪で大人っぽいのか
ウラモードの名残で髪の色が明るいのか
それだけでも、読者は想像しやすくなります。

偉そうにすみません。
更新頑張ってくださいね^^


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