コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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想い思い、重い。 【久しぶりの更新でございます】
日時: 2015/10/06 19:34
名前: SINODA KEIN(ユキ) (ID: oUY4LzoD)

はじめまして、もしくは、こんにちは。
ユキです。

この作品で二作目!
しかし、今回はシリアス多しで恋愛をかいてみたいとおもいます。

更新は不定期になると思うので、気長にまってください!

感想・意見を、お待ちしています!

P.S.完結できるか、保障はないです。マジで。

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Re: クチナシ ( No.2 )
日時: 2015/02/16 18:47
名前: SINODA KEIN (ID: R3DK0PgD)

〜日々草:若い友情〜

朝。
晴天の雲ひとつない空。

「いってきます!」

私は、かばんをもって、家を出る。

「おはよーございまーす!」

「ああ、おはよう」

畑のおばさんたちに挨拶して、私は通学路を横切る。

「胡桃ねえちゃん、おはよう〜」

「はよ〜レン坊」

ついこの間までかよっていた通学路を通る、新一年生や知り合いの小学生に挨拶をして、私はおいついた。

「はやいって・・・・・・ヨウ」

「お前が遅いんだよ」

「そうだよ・・・・・・」

「ミユぅ・・・・・・」

美形2人と一緒に中学校にかよう、私──折園胡桃。(普通のごくごく平凡な私。一人だけ疎外感ハンパないのを、彼らは知らない。)

ヨウは、太陽の『陽』の私の隣の家の男子。
・・・・・・っていっても、私は小学校のころに引っ越してきてるから、幼馴染ではない。
チャラチャラ・・・・・いや、社交的で明るく、モテモテな男子。

ミは、美しい、ユは自由の由。
クールビューティーな彼女。
美しい自分、っていうと怒られるから注意。
シンユウだ。
彼女とは、最近知り合ったばかり。
それでも、仲良くしてもらってマス。

「さ、いくぞ」

「「へ〜」」

私達3人は今日もいつも通りの日常を過ごしていた。


Re: クチナシ ( No.3 )
日時: 2015/02/28 19:26
名前: SINODA KEIN (ID: kSUj1nMa)

〜カンガルーポー:不思議〜

「ねえねえ、胡桃〜」

「なに?」

「胡桃は、陽君のコトをズバリ、どう思っちゃってるわケ!!!???」

キラキラと目を輝かせて聞く、私の前の席の百乃純。
純は、学校でしりあってまだ数日だけど、ミユみたいで、私をかまってくれる。

「・・・・・・べつに?ただの・・・・・・トモダチ?」

「えー!?あの人気者、陽君だよ!?スポーツ万能、成績優秀、優しくてイケメンな超スーパーウルトラスターの陽君と毎朝登校してきといて、『ただのヨモダチ』はないでショ!?」

あるある。
心の中で私はツッコむ。
そして、よくスポーツ万能から登校してきといてまでいいきれるな、と関心する。

「いや、本当に・・・・・・てか、私と、ミユと、陽だから!」

「あ、そういえば、ミユさんは、陽君のコトを好きみたいだよネ」

「え」





えええええええええええええええええええええええええ!?

私の中の何人かの私が叫びだす。

「ウッソ!?マジ!?」

「ええー?知らないのー?高峰の王子を狙う、同じく高峰のミユさん。美形美女の高峰同士でお似合いってうわさじゃーん!」

しらんわ・・・・・・。

「だから、そこにはいってる、ア・ン・タ!」

純がビシッと人差し指を私に向ける。

「アンタの存在と気持ちが今すっごい重要なポイントなんだよ!」

じゅうようって・・・・・・

「でも、陽君のコトをなんとも思ってないとなると・・・・・・他に好きな人がいるとか!?」

ニヤニヤしながら、純は言う。

「っ・・・・・・!!!!!!」

「ビンゴ〜☆」

ニシシシ、と意地悪い笑みを浮かべる。

「で?誰よ?お相手は?」

「っ・・・・・・・それは・・・・・・」

チラリ、と彼のほうへ視線を動かす。

「・・・・・・・・・・・・・あ、もしかして、凛君?」

「っ・・・・・・・・・・・!!!!!!」

自分でも、顔が赤くなるのが分かる。

「わかりやすいねぇ〜胡桃は」

凛君──鮫島凛太郎君。
陽とは正反対の、でも、高峰の王子。
クールでポーカーフェイス。
でも、目が隠れるくらいのをかきあげる姿に惚れるくらい、一つ一つの動作がなんというか・・・・・・「ああ、王子だ」っていう感じ。

「で?どんなかんじ?」

「どんな感じって・・・・・・」

別に・・・・・・ただ、遠くから、見つめていたい。
ひそかに、隠しながらも、せっかく一緒のクラスメートになったんだから、せめて挨拶くらいは〜・・・・・・なんて思ってる。

「そっか〜まあ、ガンバッテ〜」

ただ、ずっと・・・・・・

なんて、軽いコトを、甘いコトを思っていたのはいつだったか。

Re: クチナシ ( No.4 )
日時: 2015/01/11 20:44
名前: りりか (ID: 549un0nz)

面白いから、

「完結」

楽しみにしてるよン♪

Re: クチナシ ( No.5 )
日時: 2015/01/12 09:02
名前: SINODA KEIN (ユキ) (ID: JvL4RDTQ)

りりかさん
ありがとうございます☆

頑張りま、す、、、w

Re: クチナシ ( No.6 )
日時: 2015/02/28 19:27
名前: SINODA KEIN (ID: kSUj1nMa)

〜ハルシャギク:上機嫌〜

「好きだよ」

「へえ・・・・・・」

ミユは普通にバラした。
自分が、陽が好きだということを。
まあ、隠す必要ないしね。

でも・・・・・・

ペラリ

チラ、と視線を彼に移す。

「別に、いいよ」

「そう・・・・・・」

「胡桃は?」

「え?」

「陽の事」

大して気にもしてなさそうにいう。

でも、いままで頬杖ついて、まっすぐ私の眼をみていたのに、目をそらしているから、気になっているんだろう。
だてにシンユウ、やってない。

「好きじゃないってば・・・・・・」

なんで皆、聞くのかな。

「あ、そ」

クールゥ・・・・・・クールかつ沈着・・・・・・こうなりたいけど、ムリだ・・・・・・・。

「それだけ?」

「うん」

「じゃ」

「バイバイ」

私が手を振るとミユは二、三回てをふって、教室から出て行った。

残ったのは、静かに本を読む、凛君と、私。

・・・・・・・・・・・・

沈黙の時間が流れた。


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