コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

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想い思い、重い。 【久しぶりの更新でございます】
日時: 2015/10/06 19:34
名前: SINODA KEIN(ユキ) (ID: oUY4LzoD)

はじめまして、もしくは、こんにちは。
ユキです。

この作品で二作目!
しかし、今回はシリアス多しで恋愛をかいてみたいとおもいます。

更新は不定期になると思うので、気長にまってください!

感想・意見を、お待ちしています!

P.S.完結できるか、保障はないです。マジで。

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Re: クチナシ【折園胡桃sid】=参照200!?感謝です涙= ( No.29 )
日時: 2015/02/28 19:41
名前: SINODAKEIN (ID: kSUj1nMa)

〜イチイ:高尚(気高くて立派なこと)〜

「はあ・・・・まあ、いいけど、じゃあ、陽が好きな子はだれなの?どっかのキャピ女?それともうちの学校?」

「うーん、ノー、イエスかな。俺はこう見えても昔から一途な純情クンですよ〜」

「ないな」

私は間いれず即答した。

「うそじゃねーかんな!」

「その言葉が嘘だね」

にしても、誰なんだろ。
つか、純がいってたことあってるし・・・・・・(オソルベシ・・・・・)

「・・・・・・・・・・・・・かなわない恋だけどな」

「はあ?」

あの、天下の・・・・・・高峰のコイツがそーゆーこと言うか!?
コイツに惚れない女子とか、しら・・・・・・私以外、しらん!

「んなわけないじゃん」

「そうでもないんだよなあ。これが、ソイツだけは、振り向いてもくんねーし、うるせえし、好きなやついるし」

「すっごいこといわれてんな、その子」

「・・・・でも、優しい子なんだ」

ああ、優しい。
目が、優しい。

すこし細められたその目。
すごい、カッコイイ。

口元がゆるんでる。

本当に、好きなんだね。

(コイツも、こういう顔するんだな)

愛想笑いじゃない。
まして、キャピ女たちにむける笑顔でもない。
ホスト笑いでもない。

まっすぐ、純粋で、キレイな、笑み。

「まあ・・・・・・深くはきかないけど、ミユに失礼じゃない?」

「アイツだって、ホンキなわけないだろ」

そういって、立ち上がり、勘定を済ませる。

いいきりはしないけど、もしかしたら・・・・・ってことがあるかもじゃんか。

「まあ、そーゆーことだ」

「うん、締めくくるの相変わらず下手だねえ」

カラン、とドアを開けてくれる。
こーゆーとこ、紳士なんだよなあ。

「まあな」

「いばるとこちゃう」

真っ赤な夕日をバックに、いつぶりか、肩を並べて私と陽は2人で帰った

Re: クチナシ【折園胡桃sid】=参照200!?感謝です涙= ( No.30 )
日時: 2015/02/28 19:42
名前: SINODAKEIN (ID: kSUj1nMa)

〜オトメギキョウ:不変〜

「ミユさん、職員室へ」

「・・・はい」

最近、ミユは何かと職員室に呼ばれるようになった。

「・・・・ミユさん、なにかしたのかな」

「いや、ミユに限って」

「だよね・・・・・・・・でも、こんなに頻繁に呼ばれるなんて・・・・・・」

と、心配する声もあれば、

「遂になんかやらかしたんだわあの女」

「ざまあww」

って、あざわらっている人もいた。

「なんか、心当たり、ある??」

純が私に聞いて来た。

「あるわけないじゃん」

ミユが怒られることをするんだろうか。
まあ、あるかもしれないけど、こんなに大きいことをするのか?
あのミユが??

「陽〜」

「なんだ?」

「なんか、知ってる?」

「いや」

嘘・・・・・・陽は嘘をついている?
分からない。
どっちなんだろう。

「なんか知ってるでしょ、教えてよ」

「いやぁ〜・・・・・なんも〜〜」

陽が、口を割らないのは知ってる。
だって、コイツはチャラチャラしてるくせに、堅実なときがあるから。
とくに、他人に関して。
自分の秘密はペラペラしゃべるくせに、他人の秘密はよほどのことがなければしゃべらない。

だから、私は諦めた。

「まあ、なんかあったら、ミユからいってくれると思う」

「そう、なの?」

「うん。薄情な子じゃないと思うし」

「そうだね」

このときは、そう思っていた。


ミユが抱える、悲しみを知らずに──

Re: クチナシ【折園胡桃sid】=参照200!?感謝です涙= ( No.31 )
日時: 2015/02/28 19:42
名前: SINODAKEIN (ID: kSUj1nMa)

〜アロエ:悲しみ〜

突然、告げられた言葉。

「私、留学する」


「はアアアアアアアアアアアアアアア?????」

「えエエエエエエエエエエエエエエ?????」

私と陽の叫びがかさなり、大音量になった。

「うるさい」

ミユが耳をふさぐ。

「なんっ・・・・・ええ??」

「突然、どうした??」

「・・・・・・・・・・・・・この前、きめたの。ユメのために」

「ユメ・・・・・」

ミユのユメは、確か、通訳だった。
もともと、成績優秀だから、なんでもなれるとおもうんだけど、園中でも、人と人をつなぐ仕事がしたい、らしい。

「・・・・・・・・・てことで、出発は、今年の年末だから」

「う、ん・・・・・・」

「まだ、半年もあるし、そんな哀しそうな顔しないで」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

突然、シンユウがいなくなってしまう。
そんな事実、簡単にうけとめられるわけがない。

「・・・・・・陽もしらなかったんだ」

「ああ・・・・・・」

少なからず、彼は落ち込んでいるようだ。
カレシ、だしな。

「・・・・・・そっかぁ・・・・・・」

ふと、私は思った。
どうして、陽にもいわなかったんだろう。

スキなんじゃないのだろうか。

スキ、なら、いうんじゃないのだろうか。

ううん・・・・・・・・・

わからない。
わかれない。

なんだろうな・・・・・・



ミユと陽の「ツキアイ」は、
私の憧れる「ツキアイ」
じゃないのだろうか・・・・・・・・

Re: クチナシ【面白いかも…んなわけないな】=参照200感謝= ( No.32 )
日時: 2015/02/28 19:42
名前: SINODAKEIN (ID: kSUj1nMa)

〜ミツマタ:意外な事〜

「──なんだよ。凛君」

「・・・・・・・・・・・へぇ・・・・・・・・・・・・・」

なんとなく、凛君にはなしてみた。

皆が帰った後、いつも通り凛君と私は本を読んでいた。
2人きりの教室。
心臓が破裂寸前。
イヤ、本当にマジで。

至近距離でこの美形君は微動だにしず、静かに本読んでるし。

「・・・・・・・・・・それ・・・・・・で・・・・・・・?」

「それでねっ!ムカついちゃってー」

「・・・・なん・・・・で?」

「ツキアッテルって、もっとこう・・・・・・ほっわ〜みたいなかんじがしてたの!」

「・・・・・・・・・・・・」

本を読む手をやめてくれた。

「なのに、教えてなかったって・・・・・・相談とか、してくれてもよかったじゃん?陽なんか、カレシなんだからさぁ」

少し、考えるようなそぶりをして、凛君はまっすぐこちらを見た。


Re: クチナシ【面白いかも…んなわけないな】=参照200感謝= ( No.33 )
日時: 2015/02/28 19:43
名前: SINODAKEIN (ID: kSUj1nMa)

〜ミツマタ:意外な事〜

「ツキアイは十人十色な考えなわけだし別に彼女が何も言わなかったのは単に彼女の考えがそうだから陽に教えなかったじゃないのかなって僕は思うよだって別にツキアッテルからすべてをいわなきゃいけないなんて決まりどこにもないしね」

・・・・・・・・・・・・・・。

まって、まって。

「だから別に気にする必要はないと思うしそれに関しての質問や意見は彼女にいうべきだと僕は思うよムカつく必要もないし要素だってないって言うのが第三者の僕から見た感想だからさ」

・・・・・・・・・・・・・。


脳みそが、いや、全身がフリーズ中です。


・・・・・あれ、凛君って、こんなキャラだったっけ?

こんなに饒舌だったっけ?


あれ

あれ

あれええええええええええええええええええええええ!!!!???

「えっ!ええっ!凛君!えっ!」

「・・・・・・・・・・あ」

いや、「・・・・・・・・あ」じゃないし!?
ええっ!?

「・・・・・・・・・・もしかして、凛君って、ニジュウジンカクというヤツですか?」

おそるおそる、きく。

すうと、凛君は本に目を戻し、

「・・・・・・・・・・う・・・・・ん・・・・・・・・・」

と、いつも通りの口調でいった。

「そ、そうなんだ・・・・・・・」

い、意外すぎる・・・・・・・

「それって、本がキーなの?」

「・・・・・・・・・うん・・・・・・・・・・」

そう思ったわけは、本を見ている時(表紙だけであろうと)は、「・・・・・・・」と、口ごもったいい方をする凛君が本から目を放したときには、饒舌になるからだ。

「・・・・・・・・・・ヒミツ・・・・・・・に・・・・・・・・して・・・・・・おい・・・・・て・・・・・・・」

グハァッ!

「う、うん!モチロンだよ!」

ヒミツってっ!
まさかの2人だけとか!?

凛君と、私の!?


グワハッ!!!!!!

凛君のイガイなヒミツもしっちゃったし、(ソレもギャップ萌えってやつでイケルし!)もうなんだなんだ!

距離メッチャ縮まった気がするっ!!!!!!


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