コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- 夢で逢えたら【9/22更新】
- 日時: 2015/09/22 01:56
- 名前: ひよこ ◆1Gfe1FSDRs (ID: OcHJFEPy)
はじめての方ははじめまして、ひよこです。
またお前か、という方はこんにちは、また私です。
今回は、名前を取り戻すため奮闘する少女のお話。
*登場人物
・アリス
・白うさぎのお兄さん
・黒猫
・白猫
・狐
・子犬
・ライオン
・女王
*お客様
・はるた様
・左右りと様
・スミレ様
・マヤ様
・アッコ様
- Re: 夢で逢えたら【8/1更新】 ( No.44 )
- 日時: 2015/09/21 18:09
- 名前: ひよこ ◆1Gfe1FSDRs (ID: OcHJFEPy)
スミレさん
コメ返遅れて申し訳ありません……!!
とりあえずパソコンの前で土下座しますねm(_ _)m
終盤で詰め込みすぎた感は否めないですが……(^ω^;)
ら、ラストスパートということで……ね!!((
しゅ、出版!? 趣味で書くので十分ですし、まずそこまでの文才がないですね!! 悲しいことに!!
とりあえずスミレさんの本が出たら買いますね。
ご、後光ですか!? もったいないお言葉です……
最近すっかり寒くなってしまって……
こたつが恋しいです(笑)
夏休みの宿題を出していないのは私ですね……やばいやばい(棒読み)
毛虫ってなんであんな気持ち悪いんでしょうね。
びっくりですよ、ほんとに。あれは滅びたほうがいいと思うのです。
コメントありがとうございました!!
- Re: 夢で逢えたら【8/1更新】 ( No.45 )
- 日時: 2015/09/09 11:46
- 名前: 雪 (ID: Id9gihKa)
私なんか万が一出版しても、本屋では見つからないくらい売れませんよ!
ひよこさんは大ヒット間違いなしだよ!!
まあ、確かに趣味で十分と言うのは否めませんが(^_^;)
文才は有り余るほどあるので、その気があれば出版できますよ!
テストもやっと終わったけど…数学だけが追試を(-_-;)
15日は学校休みのはずだけど追試が…
毛虫とか生理的に無理な形状をしている…(・・;)
虫って見るだけで嫌悪感が溢れて来る!!
こちらこそ、ありがとうございます!
- Re: 夢で逢えたら【8/1更新】 ( No.46 )
- 日時: 2015/09/22 01:53
- 名前: ひよこ ◆1Gfe1FSDRs (ID: OcHJFEPy)
雪さん
いやいやいや、そんなことないですって!!
でもほんとに、出版したら欲しいです。こう、一気にざーっと読めるし面白いし。
うっ……あ、ありがとうございます……っ!! 嬉しいお言葉……
追試……なんて嫌な響きなんでしょう。
テストは金曜に終わったばかりで、まだ返されてませんが、赤点確定ですね!! 勉強してないので!!
……悲しくなってきました( ´・ω・` )
このあと更新します〜
コメントありがとうございます(*´ω`*)
- Re: 夢で逢えたら【8/1更新】 ( No.47 )
- 日時: 2015/09/22 01:56
- 名前: ひよこ ◆1Gfe1FSDRs (ID: OcHJFEPy)
「……お……に、いさ……」
アリスのか細い声が、真っ白い空間に響く。
白うさぎはアフリジェの手を退けようともせず、ただ俯いていた。アフリジェはいまだ、おかしそうに微笑んでいる。
「アリスに優しくしていたのも、助けようとしていたのも全て、自分のためなのですよ」
その言葉を聞き、アリスは思わず白うさぎの隣にツカツカと詰め寄った。そして、白うさぎの頬に添えられていたアフリジェの手を掴んだ。
「……名前、返してください」
一瞬目を丸くするも、アフリジェはまたすぐおかしそうに目を細めた。
「あらあら……白うさぎに愛想が尽きたのですか?」
白うさぎは何も言わない。ただ黙って下を向いている。
それを盗み見たアリスは、アフリジェの手を握る力を強めた。ほんの少しアフリジェの顔がゆがむ。
「……確かに、お兄さんはなにも話してくれないし、自分より私のこと優先して危険なことするし、なに考えてるかわからない……お兄さん」
白うさぎは、ゆっくりと顔をあげた。なにを言われても構わない、受け入れる、そんな表情を浮かべて。
「お兄さん、嘘つくとき笑うんですよ。気づいてましたか」
アリスは苦笑いしながら続けた。
「だから最初から、お兄さんがなにかを隠していたことは知ってました。それがなにかまでは、結局わからなかったけど」
アリスは、白うさぎのことを何も知らない。
アフリジェの言う通り、哀れで馬鹿な人間なのかもしれない。
でも。
「それでも、この名前は、私の名前は、お兄さんが必死に取り戻そうとしてくれた。そのことに変わりはありません。だから……返してください」
「……アリス……」
みるみるうちに、アフリジェの顔が歪んでいく。怒りと憎しみ、そして悲しみ。いろんな感情が混ざった瞳のなかに、彼女を見据えるアリスの姿がしっかりとうつっていた。
「……いや。いやよ。だってもう、寂しいのはいや。ひとりぼっちはいや!! どうして? どうしてみんな私を置いていくの!? どうして誰も私のことをみてくれないの!? どうしてどうしてどうして……!!」
豹変した彼女をみて、アリスは思わず手を離した。
涙を流しながら叫んでいたアフリジェは、己の手にあるアリスの名前をみて、歪んだ笑みを浮かべた。
「……こんなもの、壊してしまえばいい。そうすれば、あなたはずっとここにいる。ああ、なんて素晴らしいの!! ねえ、アリス。なにをしましょうか? 私はたくさんお喋りがしたいわ。あなたが欲しいもの、なんだって出してあげる。例えば、そうね……
優しくなった、あなたのお母さん、なんてどうかしら?」
それは、とても欲しいもの。
アリスが一番望んでいるもの。
でも、アリスは知っている。
それは叶わないのだと。
そして、ここにあるもの全ては、自分の夢なのだと。
つまり、ここに出てくるのは母親であって母親ではないのだ。
それは、アリスが望んでいるものではない。
ただの、夢なのだから。
「……アフリジェ。アリスを帰してやってください」
「い、いやよ……私は」
「もう、わかったでしょう。このままここにいたって、あなたは幸せになんかなれない。あなたを読んでくれる人なんていない。あなたに気づいてくれる人は、もういないんです」
「……やめて」
「誰かの物語を集めても、それはあなたの物語じゃない」
「やめて!! やめなさい白うさぎ!! 私は、私は……っ!!」
「でも、僕はここにいます」
「……え……」
「僕は、あなたの物語に出てくる唯一の登場人物。名前はないけれど、確かに存在する、あなたの味方です」
アフリジェの表情が、怒りから戸惑いへと変わる。
「だからあなたは、一人じゃない。ずっとそばにいますから」
その言葉に、アフリジェは膝から崩れ落ちた。呆然と、白うさぎをみつめながら。
「どう、して……だって私、貴方にひどいことを」
「ひどいことをされても、帰る場所はここしかないんです。それは、僕が望んだことだ。だから、もう終わりにしましょう。物語を紡ぐのは」
白うさぎは、眉をさげ、少し微笑みながらアリスの方へと体を向けた。
「ごめん、アリス。ずっと君に隠していて……僕は人間なんだ。いや、人間だった、かな」
「……そう、なんですか」
「……小さい頃から、病気を患っていて。長くは生きられないと言われていた。外では僕と同じくらいの子供たちが、いつも楽しそうに遊んでいて、僕はそれが嫌だった。そんなとき……」
一冊の本が、少年の前に現れた。
- Re: 夢で逢えたら【9/22更新】 ( No.48 )
- 日時: 2015/09/22 14:59
- 名前: スミレ (ID: Id9gihKa)
お久しぶりです!
前回、ついつい名前を間違えってしまった…(-_-;)すいません!!
出版されたら、いつでも見れるから!
そう言う所が良いですよね!!
多くの人に読まれることが出来るし、読み返したい時に読めるし!!
赤点、数学だけでした!…誇れることじゃないけど(-_-;)
追試が後ちょっとで…落ちちゃって…でも、追追試は受かった!!
土日で文化祭でしたー!!
ウサギの昔話!凄く気になりますっ!!
これでいよいよ本のこととかも分かって…!?
更新、ありがとうございました!