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- 希望秋物語【コメント超募集!】&【参照1000回超感謝!】
- 日時: 2016/11/09 20:53
- 名前: 青らりP (ID: xPtJmUl6)
あの時間、
あの場所で、
4人で遊んだ記憶は宝物だよ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
挨拶
どうも、今回から小説を書かせていただく青らりです!まだ低脳で文章力が低い私ですが頑張ろうと思います!よろしくおねがいします!(追記)序盤は台本形式です。申し訳ありません…
登場人物紹介
天咲 彩(12歳)(女子)
少しツンデレな少女。赤い髪が特長。学級委員長を努めている。
柚川 美華(12歳)(女子)
あねご肌で気が強い。青い髪が特長。妹が3人、弟が4人いる。
鈴光 夏(12歳)(女子)
超明るいムードメーカー。緑色の髪が特長。空手を習っている。
夢月 真姫(12歳)(女子)
まったりとした性格のお嬢様。黄色い髪が特長。アメリカ生まれ。
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- Re: 希望秋物語【コメント超募集!】&【参照700回超感謝!】 ( No.74 )
- 日時: 2016/10/13 22:24
- 名前: 青らりP (ID: tY8TK.KA)
美華side(引き続き)
次の日、私は学校へ行った。いつも通り、お気に入りの曲を口ずさみながら。そして、教室に入る。普段は、私達のクラスは特に賑やかな方で、いつも朝がやがやとしていたーーーーーーーーー
が、今日は違った。
シーンと静まり返る教室。普段であれば、あり得ない光景だ。先生が、黒板の前に黙って立っていた。そして、私の方を向くと、
『おはようございます。美華さん。それでは、座ってください。』
と、真剣な表情で私に言った。それにあわてて、
「あっ、はい!!」
と、いそいで席についた。すると、先生が一つ咳払いをした。そして、少し深呼吸をすると、
『今日は、残念なお知らせがあります。』
と、淡々と述べる。その言葉を、クラス中が静かに耳を傾けて聞いていた。そして、先生がもうひとつ言葉を発する。
『えー、夢月 真姫さんが引っ越しをすることになりました。』
- Re: 希望秋物語【コメント超募集!】&【参照700回超感謝!】 ( No.75 )
- 日時: 2016/10/13 22:29
- 名前: 青らりP (ID: tY8TK.KA)
夏side
「ひっ…こ…し?」
俺の耳には、そう聞こえた。本当に一瞬だったが、たしかに、そう聞こえた。そんなわけない。真姫が引っ越し?俺達には、そんな素振り見せなかった。昨日だって、俺達はーーーーーーーー。
俺は、思わず先生に聞き返した。
「先生!どういうことですか!?どうして、何故真姫は引っ越すんですか!?」
- Re: 希望秋物語【コメント超募集!】&【参照700回超感謝!】 ( No.76 )
- 日時: 2016/10/19 22:09
- 名前: 青らりP (ID: tY8TK.KA)
真姫side
私は今、車のなかにいた。後ろのトランクには、たくさんのダンボールがおかれてゆく。これでよかったのだろうか、何も言わずに別れても。今、先生から皆私の引っ越しを聞いてるかな。ごめんね、皆、何も言わなくて…。たくさんの思いが頭の中を巡る。私が今回引っ越しをすることになったのは、父親の転勤だった。こんなこと、一度や二度じゃないし、慣れてるはずなのに、今回はどうしても心が濁る。これは、やっぱりあの三人の影響だろうか?ふぅ、と窓の外を見てため息をつくーーーーーー。
- Re: 希望秋物語【コメント超募集!】&【参照800回超感謝!】 ( No.77 )
- 日時: 2016/10/20 19:45
- 名前: 青らりP (ID: tY8TK.KA)
続けて真姫side〜
そのまま、窓の外を眺めてぼーっとしていると、一人の執事の声がした。
「お嬢様、お引っ越しの準備が完了しましたので、車は走り出します。忘れ物はございませんか。」
ああ、とうとうか。そう思うと同時に、ある不思議な感情が浮かぶ。そして、私は執事へと呟いた。
「うん、ないよ。でもね、心残りはあるんだ。」
「こころ…のこりといいますと?」
そう、私のゆういつの心残りーーー。
「ううん、何でもないよ。出発しよう。」
うそだ、なんで今私嘘ついたんだろう。
「お嬢様の了解を得た。出発する!」
待って。嫌だ。最後にーーー。
3人の声を、聞きたいよ……。
- Re: 希望秋物語【コメント超募集!】&【参照800回超感謝!】 ( No.78 )
- 日時: 2016/11/03 17:03
- 名前: 青らりP (ID: KwIJCRrJ)
彩side〜
さっきから国語の授業を受けているが、頭に入らない。真姫は、もう行ってしまったのか。酷い。何も言わずになんて…。でも、自分だったら言えただろうか。引っ越すなんて。それも、五年も前からの友達に。まるでその私の気持ちに共鳴するように、いつもはガヤガヤしているクラス全体がしいんと静まり返り、鉛筆の音だけが響いていた。先生も、ただただチョークで黒板に問題を書いている。
ふいに私は、こう呟いた。
「これで、お別れなんて。」
普段だったら絶対に口にしない言葉だろう。でも、今は例外だ、いるのが当たり前で、普通だった人が、いなくなろうとしているんだ。それも、突然だ。
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