コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
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- あこがれ
- 日時： 2016/05/08 00:46
- 名前： どみの （ID: NCw5IWsi）
- 参照： http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode=view&no=41535
とあるのどかな町にある、棚州中学校。
校庭にある一つの大きなプラタナスの木。
それが、私の中学校の特徴だった−−。
喜び、悔しさ、様々な感情をプラタナスの木が見守っていた−−。
そんな木の下で、私はあいつにいつしか「あこがれ」を抱いていた。
今まで、自分には関係ないと思っていた。
初めてのこの気持ちーー。
私は、またこっそりプラタナスの木に相談してみる。
………………………………………………………………………………………………………
はじめまして！どみのと申します。
何故か恋愛ストーリを始めてみましたw
なかなか素直になれない感じを感じ取っていただければと思います。
このサイトで、小説を書かせて頂くのは3作品目となります。
拙い文章になってしまうと思いますが、楽しんで頂ければ幸いです。
コメント等お待ちしています(^^)
執筆開始：2016.3/13
・あらすじです。まず始めに読むことをお勧めします。>>36
・登場人物紹介>>22
・アナザーストーリ開始のお知らせ（2016.3/30）>>43
—上記のＵＲＬは、アナザーストーリーのものです。
良かったらこちらも合わせて読んでみてください。
- Re: あこがれ ( No.20 )
- 日時： 2016/04/10 09:50
- 名前： どみの （ID: 99568qQj）
「カタカタカタ」
ジェットコースターが次第に上がっていく。
この瞬間が一番ワクワクする。
隣の光一を見てみると、今まで見たことないような必死の形相だった。
本当に絶叫苦手なんだ…。
頂点に達したコースターは急降下していった。
「ぎゃー」
乗客の悲鳴が飛び交う。
うっひょー！
想像以上に速くてスリリング。
だけど、上からの景色が凄く綺麗だし、風も気持ちいい。
その後、急上昇、急降下、急旋回を繰り返して、コースターは終了した。
あぁ、楽しかった！
長い時間、並んだ価値があったなぁ。
ふと、横を見てみると、あることに気がついた。
あっ…。
そういえば…。
私、光一と手を繋いでたんだっけ…。
ジェットコースターが楽しすぎて、すっかり忘れていた…。
急に恥ずかしくなり、慌ててその手を離した。
そして、そこには死んだ目をした光一がいたのは言うまでもない。
- Re: あこがれ ( No.21 )
- 日時： 2016/04/10 09:55
- 名前： どみの （ID: 99568qQj）
ジェットコースターに乗り終わった後、休憩がてらみんなでクレープを食べていた。
そして、私には当然のように質問が殺到した。
「ねぇーりおー！ジェットコースターに乗るとき光一君と手繋いでたでしょー？後ろの席でずっと見てたんだからねぇー」
かなでー。
向こうが怖いからって勝手に手を握ってきたんだよ…。
「ひょっとして、里音ちゃんと植くんって付き合ってるの？そういう仲なの？」
かくちゃーん！
別に私達そういう関係じゃないから！
少なくとも、光一が私のこと好きな訳ない…！
質問の一つ一つに返すのに必死だった。
あいつ…。
余計なことをしてくれて…。
だけど、あの手のぬくもりはまだはっきりと残っている。
ふと、その手を見てみる。
「あっ、繋いでた手見て赤くなってるー里音ちゃん実は植君のこと好きなんじゃないのー」
やばっ、七菜に見られた。
「違うよ、七菜…私があんなヘタレのこと好きなわけないじゃん」
必死に弁解する。
もー、誰か助けてー…。
そういえば、光一のやつどこに行ったんだろう。
さっきから見かけないんだけど…。
仁君もさっきから見てないな…。
二人でどっか行ったのかな…。
- Re: あこがれ ( No.22 )
- 日時： 2016/03/27 21:12
- 名前： どみの （ID: 99568qQj）
こんばんは！どみのです(^^)
ここで、登場人物紹介、第一弾をしたいと思います！
今回は遊園地に行ってる6人のキャラクターの人物紹介です
・上中 里音(かみなか りお)
本小説の主人公。
ソフトテニス部所属。ポジションは後衛
何よりも、体を動かす事が好き。
ツンデレで、なかなか自分に正直になれないが根は優しい
寂しがりやな一面もある。
・植野 光一(うえの こういち)
サッカー部所属。ポジションはフォワード。
部活では一年生で唯一レギュラー。
学年一位の成績を誇る。
何を考えているのかよくわからない部分がある
実は、女子力が高く極度の甘党。
・石川 奏(いしかわ かなで)
ソフトテニス部所属。だけどその割には肌が白い。
里音の親友で部活ではペアを組む。
学年トップ３に入る成績を誇る。
面倒見がいい
・山下 仁(やました じん)
サッカー部所属。
社交的でムードメーカ的な存在
・狩野 七菜(かのう なな)
里音とは席が前後だったことがきっかけで仲良くなった。
芽依のお姉さん的存在。趣味は料理とトランペット。
家では家事もこなす家庭的女子。ポニーテールが特徴。
・角田 芽依(つのだ めい)
クラスで一番背が小さく、みんなの妹的存在。
愛称は「かくちゃん」。
これから、更に新しいキャラも登場していく予定なので、その時に登場人物紹介第二弾をしたいと思います！
- Re: あこがれ ( No.23 )
- 日時： 2016/04/10 09:57
- 名前： どみの （ID: 99568qQj）
その頃、光一と仁君はお土産やさんにいた。
「それ誰かにあげるの…？」
光一が手に取っていたのは、さっき乗ったジェットコースターのチャームがついた、ストラップだった。
「あぁ、ちょっとな…姉ちゃんにでも…」
「でも、それ二個セットだろ…お姉ちゃんとペアで使うのか？なんか、怪しい…」
「なっ、なんで、俺が嘘をつく必要があるのさ」
「いや、怪しい。お前本当は好きな人がいるんじゃないのか!?それか、実は彼女がいるとか！」
「はぁ、何変なこと言うんだよ！」
光一は顔を赤らめ、全力で否定した。
「まぁ、俺に話したくないこともあるだろうけどさ。せいぜい頑張んなよ！」
そういって、ポンと光一の肩を叩いた。
「だっ、だから…」
「あっ、図星…!?顔赤くなってる…わかった！それ、上中にあげるつもりなんだろ。ジェットコースターに乗ってるとき手を繋いでるの俺見ちゃったぞ」
「いや…あれは…俺が…絶叫系怖くて…」
「ハイハイ。詳しいことはいいから。俺、先にみんなのところに行ってるから、早くそれ買いなよ」
そういって、仁君はお店を出ていった。
(まったくもう…仁の奴…)
そう思いながら、光一はストラップをレジに持っていった。
- Re: あこがれ ( No.24 )
- 日時： 2016/03/21 22:15
- 名前： どみの （ID: 99568qQj）
ちょっと、この小説のタイトル思いきって変えようかな…
もともと、タイトルの候補が2つあって、結局「あこがれ」にしてたんだけど、急にもう一つの方にしたくなってきた…
悩む…私優柔不断だからな…
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