ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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 青空兎【ソラウサギ】—完結—
日時: 2010/04/11 16:34
名前: 狂乱 (ID: M2SneLVI)

こんにちはー。狂乱です…。
中2です。
暇なときでもダメ出し、感想などを聞かせてくれるとうれしいです。通常、友達の3人に読んでもらっているのですが、みなさんのほうが自分の作品もありますので少し辛い感想がきけるかな?と思っています。(もちろん甘い感想でも…。)
こちらの物語は外伝です。

>>3
>>4 【0】 >>5 【プロローグ】
>>8 【1】 >>12【2】
>>16【3】 >>23【4】
>>27【5】 >>32【6】
>>33【7】 >>35【8】
>>39【9】>>41【10】
>>43【11】>>45【12】
>>47【13】>>53【14】
>>55【15】>>57【16】
>>70【17】>>73【18】
>>74【19】>>76【20】
>>75【エピローグ】

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Re: 青空兎【ソラウサギ】辛いコメお待ちしてます… ( No.42 )
日時: 2010/03/24 11:42
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: ZxuEMv7U)

すげぇ・・・(汗)

こんなに更新したのか・・・お疲れさん♪

こっちは夜8時から更新します!それまでのお楽しみに!!♪

Re: 青空兎【ソラウサギ】辛いコメお待ちしてます… ( No.43 )
日時: 2010/03/28 21:02
名前: 狂乱 (ID: M2SneLVI)

【11】
私は家に帰ると早速“彼”のノートを読んだ。

忘れっぽい“彼”が覚えていられるようにと、何でも書いておけるようにとあげたノート

すぐいなくなることがわかっていたからわざと薄くしたノート。

“彼”が最後まで持っていたノート。

そこにはノートの隅から隅まで文字が書かれていた。


買い足しするもの
レモネード スポンジケーキ

鈴々学園:白百合の学園 通う学校。
行き方は右の図参照。     →
リンクスは反抗期だ…。
黒百合と白百合は仲が悪い…。
×××がきれた。こわかった……————


私は思わず失笑したのとともに嬉しかった。

“彼”は私と同じようにみんなとの毎日が楽しくてしかたがなっかたみたいだ。

次のページをめくる…後ろから2枚目だ。

そこには破れた後があった。紙が4つ折にしてはさんである———


2年B組 黒百合 「  」
自称 勿忘草

ここに『黒百合 楓』を鈴々学園に入学することを義務づける。
上記のものの身の補償を望み 
はじまりの鐘を高らかに鳴らす
PS:リンクスごめん。


それは楓さんの入学書だった。“彼”の名前も書いてある…。一気に彼との思い出が鮮明によみがえってきた…。

私はキミという代名詞で呼んでいた。

キミを本名で呼んだ人はだれもいなかった。それは彼が忘れっぽくて名前をおぼえていなかったからだ。


最後のページをめくる…。

××× カリンさん 小淵くん そっちにいる人に
リンクスを探して。 
“こっちの温室”で待ってる。
るきちゃんとろきちゃんが維持してる…
時間がないって麻の葉さんがいってる…
はやくはやく。希八さんが怒ってるよ♪
早く来て。じゃないと上にいってしまう…


それは“彼”からの…キミからのメッセージだった。 

Re: 青空兎【ソラウサギ】辛いコメお待ちしてます… ( No.44 )
日時: 2010/03/24 20:26
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: ZxuEMv7U)

おお、彼からのメッセージ・・・なんか謎解きみたいになってきたなぁ〜(笑)

なんだか面白くなってきた!(笑)

Re: 青空兎【ソラウサギ】辛いコメお待ちしてます… ( No.45 )
日時: 2010/03/28 21:03
名前: 狂乱 (ID: M2SneLVI)

【12】
私は次の日。カリンちゃんと小淵くんを温室に呼んで
キミのノートを見せた。

本当は誰にも見せないで私だけの秘密にしたかったのだけれど、キミの存在を証明できるし、何か私のように思い出してくれるかもしれない。

「どう?」私は読み終わった2人に聞いた。

「キミもこったことするようになったなぁ。」

「うぅ…。記憶が一度に戻ってきて頭くらくらする…。」

どうやら小淵くんは記憶が戻ったみたいだ。よかったぁ。

「よかった。私とカリンちゃんのことも覚えてる?」

「……いや。まったく。思い出したのは勿忘草のなっくんのことっス」

残念。でもキミの存在をみんな認めてくれた。

「“こっちの温室”ってなんすかね?」

「それは“あっち”にあるんだろ?琉姫が死に間際に“温室で待ってる”といっていた。きっとそれだ」

いやあれは琉姫じゃなくて呂季で……どっちも?

カリンちゃんはぶつぶついいながら考え始める。

「きっと呂季ちゃんが“才能”で“あっち”に夢をつくってるんだよね?それでみんなそこにいて…でもそろそろ限界だってことが麻の葉さんにはわかっていて…それで私達がおそいから希八ちゃんがカンカンってことだと思うんだけど…。」

長く発言したせいか小淵くんはわかってないみたい…。首かしげてる。

「まぁ。希八さんが怒ってるってことっすよね!?うぅ…さがすのやめようかなぁ。」

記憶がなくても希八さんの怖さは染みついてるみたいだ…。

「てかそれよりも!!」

小淵くんが頭をかきむしる。私とカリンちゃんはキョトンとする。

「琉姫、呂季ってだれ?」……………。

「……カリンちゃん。リンクスはどこにいるのかな」

「ちょっと…?」

「あぁ。あの兎。てか生きてんのか?そこからじゃないのか…」

「ちょっとぉ?」

「そうだよね。でもリンクス。近くにいそう。学校捜そうか。」

「おーい」

「じゃあ。きょうの放課後にでも…」

私とカリンちゃんは約束すると校舎に向かうため温室の扉を開けた。

「人の話…きけぇぇぇぇぇ!!」小淵くんが怒鳴った。

私とカリンちゃんは振り向いて笑った。

これは、昔っからのお約束だ。

Re: 青空兎【ソラウサギ】辛いコメお待ちしてます… ( No.46 )
日時: 2010/03/27 20:27
名前: レッド ◆mAzj/Mydf. (ID: ZxuEMv7U)

あははは・・・人の話を聞かない子がいるんだねぇ〜思ったより面白いわ!(爆笑)

とにかく、続きが気になる・・・その展開!楽しみだわ♪


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