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始 末 屋
日時: 2009/12/25 20:10
名前: 黒服 (ID: e4Mlzqwp)

新しく書くことにしました。
書くのは二回目です。
ちなみにこれは前にここで書いた小説「現代の始末屋」を新しくはじめから書いたものです。

ここはグロ表現が入りますご了承ください。

まだ未熟者ですがよろしくお願いします

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Re: 始 末 屋 ( No.35 )
日時: 2010/01/04 12:41
名前: 黒服 (ID: e4Mlzqwp)

 黒スーツの男は勿論桜木だ。
 桜木は田奈村の方を向き、歩いて田奈村に近づくと田奈村は
「誰だお前は……?」
と言うと、桜木は足を止めて、田奈村に返した。
「暗殺者……とでも言っとけばいいか?」
田奈村はその言葉を聞くと
「てめぇ! 殺し屋か!?」
と言い、服の中にあった折りたたみナイフを手に桜木に襲いかかったが、桜木の前まで来ると桜木は田奈村の横に逸れて刀を抜き田奈村の腹を横切りした。
「う……」
と田奈村は小さく悲鳴を上げ
「一つ言っとくぞ、俺達はな、殺し屋なんて甘ぇもんじゃねんだよ」
と桜木は言うと、刀を納め、納めた瞬間、田奈村から大量の血が出た。
 そして桜木は静香のいる部屋に忍び込み、気付かれない様に中を除くと
 中は畳の上に布団が布いてあり、静香はその上に正座して座っていた。
 桜木が見ると静香は服一枚着ていない裸で、桜木はわざと音を立てて服を畳の上に叩き付け
「五分後にここから出ろ」
と静香に言うと桜木は気配を消して帰っていった。
 桜木が帰った後、静香は辺りを見回し、畳の上の服を着て、その場から立ち去った。

Re: 始 末 屋 ( No.36 )
日時: 2010/01/04 13:13
名前: 黒服 (ID: e4Mlzqwp)

 次の日の朝……
 静香は田奈村達が死んだのを知り、多分自分に服をくれた人が殺したんだと思い、警察に行こうとしたが、やはり気が変わったらしく誰にも言わなかった。
 静香はいつもと同じ様に学校に行くため、玄関を出て駐車場を歩いていると、後ろから咲の声がし、静香は振り返った。
 その様子を遠くから亜柳と涼が見ていた。
 亜柳が静香達を見ながら
「あの子にはこれから闇金達は来ないんだろ?」
と涼に聞くと
「ああ、金貸してる奴等が消えたからな」
と言い、
「じゃあ、これからの人生……」
と亜柳が涼を見て言うと
「元に戻る……んじゃねぇのか? それは彼女次第だよ」
と涼が言うと
「そうだね」
と亜柳は頷き、二人はその場を後にした。

 桜木は家でくつろいでいた。
 桜木がソファーで寝ていると娘の婁奈が話かけてき
「ねぇ、パパ」
「ん?」
と桜木が瑠奈の方を見ると、瑠奈の手に大量の映画館のチケットが握られているのに気付いた。
「瑠奈! ちょ! それ貸しなさい!」
と言い、桜木は瑠奈からチケットを全て取り上げると、ソファーの下に隠し、手放すとチケットが一瞬で全て消え、妻の良子の手に渡った
「あなた?」
「はい……」

Re: 始 末 屋 ( No.37 )
日時: 2010/01/04 13:16
名前: 黒服 (ID: e4Mlzqwp)

その後はご想像にお任せしよう

  第二話 金なる代わり 終わり

Re: 始 末 屋 ( No.38 )
日時: 2010/01/04 13:33
名前: 琴莉 (ID: 9FsoS0Y.)

面白かったよー クロ
静香たちが助かってよかったね♪

それにしても始末屋強いねー

Re: 始 末 屋 ( No.39 )
日時: 2010/01/04 13:55
名前: 黒服 (ID: e4Mlzqwp)

アハハ
そう? まぁ、隙をついて相手殺してるだけだからね


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