ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 僕等の図書館 〜7冊目終了〜
- 日時: 2010/12/19 20:52
- 名前: クロウ ◆ebVNSpzUfE (ID: n71ZnujR)
どうも、初めまして又は二度目まして。九龍です。
今回は、百物語を、僕の作った様々な小説のキャラクターが演じる、というような作品をかいてみます。
ついでに言ってしまいますと、この小説のスレッド名が図書館と付いている分、本もいっぱいあります。
まぁ、100冊しかないとか、普通はありえませんよね。
……多分、知らないうちに本が追加されてるんじゃないですか?(僕はそう思いたいです。そうでもしないとここ、つぶれます!)
ここからは、注意です。
荒らし・チェーンメールはお断りです。即刻立ち去ってください。
僕が嫌いな人……は、ここに来ないはずですが、間違ってという可能性もありますよね。
僕が嫌いなのでしたら、避難した方がよろしいかと思います。
最後に。この小説は、ホラー系なので、後味とか悪そうな感じがします。苦手なら、猛ダッシュで逃げてください。
(ホラーでないのも時々混ざってますがね)
……これでも、残ってくださるんですか?
できれば本文も読んで行ってくださると、嬉しいです。
登場人物>>1
挨拶&プロローグ的な何か>>2
百物語>>3
参照○○突破記念>>10
お客様
★ユマ★様、月華様、鏡花水月様、ヒカル様、 ヴィナン(ヴィッカ)様、羽百合 蕾様、シエル【樹】様
美桜様、叶嵐様、紅蓮の流星様
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
- Re: 僕等の図書館 〜百物語編〜 ( No.5 )
- 日時: 2010/12/15 06:58
- 名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: XOYU4uQv)
これは、幽美君の友達が体験した話だそうです。
ある日、幽美君に勧められ、幽美君の友達が来ました。
友達の名前は、S君にしておきましょう。
S君は、夜7時にこの図書館に来ました。
この図書館には本が百冊しかないし、本棚も一つしかありません。
この図書館では、館長はめったに顔を見せないし、僕はカウンターにただ座っているか、外出して館長しかいない、という状態がよくありがちですね。
S君は、本棚の本を10冊読み終えました。
気がつくと、時計の針は10時を指しています。
図書館の本棚が並ぶ広場は明かりで照らされていますが、廊下は真っ暗です。
S君は、何故この空間だけが暗いのかと疑問に思いながらも、自分の家に帰ろうと、廊下へ歩いて行きました。
廊下は暗く、何処に何があるか解らないので、S君はカウンターに置いてあった懐中電灯を持って廊下を歩いて行きました。
S君が出口を探すため、廊下にある道案内板を見ていると、誰かの足音が聞こえてきました。
足音はどんどん近付いてきて、急に止まりました。
S君が不思議に思って、周囲を見回すと、誰かの顔が懐中電灯の光で照らされました。
S君と誰かは、びっくりして後ろへ飛びのきました。
だいぶ落ち着いてきたS君は、自分の前にいる誰かの顔を懐中電灯で照らします。
その人は顔はおしろいで塗ったように白く、黒い髪に黒い目、そして血のように紅い唇をした男性でした。
S君はほっとして、力が抜けてしまいました。
S君は、男性に出口はどこか尋ねました。
男性はニコリと笑って、S君を連れて出口に向かいました。
出口に向かったはずでした。
ですが、一向に出口が見えません。
廊下がとても長く感じられます。
その時、後ろから何かの鳴き声が聞こえてきました。
男性とS君がバッと後ろを向くと、2人の目には信じがたいものが映りました。
牛の頭をし、両腕に鋭いかぎづめのを持った怪物が追いかけてくるのです。
怪物はかぎづめを使って、廊下をはいずります。
S君と男性は悲鳴を上げて、全力で逃げだしました。
しかし、怪物も2人に負けぬ速さで追いかけてきます。
しばらく走っていると、廊下の突き当たりに来ました。
横に道はなく、あるのはプレートになにもかかっていない、ドアのみ。
男性はドアを開け、S君を部屋の中に引っ張り込み、2人で部屋の隅で隠れていました。
S君が震えながら部屋の中を見回すと、その部屋の壁に赤い字でこう書かれていました
『ようこそ』
S君はそれを見て、男性にしがみつきました。
S君が男性の顔を見ると、男性は口端をつりあげて、にたりと笑いました。
その後のことは、S君は何も覚えていなかったそうです。
S君はいつの間にかカウンターの前に倒れていて、私と幽美君がS君を発見しました。
さて、ここで疑問がいくつか浮かびます。
まず、この図書館に、私も館長もいないのに、何故電気がついたかということです。
電気を入れるためのスイッチは、私と館長しか知りません。では、誰が電気をつけたのでしょう?
2つ目は、男性のことです。
男性は、何故この図書館にいたのでしょう?
私達は、外出する時には必ず鍵をかけます。なら、男性は何処からこの図書館に入ってきたのでしょうか?
この図書館には私と館長しか、働いている人はいないのに。
では、男性は何者なのでしょうか?
最後に、怪物のことです。
あの怪物はわいらと言って、館長のペットです。
館長はわいらをある部屋で鎖につなげて飼っているのに、わいらはなぜ脱走できたのでしょう?
その原因はいまだに解りません。
- Re: 僕等の図書館 〜1話目UP〜 ( No.6 )
- 日時: 2010/10/09 19:31
- 名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: csh0v7TN)
- 参照: http://www.kaki-kaki.com/bbs_m/view.html?520242
参照100突破記念のイラストです。
幽美のハロウィンのイラストです。
よかったら見てください。
———————————————————————————————————————————
あ、そういえば、なんですけど。
先程、館長が本を買ってきてくださったんです。
いつもはあんまり買ってきてくれないのに……。
お客さんがたくさんいらしたから、機嫌を良くしたのでしょうね。
この本は、ハロウィンの話が書かれているようですね。
せっかくですし、読んでみますか。
貴方も、よければそこで聞いてみてはいかがです?
10月31日。この日が何の日か、知らない人はごく少ないと思います。
そう、ハロウィンです。
本来、仮装をして悪いものを寄せ付けないための行事なのです。
ですが、時がたつにつれ、仮装をしてお菓子をもらう。または、お菓子をもらえなかったらいたずらをする、という行事になりました。
さて、この話は、そんなハロウィンの日の話です。
街はお菓子をねだる子供の声で、他の音が聞こえませんでした。
子供はお菓子をもらっては、喜んで声をあげ、お菓子がもらえないときは背中に紙を貼ったりして、遊んでいました。
そんな中を、一人の少年が歩いていました。
その少年は仮装もせず、お菓子も持たずに、街をぶらぶらと歩いていました。
その男の子を見て、金髪の天使の様な少年が小走りでこちらへ来ます。
そして、男の子の手をつかみ「trick or treat!」と言いました。
男の子はびっくりしながらも、ズボンのポケットの中に手を突っ込みます。
ですが、ポケットは空っぽです。
「ごめん。お菓子、持ってないんだ」
男の子が申し訳なさそうに俯き、そう言うのを見て、少年はニヤリと笑い、風船を配っているピエロのところへ走って行きました。
男の子はいたずらでもされるのかと思いましたが、どうもそうではないようです。
男の子は安心して、自分の家に走って帰って行きました。
家へ帰ると、家の真っ白な絨毯が、何故か赤い絨毯に変わっていました。
男の子の母か父が、絨毯を変えたのでしょうか?
それに、何故だか、とても静かな感じがします。
不気味な静寂に、男の子は少し不安になりながら、リビングへと歩いていきます。
そこでは、父が寝ていました。
男の子は父に近寄り、体を揺さぶりました。
でも、父は起きません。
男の子は小首をかしげて、廊下へ出ました。
廊下へ出ると、街で出会った少年が、緑の何かに乗って、何かを撫でていました。
目を凝らして、その"何か"を見てみて、男の子は悲鳴をあげました。
少年は、緑の双頭の竜に乗っているのです。
竜の口にはかつて父"だった物"がダランと下がっていて、肉には歯が食い込んでいます。
少年の手には、父の頭らしきものがあります。
少年は口先をつりあげて、いやらしくニタニタと笑っています。
男の子は逃げようとしたのですが、足がすくみ、動けません。まるで、金縛りにあったようでした。
その後、男の子がどうなったかは書いていませんが、多分、少年のやったことは、『いたずら』なのでしょう。
お菓子をもらえないならいたずら。それって、一般的ですが、ある意味凄く怖いですよね。
皆様は、楽しいハロウィンができるといいですね。
- Re: 僕等の図書館 〜1話目UP〜 ( No.7 )
- 日時: 2010/10/10 17:54
- 名前: ★ユマ★ ◆FfKRCvpEe. (ID: 6w.ezElv)
ふぇっふぇっふぇっ((荒らしぢゃナイょ
恐いよっ
恐ろしぃよっ
夜寝れなくなるよっ
あんた、おそろしや〜((なんてね〜www
- Re: 僕等の図書館 〜1話目UP〜 ( No.8 )
- 日時: 2010/10/10 18:28
- 名前: 月華 (ID: SOGiHJ/a)
こんにちわー(こんばんは)
はじめまして(お久しぶりです)月華と申します。
さて、二重言語放送はそろそろ止めて。
ちょっと懐かしい気がしますねー、アリスとか幽美とか聞くと(今も書いているのですか?)
本が百個しかないって言うのはまぁ、ある意味こだわりっぽくて楽しいのではないんじゃないですか?(結局どっちだぁ!?)
そして
お菓子をくれなきゃいたずらするぞっておい!
それはいたずらじゃない! 殺人!
男の子はかわいそうに……。
まぁ、すみませんね。こんな長くコメントしてしまって。
ではではまたいつか
- Re: 僕等の図書館 〜1話目UP〜 ( No.9 )
- 日時: 2010/10/10 18:58
- 名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: iPH.4f1j)
★ユマ★様へ
…………(フリーズ)
あ、はい。今の笑い声は幻聴ですね?(現実逃避)
ある意味、この小説に怖さってあるのか問いたいです。僕が読み返しても怖くありませんし。
……技術、あげなければです。
僕!? 僕が!? ……は、はい。
では、またお越しください。
月華様へ
お久しぶりです〜。
最近、見かけなくなったと思っていましたが……。1か月は見なかったような。
いや、見つけられない僕の目がアレだってこともありですね! 館長に眼鏡買ってもらおう!
まぁ、今までの小説のメイン人物勢ぞろいですしね。
……いや、あれは、その……。館長が、その、あれで、その(結局わけは言えない)
ついでに、参照100突破の本の少年は、ソロモン72の悪魔ということになっています。(あとがきにて知った事実)
男の子は、本当にかわいそうです。……館長の買ってくる本は、ほとんど最後は悲惨です。
では、またお越しください。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13
この掲示板は過去ログ化されています。