ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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僕等の図書館 〜7冊目終了〜
日時: 2010/12/19 20:52
名前: クロウ ◆ebVNSpzUfE (ID: n71ZnujR)

どうも、初めまして又は二度目まして。九龍です。
今回は、百物語を、僕の作った様々な小説のキャラクターが演じる、というような作品をかいてみます。
ついでに言ってしまいますと、この小説のスレッド名が図書館と付いている分、本もいっぱいあります。
まぁ、100冊しかないとか、普通はありえませんよね。
……多分、知らないうちに本が追加されてるんじゃないですか?(僕はそう思いたいです。そうでもしないとここ、つぶれます!)

ここからは、注意です。
荒らし・チェーンメールはお断りです。即刻立ち去ってください。
僕が嫌いな人……は、ここに来ないはずですが、間違ってという可能性もありますよね。
僕が嫌いなのでしたら、避難した方がよろしいかと思います。
最後に。この小説は、ホラー系なので、後味とか悪そうな感じがします。苦手なら、猛ダッシュで逃げてください。
(ホラーでないのも時々混ざってますがね)

……これでも、残ってくださるんですか?
できれば本文も読んで行ってくださると、嬉しいです。

登場人物>>1
挨拶&プロローグ的な何か>>2

百物語>>3

参照○○突破記念>>10


お客様
★ユマ★様、月華様、鏡花水月様、ヒカル様、 ヴィナン(ヴィッカ)様、羽百合 蕾様、シエル【樹】様
美桜様、叶嵐様、紅蓮の流星様

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Re: 僕等の図書館 〜5話目UP〜 ( No.45 )
日時: 2010/10/20 18:54
名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: mCvgc20i)

月華様へ

……あはは。それは災難でしたね。
まぁ、ただのおちゃめな奴とでも。例えるならば、怖い顔をしているけど、子供みたいな性格の奴です。

まぁ、イエス様をわざわざ呼ぶほどめんどくさい子とやらかして、結局負けてるんですよね。喧嘩に。
存在自体が不安。まぁ、あいつ等の特徴でしょう。
人間が変な知恵をつけないように作られたような感じもしますし、その変な知恵なんてつけたら……。
まぁ、そのことは今度の怪談でお話ししますか。

確かに! でも、要君はそういう物がよりやすい体質ですから。だから、いつも伝えないと何があってもおかしくないです。
例えば、交通事故、山で遭難、呪われてノックダウンその他もろもろ。

……作り方が作り方ですし。ああいうことは、変わり者の館長もしませんよ。
まぁ、もとはと言えば、ちゃんと扱えなかった本人が悪いってことですね。

ありそうですね。彼ならありそうです。
ルサルカって、なんで南北に分かれてるんでしょうね〜。ロシアの人、なんで分けたんでしょうね。
あぁ、それもまた可愛らしい……。

では、また今度。

Re: 僕等の図書館 〜5話目UP〜 ( No.46 )
日時: 2010/11/30 19:49
名前: ヒカル (ID: /4zHEnTD)

クロウさあん!怖いです!やっぱクロウさんは神ですよおおお!

・・・・・落ち着きました、はい。
この、お話うちの、怖がりな友達に話したらどうなるかな〜(黒笑)

Re: 僕等の図書館 〜5話目UP〜 ( No.47 )
日時: 2010/12/14 18:32
名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: AzSkpKat)

ヒカル様へ


怖いですか。それはよかったです。はっはっは(笑)

……その御方が、まぁ、館長みたいな人にならなければそれでいいと思いますよ(汗)
またおこしください。

Re: 僕等の図書館 〜従業員募集〜 ( No.49 )
日時: 2011/03/06 16:54
名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: CSxMVp1E)

……さて、今回はどの本を読んで聞かせましょうか。

あぁ、これがいいですかね。


皆様は、キリスト教の事は知っていますか?
聖母マリア様、救世主であるイエス様、そして、何人もの天使を従える神、ヤハウェ様。
キリスト教と言えば、昔は魔女狩りというものがありましたね。
魔女は、ほとんどは、人にねたまれるような美貌を持った人や、誰かに恨まれるような人です。
その人が魔女かどうかは、裁判で解るものです。
ですが、その裁判は、魔女と呼ばれる人にとっては、圧倒的に不利なものでした。


魔女。

そんな名前を持つ人は、今でもいました。
その少女は、人を見るたびに、いつも、その人の未来が見えるのです。
少女は幼い頃、自分が見た未来を、ある少年に話しました。
その直後、少女の言ったことが、本当に起こったのです。
少年は、まぐれか何かだと思っていたのですが、少女の言うことがあまりにも的確で、それでいて、いつもいつもあたるのです。


『気味が悪い』


いつしか、少女の周りにいたひとは、口々にそう言って、少女を避けました。

少女はホロホロと涙を流しながら、家に帰っては、母親に買ってもらった十字架を両手で握りしめ、涙を流しながら、髪に祈りました。
少女は母に貰った聖書を声に出して読みながら、顔をくしゃくしゃにゆがめます。

なんで、みんなは私のことを嫌うの?

少女はそう思いながら、いつもいつも必死に祈ります。

そして、今日も少女は、ある少年の未来を見ました。
その少年が、石につまづいて転ぶ。そんな、小さな小さな未来。
でも、私が言ってあげないと、この少年は転んでしまうんじゃないか?
少女はそう思い、少年に話しかけようとしました。
しかし、少年は少女が近づいてくるのを見て、少女にとても残酷な言葉を投げつけます。

『こっちに来るな。お前に何か言われたら、その通りになるじゃないか』

少年はそう言って、少女を鋭くえぐるような視線を浴びせかけます。
少女はその視線に耐え切れずに、思わずすすり泣きました。


その時です。
どこからか、耳障りの悪い音が聞こえてきます。

パリン。

先ほどまでなんともなかった窓ガラスは、粉々に砕け散り、パラパラッと床に落ちます。
少女や、少女のクラスメートは、茫然としてそれを見ていました。

そして、少女達の目に映ったものは……。


青白く光る、化け物じみた何かでした。
青く光る、鋭い目が五個あり、口、鼻、耳はない。
胴体も下半身もなく、あるのは、鋭く渦巻く青白い光と、それと同化した五個の目。
そして、それの隣には、白い服を着た、美しい男性。
金色の髪は短く、少し癖がついています。目は澄んだ青で、肌は白く、背が高い。
そして、堂々とした雰囲気は、とてもその男性に会ったいて、輝くばかりに美しいものでした。

化け物のようなものは、高く鋭い声で、何か叫びました。
その声は頭まで響き、頭が揺さぶられるような感じがします。
少女が驚きながらそれを見ていると、金髪の男性が少女の耳をふさぎ、無表情でそれを見ていました。

化け物のようなものの叫びを聞いたクラスメートは、魂のない抜け殻のような目をしながら、泣き、喚き、頭を抱えるといった始末で、手がつけられません。
少女はそんなクラスメートを見て、そばに駆け寄ろうとしました。

『駄目だ。あの者達には罰を与えなくてはならない』

化け物の叫び声と、きっちり塞がれた耳に、金髪の男性の低い声が、すうっと入ってきた。
その声は、他の音をかきわけるものではなく、とても静かで、まるで他の音を消し去っているようなものだった。
少女は不思議そうな眼で、男性を見つめます。

『貴方は、我が主、ヤハウェ様の崇拝者であり、主に気に入られた人間でもある。主は、自分の崇拝者を傷つける者は、許さないのだ』

男性はそう言って、悲しそうに微笑みながら、つけくわえた。

『崇拝者を傷つけた者には、いかなる理由でも、罰が必要なんだよ』


さて、お楽しみいただけたでしょうか。

天使とは、この本に書かれたように、化け物じみた姿で現れます。
下級の天使は化け物じみていて、地球外の生物の様だとされています。
この本に登場した男性は、織天使という、とても高い身分の天使であり、高い身分の天使は人間のような姿をしているとされています。

キリスト教の世界には、反逆罪を犯したものが落とされる地獄があります。
反逆罪はキリスト教にとって、一番の罪なのです。

たとえ、反逆の理由が、いかなるものであろうとも……。

Re: 僕等の図書館 〜従業員募集〜 ( No.50 )
日時: 2010/12/14 23:40
名前: 叶嵐 ◆RZEwn1AX62 (ID: au7rBPzb)

お初コメ、失礼します。

こ、怖い。 本気で怖い。
これを読んでる途中で何回か後ろを確認してしまったww
鳥肌モノの話と何だか不思議な話、少し可哀相な話……など、様々な物語が読めて自分的にはすごい嬉しい。 そして面白い!

要君の話で、一気に一人での下校が怖くなった。
ちょ、誰も同じ方向の人いないんですが?!
ひ、一人で帰れるかなぁ……?(汗

これからも、楽しみに読ませていただきます!


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