ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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僕等の図書館 〜7冊目終了〜
日時: 2010/12/19 20:52
名前: クロウ ◆ebVNSpzUfE (ID: n71ZnujR)

どうも、初めまして又は二度目まして。九龍です。
今回は、百物語を、僕の作った様々な小説のキャラクターが演じる、というような作品をかいてみます。
ついでに言ってしまいますと、この小説のスレッド名が図書館と付いている分、本もいっぱいあります。
まぁ、100冊しかないとか、普通はありえませんよね。
……多分、知らないうちに本が追加されてるんじゃないですか?(僕はそう思いたいです。そうでもしないとここ、つぶれます!)

ここからは、注意です。
荒らし・チェーンメールはお断りです。即刻立ち去ってください。
僕が嫌いな人……は、ここに来ないはずですが、間違ってという可能性もありますよね。
僕が嫌いなのでしたら、避難した方がよろしいかと思います。
最後に。この小説は、ホラー系なので、後味とか悪そうな感じがします。苦手なら、猛ダッシュで逃げてください。
(ホラーでないのも時々混ざってますがね)

……これでも、残ってくださるんですか?
できれば本文も読んで行ってくださると、嬉しいです。

登場人物>>1
挨拶&プロローグ的な何か>>2

百物語>>3

参照○○突破記念>>10


お客様
★ユマ★様、月華様、鏡花水月様、ヒカル様、 ヴィナン(ヴィッカ)様、羽百合 蕾様、シエル【樹】様
美桜様、叶嵐様、紅蓮の流星様

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Re: 僕等の図書館 〜2話目UP〜 ( No.40 )
日時: 2010/10/17 15:36
名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: /GuZTiav)

参照300超え記念に、また館長が本を買ってきてくださいました。


今回は、私、ガンコナーが読み聞かせをします。
皆様、どうぞごゆっくりお聞きください。

今回は、ロシアの妖精の話をお聞かせします。
皆様は、ルサルカという妖精を知っていますか?
ルサルカは若くして水死した娘の霊魂で、よく美しい娘の絵で描かれていますが、全てがそうではないのです。
北地方に住むルサルカは水死した時同様の醜い姿ですが、南のルサルカは美しい髪の病弱そうな娘とされています。
今からお話しする話は、北のルサルカの話です。


あるところに、美しい青年がいました。
その青年は誰にでも愛想がよく、心地のよい声で話し、笑顔を振りまいているので、誰にでも好かれました。
青年はある時、森に林檎を取りに行きました。
青年は林檎の木にのぼり、右手に持っている籠がいっぱいになっるまで林檎を取り、木から降りました。
そして、その林檎を持って、湖の近くまで来ました。
湖の近くにある木に腰かけ、休憩をしながら、先ほどもぎ取った林檎を一個手にとり、かじりつきます。

そんな彼を、一人のルサルカが見ていました。
このルサルカは北のルサルカで、北のルサルカは青年をとても気に入っていました。
ですが、岸辺に来られると、青年を湖に引きずりこみ、溺死させてしまいます。
それに、自分の醜い姿を見たら、青年は驚いて逃げてしまうでしょう。
なので、ルサルカはただ青年を見ながら、すすり泣いていました。

「誰か、そこにいるのですか?」

青年が泣き声に気づき、ルサルカに声をかけます。
ルサルカは泣くのをやめて、水中から青年を見つめました。
青年はにこりと笑って、もう一度ルサルカに声をかけます。

「誰か、いるんですか?」

ルサルカは嬉しくなって、返事を返します。

「はい」

短い返事を返します。
このルサルカは姿は醜いのですが、声は南のルサルカに負けず劣らず美しく、澄んでいました。
青年はルサルカが返事を返してくれたので、嬉しくなってまた話しかけます。

「貴方は、何処にいるんですか?」

青年はそう聞きました。
ルサルカは、その質問に困ってしまい、口を閉じました。
青年はルサルカの答えを待ちます。

「湖の中、です」

ルサルカは質問に戸惑いながらも、正直にそう答えます。
青年はその答えを聞き、湖を覗きこみました。

次の瞬間、ルサルカが青年の前に姿を現しました。
乱れた髪に、鉛色の醜い体。そして、凶暴な性格。その時のルサルカは妖精とは言えないほどに醜い姿をしていました。
青年は驚きながらも、ルサルカにまた話しかけようとしました。
しかし、ルサルカが青年を湖の中に凄い力で引きずりこみます。
青年はルサルカに湖の中に沈められても尚、ルサルカに話しかけます。
青年の声を聞くたびに、ルサルカは自分を恨み、涙を流し続けました。


数日後、湖で青年の死体が発見されました。
青年の死体は安らかで、いつものように微笑みを浮かべています。
そして、青年の死体のすぐ下では、青白い光のようなものが入った瓶を大事そうに持っている、ルサルカがいました。


北のルサルカ。容姿が醜く、凶暴な面もありますが、この話では、凶暴な性格ではないように書かれています。
もしかしたら、ルサルカは人を殺すために湖の仲に引き込んでいるのではないのかもしれませんね。
ただ、さびしいから人間を遊びたくなって、でも、自分は陸に上がれないから、人間を水中に引き込んでいるのかもしれません。
まぁ、本能とかもあるのでしょうけどね。

それでは、新しい本が入ったら、また読んで聞かせますので。

Re: 僕等の図書館 〜5話目UP〜 ( No.41 )
日時: 2010/10/17 17:58
名前: ヴィナン ◆qZUCpA/gIM (ID: Z1Z7gKIK)

へぇ・・・・。“ルサルカ”ですか。
何だか切ない物語ですねぇ。
あ・・・・何だか泣けてきます・・・・うぅ。

Re: 僕等の図書館 〜5話目UP〜 ( No.42 )
日時: 2010/10/17 18:24
名前: ★ユマ★    ◆FfKRCvpEe. (ID: 6w.ezElv)

 ども。。。(眠

 ふぁああああああ、、ふぇえふぇえふぇえ……((眠たスギて笑えなかった・・・

 今度のは、あんまし恐くなかったケド
 ちょぴっとだけ、泣けるね。。

 がんばれ〜wwwww

Re: 僕等の図書館 〜5話目UP〜 ( No.43 )
日時: 2010/10/19 19:09
名前: クロウ ◆vBcX/EH4b2 (ID: hKAxASmj)

ヴィナン様へ

まぁ、これが南のルサルカだったら、ただ殺すだけですね!
北のルサルカだからこそ、思い浮かぶ話です。
ここ、百物語以外だと、ホラーとなんて思えないようなものがありますからね。

★ユマ★様へ

どうも〜。

なんか、一応いつものように笑えてるところは、ある意味凄いですよ。

恐ろしさなんてないですが、赤い糸よりは後味はいいものです。
悲恋・片思い。そんな感じですね。

はい〜。

Re: 僕等の図書館 〜5話目UP〜 ( No.44 )
日時: 2010/10/20 18:20
名前: 月華 (ID: SOGiHJ/a)

……それを前にやったことがあるんですが、出て着てみると怖ーい怖ーい先生で、……語るに恐ろしい。
まあそんな感じの可愛いこちゃんとでも考えとけばいいのかな?

イエス様をよんだぁあっぁ? なんか色々と心外ですね(ちょいきれ。否、なんでここできれている私!?)
いたらいたで迷惑っていうより、存在自体が不安……。

率直、時に大切だけど時にはおせっかいってとこですかね(べーちゃんが伝えなければ怖い話にもならないし)

モンスター、腑に落ちないような。負の感情の神っていうのが結構しっくり来ますね。
まぁ、リターンはまぁそれなりなのにリスクが大きいような気もしますね。

ガンコナー君、共感してるよね絶対。
ルカルサさんねぇ、可愛い名前。湖のそこでもぞもぞしているちょっとただれた美少女って言うのも味があるような……。

まぁ、またいつものように長々しくすんませんねー
異常お久しぶりの月華でしたV


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