ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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私が書いた小説はただの妄想に過ぎなかった。
日時: 2011/01/08 12:11
名前: 涙歌 (ID: qizRGjjT)



初回作『隠忍』に基づいた二作目。


よろしければどうぞ。
荒らしは無視。

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Person of fictitious in dry cl ( No.8 )
日時: 2011/01/08 16:54
名前: 涙歌 (ID: qizRGjjT)




—乾 い た 教 室—





何この空気?


私息してるよね?


なんだろ、これ。


苦しいや。







「神崎さん!本当なの?」



担任の声に現実に引き戻される。

やばい。


私は“ピエロ”


演技を怠るな。

冷静になれ。





クラスメイト全員が私を見る。

前に立つ二人の男子が私を見つめる。





おもしろい





意味分かんないけど乗っかってやるよ。



「はい。そうなんです」



またざわめき始める教室。

男子が一気に青ざめていく。

女子はまた盛り上がる。


黙れ。


私は一言しか言ってない。






「ってことで俺たちあの席で」


私の後ろの席を指差す。

こちらへ向かってくる二人。



「ちょっと待って。自己紹介・・・・」





「あーまだでしたね」


自由気ままな二人。

全員が驚く。




「悠、代わりに説明してあげてよ」





嘲笑うかのように私に向けられる瞳。

そこには私を動かすなにかがある。


こいつら・・・・・一体。



「でも・・・神崎さんは・・」

「いいですよ、先生」


私は口角を少し上げて、席を立った。




黒板に向かう。




私を目で追う生徒たち。




後ろで眺める二人の男。






私はチョークをとって黒板に7文字の漢字を書く。


少し震えているのを誰かに気付かれはしないだろうか。




書き終えて皆のほうを振り返りその文字を読む。








『鬼藤大和』

『橘築茂』








それは私が書いた『隠忍』の小説の中に出てくる

登場人物と同じ名前



今、私の前にいるのは









私が想像していた『鬼藤大和』『橘築茂』と

まったく同じ人間なのだ












「ってわけで、よろしく」







Re: 私が書いた小説はただの妄想に過ぎなかった。 ( No.9 )
日時: 2011/01/08 17:02
名前: Night sky ◆qz5ybRPRRc (ID: Y8zst102)

いいストーリーですね。
心理描写も多いしなかなかうまいと思います。
でも、描写が少ないのでもう少し入れてみては?

なんか粕共のアドバイスみたいですけどこれでもここの端くれですので(ドウデモヨス

ありがとう(●^o^●) ( No.10 )
日時: 2011/01/08 17:04
名前: 涙歌 (ID: qizRGjjT)


コメントありがとう☆ミ
アドバイスもありがとうございます!!

アドバイスをもとにさらに頑張ります(@^^)/~~~

Re: 私が書いた小説はただの妄想に過ぎなかった。 ( No.11 )
日時: 2011/01/08 17:15
名前: 山田涼子 (ID: EM3IpZmD)



 面白いですねwこれ

  でも文の、隙間が開きすぎて読みずらいかと・・・。

 スンマソン。

     こんな私がアドバイスって・・。スンマソン。

ありがとう(^v^) ( No.12 )
日時: 2011/01/08 17:18
名前: 涙歌 (ID: qizRGjjT)

コメントありがとう(^u^)
アドバイスもありがとうございます!


そうですね・・確かに多いですよね(汗)



もっといい方法を自分なりに考えてみます( ..)φメモメモ


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