ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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私が書いた小説はただの妄想に過ぎなかった。
日時: 2011/01/08 12:11
名前: 涙歌 (ID: qizRGjjT)



初回作『隠忍』に基づいた二作目。


よろしければどうぞ。
荒らしは無視。

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The world that begins to go ma ( No.1 )
日時: 2011/01/08 12:20
名前: 涙歌 (ID: qizRGjjT)



—2 0 1 2 年 4 月—




世界は狂い始めていた。

ある少女がふと思いつきで描いたただの小説。

誰にでも書けてしまうただの変哲もない小説。



これが世界を狂い始めさせた種になるとは—————————。










Girl who plays antics ( No.2 )
日時: 2011/01/08 12:34
名前: 涙歌 (ID: qizRGjjT)




—I 県 M 市 S 高 等 学 校—




「えー本校は生徒一人一人が輝ける舞台であり、教師共々・・・・・」



長い長い校長の挨拶。

あーめんどくさい。

あんたの話なんか誰も聞いてやいねーよ。





平成24年度の入学式。

晴れて私は高校生になる。

でも全くつまらない。

入学式早々私は演技をする。



「続きまして、新入生代表挨拶」


ほーら、来た。




「神崎悠」


「はい」


大きな返事で、堂々とした歩き方。

教師に好まれる外見と声と話し方。




あー簡単だ。





演技なんて人の心を偽るものにすぎない。

私は道化を演じる“ピエロ”









さぁShowtimeの始まりだよ


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