ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- Redmoon night 最終回更新ですよ^^
- 日時: 2011/03/18 14:44
- 名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)
—時代は3000年、
第三次世界大戦の終わりと共に
世界は闇に満ちた、それでも光がぼんやりと見える月夜の世界になった
—そんな世界を変えるためには
誰かが立ち上がらなければならなかったのだ
こんばんは、日本語でこれって・・・『紅月夜』ですね、変えたい時に題名って変えたいものですが面(ry
手塚治虫の代表作品『火の鳥』の内容見てたらアイディアが五日間に続いて出てきたのでそれを小説にします。
多分、コメデー・二次(社会問題系は完結しました)しか今は更新してないので初のシリアスです・・・
宜しくお願いします。
そして・・・基本的な掲示板のルールは守りましょう。
お願いします_m(−−)m_
★訪問者リスト★
★有難う御座います★
・登場人物
『陽幻軍』
コードネーム『紅狼』 「無能って言うな〜!!」
★神無 仏(かみなし ほとけ) ♀ 能力;無し。(無能)
男っぽいけど女、本当は無能力だけど『使える』ところがあるらしく、『陽幻軍』に所属することになった
甘党で良い人なんだけれどもキレたら怖いのであんまり敵にはまわしたくないような人。
ちなみに辛いものと酸っぱいものと男扱いする人が苦手らしい、運動は得意というか能力のようなものを秘めている感じがする
コードネーム『菖蒲』 「マジ帰るから、うん帰る。」
★神有 灯(かみあり あかり) ♀ 能力;全てのものの操作。
男っぽいけど女、仏とは犬猿の仲で能力使いながら喧嘩していたりするので実戦で役立つかも・・・(!?)『陽幻軍』所属である意味いじられキャラ。
ちなみに神無と辛いものが苦手らしい、頭はそんなに良くないけれども体力は持久力が特にあるので長期戦で使われる可能性も有ったりするかもしれない・・・
コードネーム『春風』 「メスとか怖いでしょ?私も怖い〜!」
★封解 風(ふうげ ふう) ♀ 能力;何かをなかった事にする
本当にこの中で一番女の子っぽくて小学生の時から泣き虫だったがいつのまにやら治っていた、『陽幻軍』の医療部副長として活躍しているが行動はのろくて不器用なので矛盾している感じがするのだが頭はいいので知恵を絞ることも可能である。
ちなみにキムチと自分を嫌う人が苦手らしい、運動神経がないからか仕事的には丁度いいらしい(夜人間)
コードネーム『封夜叉』 「ほら、罠にはまったよ。あの人^^」
★神中 チエ(かみなか ちえ) ♀ 能力;行動を封じる
ばぁさんっぽい名前だが外見は小柄だが中身はオッサンのようでサボりを求める若者でもある、『陽幻軍』の司令塔にまわされちゃったらしく今はサボリを求められないらしい。
ちなみに苦いものとウザったらしいものが苦手らしい、運動神経は普通というか平均的なものであるがズルするための悪知恵だけはかねそろえているらしく罠を開発することもある
「お仕事ご苦労様です^^」
★廻生 四季(かいせい しき) ♀ 能力;無し。
神無と同じように無能なのだが色々と便利なので食堂で学校を卒業してから働きはじめた、オフのときは結構関わることが多い(アドバイス役でもある)。
ちなみに自分を嫌う人、人のことを考えられない人が苦手らしい、運動神経は戦闘向けではないが普通よりちょっと下ではある
コードネーム『影破壊者』 「チャット2314号、破壊。」
★豆陀 如流(まめだ にょる) ♀ 能力;情報流通操作
情報というよりもチャットや掲示板の通信を断つことも可能なのだが口での情報も電気を使ってとめることが出来る、『陽幻軍』の司令塔中心部分にいるが戦闘は遠征で使われることが多い。
ちなみに豆、気分的に合わない人が苦手らしい、運動神経は平均よりちょっと上だが情報操作がほとんどなので体力はそんなに使わないらしい
コードネーム『火鳥』
*神居 秋冬(かみい しゅうとう)♀ 能力;爆破、不死身
0歳の時から病院の一部屋を爆発させたほどの大きな能力を持ってしまったために周囲の人々からは恐れられているために12歳の時に入試の後に闇組織に誘拐される、ちなみに第三次世界大戦の一年前からこの時代まで7年経過しているが成長が止まっている。不死身は誘拐されてから手に入れた能力
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- Re: Redmoon night 更新停止ですよ^^ ( No.53 )
- 日時: 2011/03/10 15:22
- 名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
15.それは、何処にあるのだろうか
「おじゃましまーす・・・」
「・・・やっぱり動きがない人たちがいるのに違和感を感じない?」
ビルの中に入ると風も何もないようなものを感じた・・・というか封夜叉が色々と封じてくれたというのもあって目の前にいた夜間警備も動きが封じられていたようなので私は安心したようにそこを通り過ぎた・・・
その時だった
ガコーンという鉄の塊が投げられた音と共に私は・・・動きを封じられていない人間がいることを知った、隣にいたはずの封夜叉は天井に忍者のようにへばりついている。
そこにいたのは・・・
黒い髪の毛に紅い瞳・・・
それはあの時倒されたであろう『闇神』の風貌にそっくりであった、『闇神』が使っていた武器・・・小さなナイフを手に彼は・・・ノイズに向かって走り出した
ノイズもすぐに気がついてそれに避ける
「アンタ・・・誰なんだ。」
「・・・兄さんの復讐をする者だ。」
「復讐は・・・いけないネ。ただ・・・ただ孤独になるだけだヨ!」
その声と共に封夜叉は天井にへばりついていたはずだが素早く下に降りて彼に向かって何か大きなものを投げつけた
その衝撃音と共に彼は行き止まりの所までズルズルと勢い良くドラム缶と共に引きずられる・・・が、彼にはあまり傷がなかった
そのまま彼は応用能力『寸足(一瞬で目的物質のところまで走ることが出来る)』を使ったのか
そのまま封夜叉さんの目の前にナイフを向けた。
一気に風はやんで静かになった・・・
綺麗な紅の瞳はギッと私をにらみつける、これは・・・『宣戦布告』だろうか・・・
それとともに私の目に当たりそうなギリギリに狙ってきたのですぐに私は避けた
「・・・兄さんを汚した・・・
兄さんを冷たくさせたお前等が許せないッ!」
「・・・そう、許せないんだ。勝手にしろよ、んなのよお・・・」
それと共に私の目の前で彼は感電させられて白目をむいて倒れる
私はガタガタと震えていたがすぐに私は気がついた・・・
これは・・・フリだッ
小さな呼吸音によって私は気がついたときには紅狼さんが聖剣を突き刺そうとしていたが、そのまま彼のナイフが紅狼さんの腕を貫き・・・使えないようなものにさせようとしていた
そこで即効治療が出来る私はそのまま紅狼さんに触れてナイフを抜いた瞬間に痛みを無くさせて傷をないものにした。
紅狼さんはそのままそこから下がると・・・
新人である『光獣』の出番だ
小さな光の塊と共に炎を生み出すと私たちに当たらないようにすぐに光で炎を中心に集めてから小さな火の玉を作り出す、そして彼が走ろうとしたときにはもう火の玉が彼を囲んでいた
そのまま光がそこに生まれたときには彼は人間ではない・・・
灰になっていた
「・・・す、凄い・・・怪我一つなく、彼を倒すなんて。」
「し、しかも灰・・・お前、凄いじゃんか^^」
「そんなことないよ。
こんな残酷な能力を褒められるなんて思わなかったから、本当は捕虜にして捕まえるんでしょ?アタシはその『利益』を消してしまうだけだよ」
その瞬間に一瞬メンバーは静まってしまったがすぐに階段を上がっていく・・・
目的は『火鳥の確保』なんだから別に今回のことで気にすることはないということだけを小声で伝えるとピエロの隣へと行く・・・何だか変な気配のようなものをゾーッと感じたからだ、そのまま紅狼さんが振り向いたときに紅狼さんが聖剣でバリアしたからか怪我は間逃れたけれどもそのまま目の前にいたはずのピエロが・・・
消えていました。
それと共に私たちの中に何かを感じました
彼女の能力は・・・『存在を消し去ること』であること・・・
かなりの苦戦になりそうだと私は思い、能力安定剤を飲むと応用能力を開放してから私は長く丈夫な先に氷の刃がついている木の棒(『冬将軍(ふゆしょうぐん)』)を取り出すとそのまま彼女に向かって走っていました
「寄るな、君の首筋を噛み千切るよ?」
「・・・うるさい、俺の『冬将軍』・・・受けてみろよッ!」
そのまま彼女に向かって切り裂こうとしたとたんだった
滅多に割れないその先にある氷の刃が・・・バリーンという衝撃音を響かせて割れたのだ、大鎌を手に彼女はこっちに走って飛んできた
ちなみに私の応用能力は『二十人格人形』・・・二重人格が10倍になったようなものだ、20人もの人格を操ることが出来る
ちなみに私のその人格によって・・・武器も変わるのだ。
そのまま私は体力を消耗させないくらいのパワーで次の人格へと移った
というよりかは元の人格に戻ったのだった、これ以上操れば危ないことになることは間違いないだろうと思えたからだ
そのまま私が後ろを振り向いた瞬間だった
—そこには真っ赤な瞳に不気味さを抱えた笑みを持っているピエロがいた
「・・・ぴ、ピエロ?」
「・・・サ
ヨ
ウ
ナ
ラ^^」
その音と共にピシャッと幕が閉じるように私の視界は『黒』になり
激しい痛みを感じた私は能力を使おうとしても痛みによって操ることも出来ない・・・
どうしよう・・・私・・・ここでおしまいかな・・・。
「嫌だ・・・まだ・・・まだ、私は火鳥を・・・誰も助けてなんかいないのにッ・・・」
続く
- Re: Redmoon night コメント募集中ですよ^^ ( No.54 )
- 日時: 2011/03/10 20:02
- 名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
16.それを知るものは、いない
「・・・誰・・・?」
小さな少女の前で私は倒れていたらしい・・・というか強い痛みによって起き上がれなくなっている
そのまま私は少女に顔だけ向けるが少女はただ私を見てたたずんでいるだけだった、そして私の方に怯えたような小さな目を向けてからこう言ったのだった。
「貴方・・・下半身がない・・・」
「え・・・?」
後ろを振り向いた瞬間に私が気がついたことは・・・
下半身が切られてしまい・・・その痛みの根源からは大量なる『クレナイ』が広がっていた、それに私は小さな声で叫んでみたが少女の姿はなくなっていた
いや・・・少女は私の手を掴んでいた。
意識までがだんだんとなくなっていく・・・その時だった
少女の瞳は黒く輝いていたはずなのに紅く火のように燃えているような感じがしていた・・・眼の色は変わり、少女はそのまま・・・いや全身が燃えてから灰になるわけでもなく燃え尽きると共にぼんやりと消えていった
そのまま痛みもなくなっていたので私は再び後ろを向いた時には下半身は元に戻っていて私が立ち上がると同時に永遠に続くような闇を走り出した。
少女はまさに・・・『火鳥』の幻覚のようなものだろうか
そのまま私が走っていくとだんだんと意識もなくなりボンヤリとちいさな光が見えると共に私はノイズに背負われていることに気がついた、そのままノイズに声をかけた瞬間に彼は驚いた顔をした
そのまま私を降ろすと抱きしめてこう言った
「春風・・・生きてて良かった。
えっと・・・今のところは春風が倒れてから・・・何も起こってないんだけどな・・・
ピエロは戻ってこないままだ。もちろんあの鎌女も共にいなくなった」
「・・・分かった、絶対・・・絶対にピエロも・・・みんなも一緒に帰ってこよう。」
「あぁ。」 「うん!」 「そうだネ^^」 「分かった・・・」
そのまま最上階まで進むとそこには・・・夜がいた
まぁ記憶的にはランにテレポートされてからリーダーの秘書になった夜だということは分かるが・・・最上階にいるようなボス的な存在にはならないだろうなとかと思ってる私は甘く見ていた、彼は完全にリーダーの洗脳にあっているのだ・・・普通は火鳥教の人物には滅多に危険な応用能力を使うものはいないのだ
彼の応用能力は『永遠危険幻覚能力』・・・永遠にその幻覚に終われなくてはならないこと・・・。
今はそれを防げるかもしれない可能性を作るピエロはあの『シヴァ』によって誘拐されたままいない
そのはずだったのに・・・彼はあの紅い瞳と不気味さを抱えた笑みを抱えていた、夜はそのまま余裕そうな笑みをこっちに向けている・・・なんかこっちを見下しているようだと思ってイラついている紅狼さんが聖剣を持って走り出した時に彼女の瞳は黒いものから緑色になったと同時に奇声を上げている
「紅狼!ピエロ!戻ってきてヨ!」
「それは無駄なる叫びです・・・このヘボ軍人たちは・・・
永遠に戻ってきやしませんよ^^」
「ヘボ軍人・・・紅狼もピエロもそんなじゃないっ!
アタシよりも・・・素晴らしい能力を持ってるんだよ・・・
上司をバカにされると・・・
こんな気持ちになるんですね・・・」
その時だった
紅狼さんはいっそう叫びだしてから・・・夜のほうへと攻撃したのだ
それに夜は驚くと同時にニタリと笑ってから壁があるのかは分からないのだが行き止まりに投げ捨てると同時に大きな轟音が響くと同時に紅狼さんは行き止まりに埋め込まれたような感じになった、ピエロがそのままこっちを向いてからグッドサインを出した
まさか・・・彼も戻ったのだろうか。
そのまま彼は夜に特別に持たされた銃を突きつけると同時に夜は振り向いた・・・
そして夜がこっちを向いた時にはっとしたような顔をしたので私も隣を向くと・・・そこにはシヴァに消されてしまっていたはずのピエロがいたのだ、それに私も驚いたがすぐに冷静になってから人格を変える
それは残酷で・・・『怒り』で作られた人格
藁人形(『怒人形』)を片手に私はギッと夜を睨んだ
「私の恨みは・・・
貴方たちに他の仲間を奪われた、それだけだ。
けれども・・・その恨みは永遠に許されぬ・・・
我の心に宿りし、『怒人形』たちよ。
永久の地獄へ落とせええぇぇええぇッ!」
それと共に光獣も能力を開放してから火の塊を作り出してから私の怒人形に入れ込むように燃やしてから炎を十字にグルグルと回し始める
もちろん紅狼さんたちには狙わせないためにどうにか光の操作で補助してもらう、そして夜に炎が当たった瞬間に
夜は倒れた
私の『怒人形』は永遠の悪夢を見ながら眠らせるということが出来る。
もう二度と起き上がらないであろう夜は小さな声で呟く
「火神様・・・私は・・・もうだめです・・・だけど・・・あの・・・
アイツによって・・・あの人たちは・・・
あの人たちは・・・」
沈黙が流れ続けた最上階で私たちは少し時間がたってから奥の部屋にいるであろう
誘拐された火鳥を探すことになった
—火鳥教会本部
火神は本部の周りを見た
ちいさな噴水の周りには小さな席があり・・・
その席をどうにか飛び越えてから少し黒くさびている扉を普段は開かないのだが誰にも盗まれないようにしながら鍵で開かせる。
「・・・やっと、お前も動ける。
さぁ、俺の前であの『陽幻軍』を倒してもらおう・・・」
封印は解かれたのだ
続く
- Re: Redmoon night コメント募集中ですよ^^ ( No.55 )
- 日時: 2011/03/14 14:03
- 名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
17.封印が解かれたとき、
「火鳥・・・いないな。てか早く帰りたい、帰りたい、帰りたい」
「ノイズ、そんなこと言ってるうちに火鳥探しなさい。」
「春風〜、こんな仕事に付くとは思わなかったんだよ・・・。」
私たち陽幻軍は火鳥が何処にいるのか最上階で探していました
最上階はボスである『火神』が使っている部屋だからかかなり他の兵士の部屋より綺麗です・・・『火の鳥』をかたどっているであろう金色の像が机の上にあったりしたりと高級品もあります、一応封夜叉さんが罠を仕掛けているということで誰かが来ても大丈夫な感じなようです・・・が。
気のせいではありますが・・・地震の初期微動のようなものを感じた気がした、それに光獣がすぐさま気がついたのか私たちに地震のようなものが来ることを伝えたときに・・・
大きな揺れが来ました
そして、真ん中に集まった途端に気づいたものは
亀裂でした
「・・・大丈夫。大丈夫だから。」
「凄い揺れ来るって・・・絶対・・・」
「あの・・・亀裂、出来てません?」
「え・・・?」
ピエロの言った言葉と共にバリバリっという気が割れるような音が響きだした
これはヤバいとノイズがペリペリと赤いカーペットをはがしながら亀裂を探してからそのまま亀裂がそろそろ大きな音を立てて崩れようとした途端に私たちは亀裂の境目であるところの左側へと移りました、それでみんな無事に亀裂から逃れられると思われたときでした。
封夜叉さんだけいないのです
人数を数えて確認しようとしたときに大きな音があった・・・まさかそれで・・・
亀裂に一人だけ落ちてしまったというのかと思ったときには全員が封夜叉さんのいないことに気がついていてみんなで亀裂の中を少しだけ覗いて封夜叉さんの名前を呼びました、私が大きな声で叫んだときに・・・いたのです
「封夜叉さん!」
「・・・春・・・風・・・?・・・もう、私は駄目だヨ・・・動けない・・・此処から・・・」
そのときだった
あのバリバリッという衝撃音と共に私はまた紅狼さんたちのいるところへ戻らなくちゃいけなかったけれども戻れなかった
そのまま私の目の前で・・・封夜叉さんは渦に飲み込まれるように消えていったからだ、手が届かなくて差し伸べることさえ出来なかった自分が思った以上に悔しく・・・自分の目の前で何が起こったのかがわからなくなっていたからか動けなかった。
そして私の後ろには・・・大きな鎌
何か危機感を感じた瞬間に私は大きな鎌によって背中を刺されていることに気がついた
恐れ 恐れ 恐れ 恐れ 痛み 痛み 痛み 凄い 怖い 怖い 痛み 痛み 歪み
嫌
怖い 歪み 怖い 痛い 死 生 怖い 非 悲 非 意識 薄れ 生 涙 痛み 歪み
脳内に溢れかえる言葉が滅茶苦茶になってそのまま意識が薄れると共に崩れていくことに私は何も出来ずに倒れた
『私は・・・まだ・・・生きたい・・・人を助けたい・・・痛い・・・怖いよ』
「これで・・・だ・・・私は・・・ない。」
その半分くらい聞き取れなかった言葉を聴きながら私は金髪少女を見ながら最期を・・・
「まだ・・・貴方は、この世から消えない・・・大丈夫。」
その、手を差し伸べたような声が聞こえる
幼い顔立ちに白いワンピース・・・まさに下半身がなくなってしまったときの夢に出てきた人間だということにすぐに気がついた、そして私はそのまま立ち上がると痛みも何も感じないことに気がつく。
「貴方は・・・誰?」
「私は・・・火鳥・・・
貴方のもう一人の存在。」
その言葉に私はただ驚くしかなかった
もう一人の・・・存在?
—紅狼の脳内環境
え?封夜叉と春風さんがいない・・・というよりも金髪の少女に踏みつけられてしまっているのに気がついたと同時に俺は剣を片手に走り出したがそれと共に大きな鎌でとめられる、それと共に俺の剣は飛ばされる
ヤバイ・・・この状況にこんなことになるなんて・・・俺の目の前に鎌が下ろされようとしている
「大鎌を扱う女の子……案外二次元ではいっぱい居そうだけど、現実で扱えるのは多分私一人じゃないかな?」
「・・・そうか?俺も使えるんだけどなあぁああぁぁああッ!」
そこにいるのは・・・大きな同じくらいの鎌というよりかは斧を持っていた菖蒲だった
その大きな声と共に俺から鎌は逃れられて・・・菖蒲は斧を動かして金髪の少女の鎌の攻撃をどうにか押さえつけている、それと共に俺に叫んだ言葉は
「・・・逃げろッ!」
その言葉と共に俺は立ち上がると剣を持ってからノイズとピエロのいるであろう二人目の刺客のところへと走っていくしかなかった、もうこんなことしか出来ない自分が菖蒲がもしかすると・・・けんかするけど・・・それでも護りあうことの出来る友人がいなくなってしまうことを不安に思っていた。
「ははっ・・・あの揺れも全部・・・全部、俺の能力なんだっぺ。自然を操れるのは・・・俺だけだっ!」
その言葉と共に強い風が吹く・・・まさか・・・これもコイツの能力なのかと思うと苦戦を予測しながらも風を避けながらどうにかコイツの前に行くことが出来た、そして・・・剣を構えたと同時に俺は叫んだ
「お前らがやったことに・・・俺は・・・俺は終止符でも何でも打ってやるからなッ!」
続く
- Re: Redmoon night コメント募集中ですよ^^ ( No.56 )
- 日時: 2011/03/15 17:11
- 名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
18.封印された男、(上戦闘編)
そのまま俺が剣を持って二つ名としてはかなり大げさであろう『地神』へと突進するように走り出したときだった
菖蒲と金髪の少女・・・二つ名としては彼女らしい『シヴァ』の戦っていたときの金属音が消えて上を向いている、地神が地面を揺らしているわけではないのにババババババッという音と共に弱くなって脆くなっているだろう地面が揺れている。
そしてだんだんと揺れは大きくなり音も大きくなっていく・・・そして俺は気がつく・・・陽幻軍のヘリコプターだということに・・・そう思ったときにバリバリバリッという地面が割れるような音によってノイズは驚いた顔をすると同時に天井が破れた、室内でうごめいているようなトンボのような感じになっているヘリコプターから出てきたのは・・・軍服をいつも着てこない着物姿の斬雹と今は倒れてしまっている春風の部下であるスバルが手を振っている。
運転しているのはどうやら影破壊者らしい
「紅狼!ビルの中にいたヘボ職員どもは私とランがとっちめておいたから!」
「おう、影破壊者・・・ありがとうさん!・・・もう一仕事しないか?俺たちと!」
「そうこなくちゃね、おねえちゃん^^」
その声と共に三人はヘリコプターのエンジンを止めると同時にそのまま脆くなっているだろう木の床に降り立つとそれぞれのところに走り出したが・・・そのまま菖蒲が声を上げた、何があったのかわからないのだが俺も戦わなきゃいけないということもあって菖蒲のほうにむくことは出来ない・・・
どうやらシヴァは逃げてしまったらしくノイズが追いかけていってしまったらしい。
そして隣にはこの前の任務で共に戦った斬雹がいた、そのまま笑いかけてくれたまだ幼いであろう斬雹に俺も微笑むとキッと地神を睨むと同時に剣を向けた
まるで欧州で起きたような戦いのように
「俺は絶対に負けないからな!」
「アタイのことも忘れないでよね!」
「・・・そうはさせねえっぺよ^^」
そして同じような鋼の剣を上へと上げた地神は俺の攻撃をすばやく避けながら傷をつけようとするのでどうにか斬雹が氷と風で攻撃を封じさせようとするが地神の応用能力として・・・なんとも俺たちの戦闘を不利にさせるようなものだった、
地面の奥深くにあるパワーを使った光線を作るらしい
それを浴びたら俺たちは・・・光獣の攻撃のように一部の部分が灰になることは分かっていた。
その間にどうにか作戦を立てた・・・光線ならガラスから跳ね返るんじゃないのかと思ったのだ、それと同時に俺は光線が来るのを待ちながらも剣で攻撃をして少しずつだが傷を付けていく・・・そして俺は応用能力を使うタイミングだと思いそのまま斬雹からもらった鏡を向ける同時に光線を跳ね返すと思った
が・・・そんなの甘かった。
それにすぐに気がついた斬雹が俺の前に来ると・・・着物が灰になり・・・まだ押さないものが残っているだろう俺より小さな手が灰となって消える
そして・・・俺の前で彼女はパタリと小さな音を立てて倒れていた、それに俺はただとまることしかできない
「斬雹・・・!?」
「・・・アタイの分まで・・・頑張って・・・私・・・灰になりそう・・・だけど・・・みんなを・・・どこかで見てるから・・・
天国は・・・絶対にあるから・・・」
「・・・頑張る・・・俺たちが絶対にお前たちを幸せに出来る天国を作
るからな。」
それと同時に斬雹は灰のような姿になると揺れによって落ちてきたであろうホコリと同化したようになった
俺の怒りは・・・まぁ頂点に立ちかけているであろう、そしてわけの分からぬ大声を上げると同時に俺はそのまま見下したような笑みを浮かべる地神を睨むと・・・攻撃を始めた
「・・・攻撃に身を任せるとか、ダサいからな。」
「あぁ、分かっているさ。
俺のこの気持ちが知らないアンタにはそんなの絶対分かんないだろうよ!
ちくしょおおおおおおぉおぉおぉおぉぉお!!」
それと共に俺は剣をもう一度持つと地面を蹴り上げるようにして
飛んだ—
その飛んだときに俺は・・・地神の剣で頭を護っていたが、俺はそんなの気にせずに首を・・・勢いよく切ったらしくドンっというちょっとした不着陸をしてから地神を見た。
これはもう表現できないようなものになっていた
そして俺以外は誰もいないことに気がつくと俺も立ち上がった・・・のだが、そこには
あの火鳥教のリーダーであろう『火神』・・・またの名を根岸と・・・大きなガッチリした体系の男性・・・
『ストラトフォートレス』がいたのだ
「す・・・ストラトフォートレス・・・・っ!」
「コイツがいれば、もう俺たちは・・・
世界を支配できるのだ」
「・・・そんなの、俺たち『陽幻軍』が止めてやるよ。な、紅狼^^」
その横にいつのまにかいたのは・・・菖蒲だった
いつも喧嘩をしていても・・・友達と思っていなくたって・・・いつもそれとなく優しい菖蒲に俺は何だか泣きたくなったがそうもいかないので剣を火神のほうに向けると火神も十字架に手を掛けるとプツンとすばやくネックレス上になっていた十字架ネックレスから十字架を取り出すと中心にある宝石をスイッチのように押してから剣のようにする、ストラトフォートレスは菖蒲のほうを向く・・・菖蒲は何処から持ってきたのか分からないが火の鳥を象った像を持ち上げると彼に向かって投げた。
こっちも・・・戦闘開始にしますか・・・
そう思った瞬間に火神の剣と俺の剣が重なり金属音を響かせた
続く
第三章終了、
- Re: Redmoon night コメント募集中ですよ^^ ( No.57 )
- 日時: 2011/03/15 19:37
- 名前: ヴィオラ (ID: 6PSxBKjg)
- 参照: http://www.youtube.com/watch?v
多分結構あっという間に終わったであろう第三章が終わりました。
ということで第四章突入です
シヴァちゃんは火鳥教の残り少ない兵士として結構活躍しますし、オリキャラさんたちも戦ってて倒れちゃいます。
そして・・・菖蒲がストラトフォートレスに立ち向かって、紅狼が・・・リーダーと戦います。
春風はまぁ、はい・・・色々します。意識ないんですが。
一応今頃かと思われる方もいると思いますが世界観をご紹介しておきます
・世界観
★地下世界
▽『陽幻軍』
火鳥を助けるため、そして平和を保つために作られた軍。
ちなみに今回の登場人物はだいたい中学生という設定です、つまり・・・優秀な能力者といわれる子供を保護すると同時に戦わせるという施設です。
ちなみに小学生の頃からこの軍に所属する人は数少ないとか
地上世界にとっては正義の軍隊であることは多分間違いない、ちなみにあんまり地上に行ってはいけないらしい。この軍隊が地上に行くことは任務以外だと地上世界の法律に違反してしまうことがあるかもしれないからか禁止
▽『火鳥教』
火鳥と火神を神として崇める過激派な宗教団体、軍隊を持っているというところから地上から少し恐れられている団体。
ネネや愛偽も此処にいましたが、中学生から中年のオッサンまでいろんな人がいます。陽幻軍のように子供ばかりではないので中年のオッサンとか陽幻軍の平均年齢が幼い任務メンバーが当たらないように情報部が結構頑張っているらしい。地上とかは出入り自由、勧誘は駄目。
ちなみに勧誘は地上世界の法律では禁止されているのでしたら処罰される
★地上世界
能力者人口は地下世界にいることが多く、あまりいない(人口の約1割くらい)。差別とか偏見はあまりないらしいが法律はちょっと厳しい、ちなみに学校とかそういうのは普通にある。
しかし、能力を持つ子供を産む原因はだいたい遺伝子だがそうじゃないこともある
番外編のカラオケ店は地上世界のを使ってます
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