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怪談(短編集)
日時: 2011/04/21 22:26
名前: 涼 (ID: fS3ho1RJ)






始めまして私の名前はりょうと言います。
色んな怪談話を書きたいと思ってます


よろしくお願いしますね





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Re: 怪談(短編集) ( No.19 )
日時: 2011/04/23 16:55
名前: 涼 (ID: fS3ho1RJ)

   */ かりん様


  たしかにそうですね^^
  時代は昭和時代のバブル時代で
  公害病に侵された村をイメージしました。


  人は本当にその気になれば
  畜生や鬼畜へと堕ちる
  哀れな存在ですね笑
  そういう私も人間ですが笑





Re: 怪談(短編集) ( No.20 )
日時: 2011/04/23 17:06
名前: かりん ◆SVvO/z.cC. (ID: ueXHoJNS)

そうだね。
人間って事実は変わらないね。

Re: 怪談(短編集) ( No.21 )
日時: 2011/04/23 19:50
名前: 涼 (ID: fS3ho1RJ)

  */06 ( レンガ造りの屋敷 )



あたしの学校に時期はずれの転校生が来た。

親子共々とても綺麗で評判良い親子だ。

あたしたちは一瞬で彼女の虜になっていた。

謎めいた、神秘的な雰囲気を持ち合わせているから、

余計に皆は彼女の事が知りたくなる。

だけど先生はいつも言うの「本当に謎だらけなの」と。

あたしは皆と違い、そんなに彼女に興味を示さなかった。

別に親しくなる理由もないから。

そんな感じであたしたちは話す機会なんかなかった。

ある大雨が降る通学路を走って家に帰るあたしは足を止めた。

レンガ造りの屋敷だ。

ここは良くある空き家で、洋風な屋敷でレンガで造られている。

別に誰も住んでいないのだから、雨宿りぐらい問題ないだろうと思い、

あたしはツタで覆われた門を開けて中に入った。



「なかなか止まないわね」

「……………!?」



玄関の外の扉に立っていたあたしの隣にいつの間にか転校生がいた。

何でここにいるの、とあたしが思ってる事を見透かしたように。



「アタシの家なの、よ……」

「え?……でも、空き家だって」

「それは間違いだったのよ、色々とあるの」



いつも通りにクールで無表情の彼女にあたしは口ごもる。

何となく気まずい雰囲気になった気がした。

早く雨が止めば良いのに……、心底そう願った。

彼女はまたあたしのほうを見てこう言った。



「たしか……遠藤薫さんだったわよね」

「え……うん」

「アタシは平坂百合よ、ママは鏡子」



百合ちゃんは玄関の扉を開けたかと思えば外を指差した。

嗚呼、もう雨が止んでいる。

あたしは一礼した後、門を潜り屋敷を出て行った。

もう一度振り返れば当然というか玄関は閉じられていた。

そのまま家に帰った。

あの不思議な会話に首を傾げた。黙って家に入ってきたのに。

彼女は一言も言わず、怒りもしなかった。

それに大体あそこに住んでる自体、噂に聞いていないのだ。

変な違和感を感じながら翌日になり学校の皆にこの事を話した。

皆は色んな反応を示したが、一人がこう言った。



「昔ねおばあちゃんから聞いた話なんだけど平坂さんという母子が、
 あの屋敷に住んでいたんだって……今回の転校生となんか似てない?
 おまけに凄く綺麗で名前もさ、聞いたらびっくりしたよ、母親が鏡子なんだってさ」



あたしたちは背筋が凍る思いだった。

何故あそこが空き家になったのは昔に強盗が入り殺されたらしい。

ゾッとした。あたしたちは震える思いの時にチャイムが鳴った。

話題の人物、平坂百合さんはまだ学校に来ていない。

やがて先生が出席簿を付けてる時に男子の一人が尋ねた。



「平坂……平坂百合は?」

「あら?誰なの、その子?」



確実にあたしたちは恐怖に支配されたのは言うまでも無い。

その後あたしたちの前に平坂百合さんは現われなくなった。

大人たちも当然彼女の事など知らずに過ごしてる。

だけどあたしは今でも忘れられない。

あの雨の日に平坂さんと会話した事を。

そして彼女がドアを開ける時に少し微笑んでいたのを。

あのレンガ造りの屋敷は新たな買い主とその家族が住んでいる。

ツタの門は風情があるからと残されているが、それ以外は跡形もない。

あたしはここを通る度に平坂百合さんの雨の日の会話を思い出す。

あなたは、寂しかったの?



—— えぇ、正解よ



そんな声が聞こえた気がする午後の晴れの日だった。






Re: 怪談(短編集) ( No.22 )
日時: 2011/04/23 20:14
名前: ちぃたろー (ID: d0.NUEEa)

私にもホラーとかを書く文才が欲しい…

怖く書こうと思うと文章gdgd

gdgdじゃなく書こうと思うと怖くない…


な、感じになっちゃうんです(><)

なんかアドバイスありませんか?



良ければお友達になっていただけますか?

Re: 怪談(短編集) ( No.23 )
日時: 2011/04/23 21:01
名前: 涼 (ID: fS3ho1RJ)

   */ ちぃたろー


  友達?…勿論お願いしまーす!
  私はタメで良いからね。
  アドバイスはとにかく練習?かな


  自分が怖いなと思った小説や映画を、
  モデルにした奴とか色んなのがあるよ。
  頑張れ!



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