ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 不在の国のアリス
- 日時: 2011/07/03 18:25
- 名前: ☆猫を愛で隊☆ (ID: 4/G.K5v4)
アリス…−アリス…−記憶をたどって…−
誰かが誰かを呼ぶ声がする…
誰を呼んでいるの?なんでそんな悲しい目で…−
…私を見るの?
ワタシ アリスジャ ナイ
シラナイヨ… アリスナンテ
シラナイ シラナイ…
- Re: 不在の国のアリス ( No.8 )
- 日時: 2011/06/09 16:53
- 名前: ☆猫を愛で隊☆ (ID: yAL.k7HO)
8話『繰り返す頭痛』
「…っ」
いつまで落ち続けるんだろう…
「…ん?」
ずっと落ち続けているせいかだんだんと私は冷静になっていた
そこである変化に気づいた
……スプーン?……ティー…ポット?
絵本……積み木…地図…
いろんな物が私の落ちているほうと逆方向に…
簡単に言えば昇ってる?
「何…これ」
「捨てられた物たちだよ」
いきなり私の真横から声がして思わず小さな悲鳴を
上げてしまった
「あ…チェシャ猫?…捨てられた物って?…っていうか
なんで私を突き落としたの!?このままどうなっちゃうの!?」
「さぁ?」
「…」
駄目だ、拉致があかない
「…捨てられた物って?」
「アリスに捨てられた物だよ」
「私が…?そんな覚え…痛っ」
また激しい頭痛が私を襲う
「捨てたよ、小さいころにね」
「あの…チェシャ猫が探しているアリスって
私じゃなくて違う人なんじゃ…?」
だって記憶がまったくないし…
「アリスはアリスだよ、別の人なんていないよ」
「…」
「もうすぐ底だよ」
「…ぇ!?しっ…死んじゃうよ!」
私がそう叫んだのと同時に底にドスン!と着いた
「…痛…くない」
一瞬痛いと思ったがまったく痛くない…あんなに落ちたのに
私は、下を見た
「枕や…布団にクッション?どれもぼろぼろだけど」
「これらもアリスが捨てたものだよ」
「またそんなこと言って…ってあれ?このクッション見たことある」
そのクッションは星型ではしっこに[アリス]と汚い字で書かれていた
「これ…小さいころお母さんにもらったやつだ…」
じゃあやっぱりこれ全部私が捨てたものなの?
思い出そうとするとまた頭が痛む
- Re: 不在の国のアリス ( No.9 )
- 日時: 2011/06/09 17:01
- 名前: ☆猫を愛で隊☆ (ID: yAL.k7HO)
9話『穴の向こうには』
「チェシャ猫は、大丈…ってあれ?」
底に着くまでは一緒にいたチェシャ猫がいない
「?移動したのかな?」
とりあえずここは、どこ?
真っ暗何も見えないし聞こえない
「ん…っしょ」
私は手探りで移動した
とりあえず両脇に壁があるってことはわかった
「あ、…これドアかな?」
ドアノブみたいなの発見…
鍵がかかってますなんてオチありませんように…
ドアは、願いどおり開いた
「っ!まぶしっ」
さっきまで真っ暗だったのでいきなりの
明るさにビックリする
そこにあったのは…−
- Re: 不在の国のアリス ( No.10 )
- 日時: 2011/06/09 17:05
- 名前: ゆう (ID: fnyLTl/6)
面白いです!
更新頑張ってください!
- Re: 不在の国のアリス ( No.11 )
- 日時: 2011/06/09 17:12
- 名前: ♪梨花♪ ◆WnSmhYRV2I (ID: 5dLFZzqu)
- 参照: http://元asada1023だよ★←
ネタがわかってしまった…
- Re: 不在の国のアリス ( No.12 )
- 日時: 2011/06/11 20:20
- 名前: ☆猫を愛で隊☆ (ID: 4/G.K5v4)
ゆうさん>米ありがとうございます!
嬉しかったです///
♪梨花♪さん>ネタがわかったとか、勘弁してください^p^
とりま米ありがとございます(^^♪
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