ダーク・ファンタジー小説

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蒼い血の僕 【完】
日時: 2013/03/30 13:30
名前: Yu-Ta ◆ypURG809QA (ID: KDl0fyQj)

シリアス・ダークでの作品開始!

Re: 蒼い血の僕 ( No.5 )
日時: 2013/02/11 11:41
名前: Yu-Ta ◆ypURG809QA (ID: 7hsLkTT7)

...テスト?いきなり?なんで?



   ?「うわごとを漢字でお書きください。」


 健吾 「譫言。」


   ?「底面が半径rの円で、高さがhである直円柱Rがある。
この立体の密度が上面からの距離に比例しているとき、この円柱の重心の位置を求めよ。」

 健吾 「題意より,上面から下面へ測った距離xに対して,円柱の線密度ρは比例定数k(≠0)を用いてρ=kxと書ける.
これより,重心の上面からの距離は∫[0,h]ρxdx/∫[0,h]ρdx=∫[0,h]kx^2dx/∫[0,h]kxdx=(kh^3/3)/(kh^2/2)=2h/3.
以上のことと円柱の対称性から,重心の位置は上面から2h/3の距離にある断面の中心。」


   ?「電力500Wのオーブントースターを100Vの電源につないだ。
    (1) オーブントースターには何Aの電流が流れるか。
    (2) オーブントースターの抵抗は何Ωか。」

 
  健吾 「(1) I=P÷E=500(W)÷100(V)=5(A)  答えは5A
(2) オームの法則で、電源Eは100V、電流 I は(1)より5A
   R=E÷I=100(V)÷5(A)=20(Ω)  答えは20Ω。」





   ?「両親の名前は?」












 健吾 「...知らん。」

Re: 蒼い血の僕 ( No.6 )
日時: 2013/02/11 11:48
名前: Yu-Ta ◆ypURG809QA (ID: 7hsLkTT7)

    ?「...わかりました。データが取れました。」


  健吾 「...データね。」


見張り人「次は身体検査です。」


●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●



いろいろやられた。身長測ったり体重測ったり...



見張り人「次は血液検査です。」






注射がボクの右の腕らへんにささる。






チクッ











   ?「おおーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

























蒼い血を見て歓声をあげた。 

Re: 蒼い血の僕 ( No.7 )
日時: 2013/02/11 13:30
名前: Yu-Ta ◆ypURG809QA (ID: 7hsLkTT7)

見張り人「これでテストを終わります。完璧なでき前です。」


 健吾 「あのさぁ、なんのためにやってるんだ?」


見張り人「喜ばないんですね...」



 健吾 「?」


見張り人「いえ、なんでもないです。」









コツ、コツ、コツ、コツ






足音しか音がない廊下。ひんやり冷たい。




 健吾 「でさぁ、僕は何者なんだ?何も思い出せないし、血が蒼いからって歓声あげるし...」



見張り人「血が蒼いことに疑惑はないんですか?」




 健吾 「ない。」



見張り人「...わかりました。少しだけあなたについて話しましょう。あなたの名前は陰宮健吾、だいたい17歳です。」



 健吾 「だいたい?何故だいたなんだ?」



見張り人「それは...
























一生死なない体だからです。」

Re: 蒼い血の僕 ( No.8 )
日時: 2013/02/13 16:51
名前: Yu-Ta ◆ypURG809QA (ID: KDl0fyQj)

一生死なない体...ね。



見張り人「だから大変危険な体で、世界のいろんな人から狙われているのです。あなたは。なので一生、周りの人間の言う事を聞けばいいのです。そのピアスがある限り、あなたの行動範囲が狭くなります。必ず人の言われたことを聞きなさい。」







ぐおっ!きゅ、急に頭が...






 健吾 「ク...わ、わかった...」








その瞬間、


















見張り人の赤いピアスが光った。

Re: 蒼い血の僕 ( No.9 )
日時: 2013/02/16 13:26
名前: Yu-Ta ◆ypURG809QA (ID: KDl0fyQj)

*第三話 いない...

 健吾 「いない...」



見張り人って奴がいない。朝起きたら昨日のようにいると思ったけど、






















いない...










どこだ?




大広間、キッチン、和室、バスルーム、トイレ...どこもいないし。







 健吾 「——————!!」





ボタン!黒いボタンがある。カーテンの後ろに隠れてた。





 健吾 「押すか...?」




ポチ、ガタン!




 健吾 「うゎゎゎ!!!!!!!!!!!!!!」











 健吾 「ん?ここは....」







おおきいドーム。天井もかなり高い。








 健吾 「!!!!!!!!!!」

















見張り人が

















赤い血を流して倒れている... 


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