ダーク・ファンタジー小説
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- 蒼い血の僕 【完】
- 日時: 2013/03/30 13:30
- 名前: Yu-Ta ◆ypURG809QA (ID: KDl0fyQj)
シリアス・ダークでの作品開始!
- Re: 蒼い血の僕 【完】 ( No.1 )
- 日時: 2013/03/30 13:29
- 名前: Yu-Ta ◆ypURG809QA (ID: KDl0fyQj)
*プロローグ
蒼い血は見たことありますか?
いいえ
これがふつう。
はい
これはありえない答え。
だって...
僕の血、
蒼いから。
- Re: 蒼い血の僕 ( No.2 )
- 日時: 2013/02/09 20:13
- 名前: Yu-Ta ◆ypURG809QA (ID: 7hsLkTT7)
*第一話 蒼い血
ピ.ピ.ピ.ピ
ピ—————————————
白い天井、白い布団、そして自分。
僕は何者だ?
名前も思い出せない。
ココがどこかも。
ガチャ
ドアを開けた。
?「お目覚めですか?健吾様」
健吾...どうやら僕の名前らしいな。
目の前には豪華な食事。ステーキにパンにフルーツにサラダにスープに...
健吾「食べていいのか?」
? 「おめしあがりくださいませ。」
カチャカチャ、慣れないナイフ。かなり下手にステーキを切った。
パク、モグモグ...
? 「おいしいですか?」
健吾「...特に普通の味、だと思う。」
フルーツでも食べようかと思って手を伸ばした。
ナイフで切ったのかわからないけど...
蒼い血が左の人差し指からにじんで出ていた。
- Re: 蒼い血の僕 ( No.3 )
- 日時: 2013/02/10 10:33
- 名前: Yu-Ta ◆ypURG809QA (ID: 7hsLkTT7)
特に気にしなかった。この血、普通だと思ったから。それにしても...
何も思い出せない。
いろいろ家の(?)中を見た。広い。白い。
陰宮 健吾宅
陰宮...ボクの名字か...
?「健吾様、学校のお時間です。」
健吾「あのさぁ、あんた何者?」
?「そうですね...あなたの
見張り人です。」
- Re: 蒼い血の僕 ( No.4 )
- 日時: 2013/02/10 16:23
- 名前: Yu-Ta ◆ypURG809QA (ID: 7hsLkTT7)
*第二話 テスト
学校...よくわからない。僕、いくつだ?中学?高校?それとも別の?
ピチャンッ
水たまり。あぁ、靴が汚れてしまった。そしてここで自分の姿を見た。
ストレートショートヘアーで目は細く、身長は180ぐらいかな...そして右耳に蒼のピアス。触ったらひんやり冷たい。氷のように
見張り人「さぁ、健吾様。行きますよ。」
健吾 「あ、あぁ。」
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健吾 「ココが学校?」
確かに校舎らしきものが建っているけど、人の気配がない。
見張り人「いえ、学校とは言ってましたがうそです。」
...........ハァ?うそ?
見張り人「ここは、テスト会場です。」
健吾 「テスト会場?テスト?僕は何をされるの?」
見張り人「詳細は中で...」
ガチャ、
広い教室がある。机といすがポツン一つ。
?「これからテストを開始します。」