ダーク・ファンタジー小説
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- 少女Sは人殺し 【私は貴方が怖い】
- 日時: 2013/05/10 21:34
- 名前: Aira+ (ID: H6B.1Ttr)
序章
私は人を殺してしまいました。
え?一体誰を?そもそもお前は誰だって?
まぁまぁ、そんなに焦らずに。少しだけ聞いていってください
なぁに、たいしたお話ではありません。ただ最後に「人」に話を聞いて欲しいだけです。
とりあえず、自己紹介といきましょうか…
私の名前は阪元笹音。現在は大学生です。でも、事件が起こったのは高校時代。
平均的な女子で、容姿も普通で性格も頭のできも運動神経も全部平均的。ある意味私は手のかからない生徒でした。
高校生の時、特にこれといった事件もなにもなかったのですが、同じクラスの男の子が屋上から「飛び降り自殺」をしてしまったのです。
そこからでした。
今まで過ごしてきた、なんの変わりもなかった「空気」が
いっきに 変わってしまったのは。
- Re: 少女Sは人殺し 【爆弾抱えて笑うしかなかった...。】 ( No.19 )
- 日時: 2013/05/08 18:50
- 名前: circus (ID: faSasGNm)
前、私の小説にコメントくださってありがとうございました。
少女S…かっこいいです!
本当の正体は分からないから、話のつづきが気になります!
ぜひ書いてくださいね!
読んでると「次はどうなるんだろう…」って思っちゃいます><
しかも、すべて敬語!ちょっとかしこまった感じで良いですね。
気に入りました!またの更新楽しみにしています^^
では、また。
- Re: 少女Sは人殺し 【爆弾抱えて笑うしかなかった...。】 ( No.20 )
- 日時: 2013/05/08 19:00
- 名前: みみぃ (ID: 8jXgF63k)
はじめまして!…かな?
みんなみんな、すごく小説がうまい!
私も小説を書いているのですが、私なんか、とてもじゃないけど
敵いません!
良ければ来てほしい…です。
色々なとこで言ってますが。
それでは!
- Re: 少女Sは人殺し 【爆弾抱えて笑うしかなかった...。】 ( No.21 )
- 日時: 2013/05/08 19:35
- 名前: Aira+ (ID: H6B.1Ttr)
快里翔様へ
遅くなってしまってすいません。
お気に召されたのならば、光栄です。有難うございます^^
これからも宜しくお願いします
circus様へ
いえいえ、こちらこそ有難うございます。主人公がまじめ(?)不思議ちゃん+大学生なんで敬語にしてみました。
更新、頑張ります。なのでcircus様も頑張ってくださいね。
みみぃ様へ
小説書いてらっしゃるのですね。ぜひ、見に行かせていただきます。
できれば、題名を教えて欲しいです。
- Re: 少女Sは人殺し 【爆弾抱えて笑うしかなかった...。】 ( No.22 )
- 日時: 2013/05/08 19:39
- 名前: circus (ID: faSasGNm)
さ、様だなんて!
そんな言葉使いじゃなくて良いですよ!
大学生なんですか!((よく内容読んでなくてすいません…
更新頑張ります!!
- Re: 少女Sは人殺し 【爆弾抱えて笑うしかなかった...。】 ( No.23 )
- 日時: 2013/05/09 18:58
- 名前: Aira+ (ID: H6B.1Ttr)
直哉君が言うには、茜ちゃんは覚醒剤を使っているそうなの。覚醒剤は中枢神経を興奮させて、疲労感や眠気を一時的におさえ、気分高揚、爽快感などをもたらす薬物で、中毒性… 依存してしまう、恐ろしいもの。勿論、必死に止める神藤君に直哉君。そのたびに、茜ちゃんはまるで別人のような面相になり、暴れだすそうなんだ。
茜ちゃんに想いを寄せていた神藤君は、本当に必死だったんだと思う。
薬の繋がりは、「バンド」で、各地を回っているときにファンにもらったんだという。 直哉君たちのバンドは、結構人気があるそう。
このことを知っているのは茜ちゃん、直哉君、神藤君だけ…のはずだった けど、もう一人いた。それは、今の担任有水先生。
たまたま服用しているところを見られたらしい。それであんな態度をとっていたのかと納得した。けどそれは逆に「弱みを握られている」状態であって、あんな態度とってよかったの?と直哉君に質問したら直哉君は「あの先生は言わないって 知ってる」と返してきた。
言わない?どこからそんな自信がわくの?
そういおうとしたけどやめた。
そして、茜ちゃんから深夜、電話がかかってきたらしい。内容は
「生きていて、いいの?」
だそうで。 でもそれは茜ちゃん自身の意味ではなかったことを今直哉君は気づいたそうです。 当時の直哉君は「茜ちゃん自身」っと思ってしまったため、こう答えたそうなの。
「解らない」
人に人を裁く権利はない、 確かにそうだと思った。
でもそれでは世界はおかしくなるんじゃないか。っと私は思ったよ。え?それは可笑しい?…笹音の言いたいことはわかるよ。でもね、
人が支えあって生きていく限り、憎み合い、傷つけあうことは仕方ない事、なくならないもの。人に感情がある限り、自分の価値観の中の物を壊されたりして怒る事、それが殺意に変わる…それがもし自分だったら止められる? 私はきっと無理だよ。だから過ちを犯してしまった時
中立にたつ、同じ感情がある人間が立つ事が、平等であって、事の理非をはっきりさせることができるのでしょう。
何をするのも人間だ。だから、何かをするのも人間だ…
正しさなんてどこにもない。結局、人の感情と価値観によるものさしで測られる。けど、それでも人は縋りたくなるんだよ。