ダーク・ファンタジー小説
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- 不死身の、独り言
- 日時: 2020/01/19 17:08
- 名前: 妖精 (ID: gKP4noKB)
初投稿です。おねがいします。 … 朝から、教会が鐘を鳴らしている。どうせ、またダンジョンにつっかかっていったバカな冒険者だ。たいてい、ここは子供を4人とか、5人産むから、次の跡取りになろうと必死なのだ。そしてそういうバカは大抵貴族だ。普通気が付くと思うけど。自分程度じゃあどうにもならないって… 私は、泣きはらす親を鼻で笑う。私は、他よりずっと長い時を生きているから、たかだか100年の生命を、もてあそび、狂わせている。それが、唯一の暇潰しだった。15で、今みたいにこういう考え方をしない、仲間がいる時ならば違った未来だったと思うけどね。さてと、今日もダンジョンで金稼ぎますか。私、いつ死ぬのかなぁ…。
目次
一章「ダンジョンの中の出会い」>>1
二章「神の名の元に」 >>9
三章「ユグドラジルと異端審問官」>>27
- Re: 不死身の、独り言 ( No.5 )
- 日時: 2019/11/20 19:51
- 名前: 妖精 (ID: 3edphfcO)
遺跡調査の夜明け 「細かいことは後々説明するので。」そう言うと、私の腕を引っ張った。かなり力は強いようであっという間に馬車に引き込まれた。 ¦其処は、洞窟の中で、たくさんの人がいた。その内に、40〜50位の長官らしき男が舞台(の、ような所)に立った。「今から、遺跡調査に行く波兵者を発表する。呼ばれた者は、すぐにここへ来るように。」「「はいっ!!」」たくさんの武装した貴族が返事をする。「ロッサム・ビーアナ。カルロス・ベルトモンド。アグニス・ビナルス。ビートル・ビグル。そして、今回特別講師もお呼びした。ログサリ・ブラット魔術師だ!」私は思わずこめかみを押さえたくなった。おかしいだろう!しかし呼ばれた以上行くしかない。いやいや舞台に上がる。当たり前だが、不満を持つ者はいた。「本当に、魔術師なのか?」「入れ替わっているんじゃないのかしら…?」
- Re: 不死身の、独り言 ( No.6 )
- 日時: 2019/11/20 20:14
- 名前: 妖精 (ID: 3edphfcO)
「この方は、87回以上ダンジョンに行かれている方だ。不満があるなら、私が聞くが…?」やはり、怖い相手の様だ。不満を漏らしていた輩も静かになった。「今から、選ばれた者だけで会議をする。用のない者は、即刻立ち去るように!」「「はっ…はい!」」そして、ほとんどの人が居なくなったホールで、話しかけられた。「あたし、ビーアナって言うの。気軽にビーアナ様って言って、良いからね☆」いやいやいや、言わないから。「此処にいる人を、知っている限りで詳しく教えて貰える …?」「全員、幼馴染みだから、よく知っているけど。ベルトモンドは、厳しくて、ビナルスは軽いかなー。ビグルのことは、よく知っているよね。だって、助けたんだもんね♪」すると、長官が立った。「私は、長官のレッドモルガだ。以後、よろしく。」
- Re: 不死身の、独り言 ( No.7 )
- 日時: 2019/11/20 21:30
- 名前: 妖精 (ID: 3edphfcO)
活動開始 リクエスト依頼の方に作成しましたので見てください。 「今からレイグイアワード神殿にいく。細かい話はそこで。」長官は落ち着いた声で言う。「各自一度家へ帰ってキャンプ用具を持ってくるように!」そしてニヤリと笑って言う。「もちろん、歩きでな。5時間以内だ。スタート!」¦私の荷造りの時間は、3分ぐらい。一応のためにランタンもぶら下げる。そして来た道をタナと歩く。¦帰ると、長官がいた。「さすが、一番乗りですよ、先生。」センセイ…その一言で失神しそうになる。いつもとか日常から、(私にとっては)かけ離れた言葉だったからだ。 …その後、ビグルが1時間後、ベルトモンドが2時間後、ビナルスが2時間30分後、そしてビーアナが…遅刻の6時間後。「さあ、出発するぞ!」 ちなみに、ビーアナの左目の青タンは、長官に殴られた時に出来たことは言うまでもない。
- Re: 不死身の、独り言 ( No.8 )
- 日時: 2019/11/21 22:32
- 名前: 妖精 (ID: 3edphfcO)
「いっ…いつ着くのぉ…」「も…無理…」こうして見ると、ビグルがダンジョンに慣れていることが分かる。そして、若いことも。ビナルスは24位、ベルトモンドは27位。ビグルは確かまだ17だった。「ねえねえ、ビーアナ。」「何?」「年幾つ?」「恥ずかしいけどね…26歳!キャー!言っちゃった!」何が、キャー!だ。あと2つ年取ったら、(レディーに歳を聞くなんて、失礼ね。)と、言うだろう。すると、目の前に教会が見えてきた。久しぶりに洗練された教会を見た気がする。いつも見るのは、死香がして、嘘の神で金を釣る教会だ。中に入ると、愛想の良い夫婦が迎え入れてくれた。「ようこそ、騎士団の皆様。どうか、あの神殿、我らがレイグイアワード神殿を救って下さいまし…」うん?なんか聞いたことのある名前だな。
- Re: 不死身の、独り言 ( No.9 )
- 日時: 2019/11/24 21:41
- 名前: 妖精 (ID: 3edphfcO)
二章神の名の元に 二章です。いつ終わるかは不明ですが頑張っていきます。 「3ヵ月前、我らシャルロット一族が管理するレイグイアワード神殿はある男に支配されてしまいました。イムルという、ちょっと名の知れた魔術師です。そいつのせいで…そいつのせいデッ…!!!」すると、神父が暴れだした。何もかも、破壊する勢いで。しばらく見ていると、シスターが注射器を取り出した。光の速さで神父の首筋に打ち込む。すると、油の切れたブリキの玩具みたいに神父の動きが止まり地面に倒れ混んだ。「すみません、夫が…。ヤツの名前を口にするとつい。本当に申し訳ありません。少し遅いですが、神殿の説明をしますね。」話によると、神殿は1つ。玉座の間、礼拝室、霊安室があり、イムルは玉座の間に居るそうだ。