ダーク・ファンタジー小説

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私は誰にも見えやしない
日時: 2012/11/12 15:23
名前: *うさ* (ID: w/qk2kZO)

作品紹介

このお話は、池田日向(いけだ ひなた)が主人公です。とある平和な中学校が、ある事件によってにぎやかになりますが、その事件はありきたりな飛び降り自殺。でも、それは真相ではありませんでした。

気まぐれ更新ですが、ヨロシクおねがいします。

Re: 私は誰にも見えやしない ( No.57 )
日時: 2012/11/25 19:30
名前: *うさ* (ID: YqVzKrVw)
参照: http://blog.livedoor.jp/mame_tsubu/

1月5日。冬休み目前。今日は…思い出したくない。でも、私の命日だから仕方ない。私の家からは鈴の音が響いてる。晴香が私のこと…。私は大丈夫よ。だから…。それより、サキちゃんの様子を早く見に行かないと。何だか胸騒ぎがする。
「疲れたなぁ…」
あぁ、屋上でため息をついてる。何かが起こりそうで怖い。何か…。そう、何とはいえない何かが起こる。がたんと音が鳴って屋上のドアが開いた。
「疲れた?なら俺が殺してやるが」
「貴様っ!」
サキちゃんが普段では考えられないような低い声で近藤に言葉を返した。そう、サキちゃんを殺そうとしているのは近藤だ。目にもとまらぬ速さで、近藤はサキちゃんを落とそうとする。……サキちゃん、意外と力ある。
「貴様…1年前の悪夢を繰り返すつもりか!」
「何度でも繰り返すが、何か悪いか」
サキちゃんは隙をみてすり抜ける。屋上のドア近くに逃げる。そう、逃げて。逃げて、逃げて、とにかく。違うドアから、サキちゃんの彼氏や友達が入ってくる。みんな驚いた顔だが、止められない。不良たちもいるのに。しかし、一人の不良が飛び出て、近藤を押さえつけた。観念…した。近藤はうなだれて、そのままそこにいて、サキちゃんが近づいていく。まさか…サキちゃん、あなたが悪者になるよ?

Re: 私は誰にも見えやしない ( No.58 )
日時: 2012/11/25 19:39
名前: *うさ* (ID: YqVzKrVw)
参照: http://blog.livedoor.jp/mame_tsubu/

しかし、その瞬間驚くべきことが起こった。
「ごめんね。私、ひどかった。自分に関係のないことでいじめてしまった。ごめん…」
サキちゃん、謝らなくていい!そんなやつ、いじめられても仕方ない!
「ああ、俺のほうこそ悪かった。すまなかったな」
謝ってすまないよ!サキちゃん、なぜ…?
「俺、中退するから。お前らに迷惑かけないから」
「あ、いや、そういうことじゃなくて。近藤、待ってよ!」
でも、近藤はドアの中に入った。つまり…これは…本懐を遂げられたということ?何の悔いもないよ。ふと、裏庭に下りてみる。私は光をまとって立っていた。消える…これで。
「日向!何のまねだよ、これ一体どういうことだよ!!答えろ!」
………え?この声…私はゆっくり振り向く。間違いない…夢宮。なぜ私のことを日向って呼ぶの?
「俺…お前のことが好きだ。それより、これは一体どういうことだ!」
「私も…好きだよ。でも、私、すでに死んでるから。つまり、幽霊なの。ごめんね。本懐が遂げられたから、もうすぐ…消え…」
「日向っ!待て!俺はどうなるんだよ!」
「大河は…幸せ…生き…ありが…う…」
金の光とともに、真っ青な空を突っ切っていく。空にちりばめられた無数の星。それは私の周りの光と同化している。さようなら、私とともに生きた全ての人たち。

完結!!です

Re: 私は誰にも見えやしない ( No.59 )
日時: 2012/11/25 19:42
名前: *うさ* (ID: YqVzKrVw)
参照: http://blog.livedoor.jp/mame_tsubu/

完結しました!てか、させましたwwwwまた、新しい小説を作ります!なお、本作品は小説図書館にて…完結しましたのでw
番外編はないです!ちょっと大河と日向のシーンが足りませんでしたが………。では!

Re: 私は誰にも見えやしない ( No.60 )
日時: 2013/01/14 17:42
名前: 如月うさ (ID: L3NdAWya)

久しぶりに来てみたら、ぐちゃぐちゃの文章にしょげてます。

*またね〜

Re: 私は誰にも見えやしない ( No.61 )
日時: 2013/01/14 17:43
名前: 如月うさ (ID: L3NdAWya)

*はぁ〜意味もなく連投


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