ダーク・ファンタジー小説

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私は誰にも見えやしない
日時: 2012/11/12 15:23
名前: *うさ* (ID: w/qk2kZO)

作品紹介

このお話は、池田日向(いけだ ひなた)が主人公です。とある平和な中学校が、ある事件によってにぎやかになりますが、その事件はありきたりな飛び降り自殺。でも、それは真相ではありませんでした。

気まぐれ更新ですが、ヨロシクおねがいします。

Re: 私は誰にも見えやしない ( No.7 )
日時: 2012/11/12 17:14
名前: *うさ* (ID: w/qk2kZO)

その日から、幸せな日が続いた。晴香と一緒に美味しいものや可愛いものをさがしにいったり、3人で出かけたり。でも、晴香は時々、私たちに気を使ってどうしても留守番すると言い張ったりした。そんな優しい晴香、それから頼れる修のこと、本当に大好き。それから、クリスマス・イヴには…。
「ひーなーたー!今からプレゼント渡すよーーー!」
「ちゃんと持ってきたよ」
晴香には、手編みのマフラーを上げた。それを見て、晴香は少し恥ずかしそうに、お店で買ったものだけどといって手袋をくれた。私から修には財布を、晴香から修にはカバンを上げた。修から私たち2人には、青とピンクのウサギのぬいぐるみをくれた。一応言っておくけど、私は青。
「一通りプレゼント渡せたね。日向、ほんとゴメン!」
「気にしないでよ!一番大事なのは何?気持ちでしょ?」
晴香は、安心の表情を見せた。修も私も思わず笑った。晴香も、気がついて笑っていた。そこから1ヶ月ほどたって、学校にいると晴香からメールが来た。
「と〜っても美味しいケーキ屋さん見つけたお!夕方一緒に行こうね☆ はるか」

Re: 私は誰にも見えやしない ( No.8 )
日時: 2012/11/12 17:24
名前: リリアン (ID: PdIbMPXY)  

始めまして。リリアンですよ(≧∇≦)読んで気づいたんだけど晴香が私の本名ですよーまあそれはおいといて。私と、友達になって下さい。私の事はリリアンと呼んで下さいね。私にもうさって呼ばせて下さい。タメ口もいいですよー。これから仲良くしようね。

Re: 私は誰にも見えやしない ( No.9 )
日時: 2012/11/12 17:44
名前: *うさ* (ID: w/qk2kZO)

リリアン>

おお!仲良くしよう!!!私のことうさって呼んで〜!大歓迎☆

Re: 私は誰にも見えやしない ( No.10 )
日時: 2012/11/12 17:53
名前: *うさ* (ID: w/qk2kZO)

私はすぐにメールを返した。
「おkでございます(`・ω・´)楽しみだなあ♪」
晴香ったら、メールは送り主がわかっているのに、本文の最後に名前をつけている。面白いなぁ。その間、前日の会話を思い出していた。
『あいつ、ええと、近藤?だっけなぁ、うざいんだよね〜』
『あ、学年で評判悪いよ!日向は人気者だから気をつけなきゃね』
『人気者じゃないよ〜。ま、でも用心するよ』
最近私にお愛想ばかりする男子がいる。それが確か近藤悠太とかだったはず。
「おい、ちょっと屋上に来い」
私は、心臓が止まるかと思った。そこには近藤がいたから。
「あ…行くね」
私は、告白だったらさっさと断って帰るつもり。私はばれないように、晴香にメールした。
「ごめ〜ん!ちょいと呼び出しくらったから遅れるかも。先行ってていいよ♪」
返事はなかった。屋上に着くと、近藤はいきなり怒鳴りだした。私は、青ざめなければいけなくなった。だって…。
「おい、昨日俺の悪口言ってただろ。ふざけんじゃねーぞ!」
「そ…んな…」
「とぼけても無駄だ。お前みたいなやつ、さっさと死ね!」
私…全身の力が抜けていく感じがした。私、死ななきゃならないの?むしろ、コイツが死ぬべきじゃないの?誰か教えてよ。

Re: 私は誰にも見えやしない ( No.11 )
日時: 2012/11/12 18:02
名前: *うさ* (ID: w/qk2kZO)

急に、私は押されていた。落とされる!!!!!!!怖いよ!!!!!!
「いやぁぁぁぁああああぁぁぁあぁああああぁああ!」
私、とうとう落ちてしまった。空を切って落ちていく。もう、変えられない運命…わかっていても怖いよ…。その中で、声が聞こえた。
「ゆうちゃん、アンタ、やっちゃったんだぁ」
聞き覚えがある、この声は誰?

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

これが私が死ぬまでの話。最後の声は、誰かわからない。でも、すごく聞いたことがあった。誰?すると、私のクラスの委員長が入ってきて、由希とひかりにこういった。
「2人とも、知ってる?日向さんの彼氏も死んだんだって」
…………え………修も……………死んだって……………………?嘘…………信じたくない、いやだいやだいやだいやだいやだ


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