二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- フェアリーテイル〜呪われた少女〜
- 日時: 2010/10/22 07:22
- 名前: リリア♪# (ID: CA3ig4y.)
はい。クリックありがとうございます。
初めて書くので心配ですが、読んだらなるべく感想をお願いします。
=注意事項=
1変なコメントは止めてください。
2遅いです。駄文です。ゼッタイ。
3短編になるかもしれません。
よろしくです。
オリキャラ
名前:ルディ・シーリア
年齢:19
魔法:謎
性別:女
性格:クール 短気
備考:外見は普通の女の人だが、クールさと外見とのギャップに大概の人は驚く。
〜プロローグ〜
「なんで…近づいちゃいけないの?」
一回聞かれた事がある。
だって私は呪われている。
呪い…とは、私が触った人が
何らかの事故や不幸な事に巻きこまれる事。
死にたい。私なんかいなければ…
そう思った。けど…
死ねないんだ。
永遠の命を約束されたから
- Re: フェアリーテイル〜呪われた少女〜 ( No.31 )
- 日時: 2010/11/23 19:35
- 名前: リリア♪# (ID: CA3ig4y.)
〜第16話 もう一つのチーム〜
次の日、ハミングとラグリアは武器店に、ルディは様々な買い出しでマグノリアで別々行動をしていた。
「久々ね〜マグノリアは。」
その商店街の先に、見覚えのあるコンビがいた。
変態と鎧の女と金髪の少女、そして“サラマンダー”。
「あ〜あ…何してんだろ。」
金髪少女…ルーシィは、何かナツに言っている。近くに行ってみた。
「……だから、それは……」
「どうしたの?」
後ろからの突然の訪問は驚いたらしく、エルザ以外は全員後ずさりした。
「「「ルディ!!!!!!」」」
「……ナニ?」
「いや。ミラから使いを頼まれてな。ナツが余計な物を買おうとしていたんだ。」
ーーあのミラさんがお使いをこの4人(ハッピー含め5人)に頼むか!?
と思ったが、その質問はやめておくことにした。
「じゃ、うち用事あるから。」
「おお。じゃーな!!」
駆け足で行くルディに、ナツが後ろから手を振っていた。
〜家〜
「あ、おかえり。」
ハミング達は一足早く帰っており、寛いでいた。
そして、机の上に依頼書が置いてあった。
「大型モンスター ワイバーン退治…」
「明日行くから。準備しておきなさいよ。」
「ん〜分かった」
〜翌日〜
ワイバーン倒しは意外に手こずり、そして、亜種だった。
「サイキックテール・ストームフィンガー!!」
何もなかった地面からトゲが生え、ワイバーンの体に深く刺さる。
「グォォォォォッ!!!!!!!」
鋭い雄叫びを上げ、巨体が倒れていった。
「ふぅ…亜種なんて聞いてないよ。」
「確かにおかしいな。」
そして、急に周りの木々がミシミシと音をたてた。
「もう一体のワイバーン!!」
しかし、人影があった。
ナツ達のチームだ。
「ナツ達もワイバーン倒し!?」
「おう!でも何か手応えねーな。」
「もしや……ナツ達の依頼って?」
「あ?亜種ワイバーン倒し。」
そして分かった。“戦う敵を間違えていた”
二つのチームは、依頼額を反対にし、一件落着した。
そして、一息ついた所だった。
ズシィンと地響きがする。
「何!?」
ルーシィはもう勘弁してくれと言う感じだ。
「あれ…って……」
「レクイレーム……ここの森の番人よ!!!」
二つのチームは、それぞれ戦闘体制だ。
ルディとナツは、隣同士だった。
「今回だけよ。手を貸すのは。」
「当たりめぇだ。ギルドに帰ったら、勝負すっからな。」
「負けても泣くなよ?」
そして、二人も走り出した。
さっき以上の地響きが鳴った。
- Re: フェアリーテイル〜呪われた少女〜 ( No.32 )
- 日時: 2010/11/24 18:12
- 名前: リリア♪# (ID: CA3ig4y.)
〜第17話 共同作戦〜
「ハァァァッ!!!!!!!」
「うぉぉぉぉっ!!!!!!!」
大乱闘の上、雄叫びが森全体に響いていた。
レクイレーム倒しは、意外とあっさり終わってしまった。
現に、フェアリーテイル最強の二つのチームでかかったのだから、早く倒すのも頷ける。
「疲れた……」
ルーシィは早くも脱落。
「(一番戦いに参加しなかったのはルーシィでは…?)」
ルディはそう思ったが、ルーシィのいつもの態度からすれば、そうなるのだろう。
汽車が止まり、マグノリアに着いた。
〜ギルド〜
「はい。それぞれの報酬と、感謝金。」
「「感謝金……?」」
「そう。レクイレームの居た辺りに村があったらしいんだけど、その村の人達は、レクイレームのせいで、色々困ってたらしいの。
だから、そのお礼にって。」
「「ほぇ〜〜」」
ルディとルーシィは素っ気ない顔をしていた。
ルディはハミングにこのことを説明した。
「へぇー。で、何J?」
「30万J」
ラグリアは吹き出した。
ハミングも目が点だ。
「一人10万だよね。はい。」
そして、分けた分をハミングにあげた。
目が輝いている。
「これでしばらくカネには困らない…☆」
「小遣い、どれだけ荒く使ったんだよ。」
そばで呆れるラグリア。しかし、ラグリアは10万Jを家のお金が入っている金庫へと入れた。
「え?使わないの?」
「ああ。あいつと違って金には困ってねーからな。あっても無駄使いするだけだ。」
一瞬、双子の圧倒的な差を見た気がした。
翌日のギルド。なぜか騒がしかった。
皆カウンターに集まっている。
「何かあったの?」
ルディは近くに居たルーシィに話しかけた。
「うん。何かやるみたいよ。」
そして、マスターが大声を張り上げた。
「皆聞け!!!!」
第一声で全員静かになった。
さらに言葉を続ける。
「今回、わしらは、強化合宿を行う!!」
ざわめく皆。ルディもマスターを見る。
「場所は、行ってからの楽しみじゃ。
内容は、モンスターを倒し、目的を果たす。なお、これは全員でやる。
サバイバルじゃ。ある程度の食料や応急薬は支給する。それ意外はナシ!!!!」
更にざわめく。
「合宿は明後日出発し、その次の日から始めるわ!!用意しておいてね!」
全員散りチームごとに集まっていく。
ルディは、後ろのハミングを見た。
青ざめ、震えている。
「ハミング………?」
「合宿は、地獄よ。」
「えっ…?」
そう。生き地獄を見る事になる。
少なくとも、全員。
- Re: フェアリーテイル〜呪われた少女〜 ( No.33 )
- 日時: 2010/11/24 20:06
- 名前: アビス (ID: U3CBWc3a)
よくありますよね、双子で性格が真反対ってw
合宿・・・・S級のハミングが震えるほどってどんなものなんでしょうね?楽しみです。
- Re: フェアリーテイル〜呪われた少女〜 ( No.34 )
- 日時: 2010/11/26 19:32
- 名前: リリア♪# (ID: CA3ig4y.)
アビスさん!楽しみにしておいて下さい♪
コメントありがとうございます!
〜第18話 話の通り〜
翌日、ギルドのみんなは各自列車に乗り、目的地へと出発していた。
そして驚いたのが、エルザとハミング、ラグリアの様子。
三人ともさっきから無言状態だ。
「三人とも、大丈夫?」
そして、エルザが少しだけこっちを向いた。
「あ…ああ。すまん。大丈夫だ。」
そして、目的地へと着いた。
拠点にはマスターとミラさんが居て、支給品を揃えていた。
「あら、一番乗りね。」
「(ボソッ)ハミングの出発が早かったので…」
「…そう。」
ミラも少しうつむいた。
ルディは不思議に思った。
「ミラさん、教えて下さい!ハミングがああなってしまった訳…むぐ!」
ミラはルディの口を塞いだ。
そして、離すと、テントの中へ誘った。
「……実は、私もここを達成してないの。」
「えっ?」
「随分昔よ。」
ーーー7年前
「S級魔導士の昇格試験……」
ミラ…まだ幼いミラジェーンがマスターに聞いた。
「そうじゃ。フェアリーテイルの所有する土地の一つ、ルーン島は、最も厳しい島じゃ。わしも、やっと乗り越えた。」
「アンタも?」
「じゃが…お前達の成長次第では、あそこを使うかもな…」
「あたし達次第で?」
ミラは不可解なマスターの言葉に首を捻った。
「ーーマスターは……今の状況。
闇ギルドの活性化。ギルド弱体化。
魔法の不正使用などが問題になっている中。
フェアリーテイルはこのままではいけないと悟った。だから合宿の事を切り出したのよ。」
「S級…じゃあハミングはここを制覇している…!?じゃあ、なんで震えたり…」
「ハミングはね、S級魔導士になったのは、凄く幼い、10才だった。」
「10………!?」
10才でS級魔導士になるのは不可能ではない。しかし、かなりの無理があった。
「それも、自分からではなく。」
「自分からじゃない!?」
「ある夜…ギルドでいつものように寝ていた所を、さらわれ、ルーン島に投げ出された。その犯人はそこを最強の島とは知らず。」
「さ…さらわれたんですか!?」
「そう。無防備にも投げ出されたハミングとラグリアは、唯一持っていた太刀と僅かな食料で乗り切った。」
〜11年前〜
「ハミングとラグリアは……!?」
マスターは慌てている。
他の者も、かなり慌てている。
その時、ギルドの扉が開いた。
そこには、血だらけになったラグリアと、ハミングが立っていた。
小さな手には血で濡れた太刀があった。
二人は叫んだ。
「「マスター!!」」
「どこに行っておった…!?」
「私達……ルーン島に投げ出されたんです!!」
ギルド中がざわめく。
マスターも目を見開いている。
「俺ら、禁じてた武器使って…倒したらだめだって言われた怪物倒して…
でも怖かったんです!!」
その時、ラグリア達は太刀を使い、怪我をしてしまった為、武器を使う事は禁じられていた。
ラグリアは声の出る限り叫んだ。
マスターは二人に寄って行く。
「だから……私達、もう、武器使えないんですよね?もう太刀使っちゃいけないんですよね?」
ハミングは太刀を下ろした。
マスターは二人を抱きしめた。
「いいんじゃ。もう。」
「「マスタァー!!!!」」
二人は、急に泣き出した。
こらえていた涙が溢れ出して来る。
「よく頑張った。武器は、己の命を守る為なら、使ってもいいんじゃ。な?
ラグリアも、ハミングを守る為、武器を持ったのじゃろう?」
「はい!!」
「それなら、いいんじゃ。」
ギルド中も、ハミング達を称えていた。
幼い双子が、武器を持ち、戦い、血だらけになっても仲間を守りぬいた。
二人は、S級魔導士として、認められた。
「そんな事が……」
「うん。そして、ここはS級魔導士の昇格試験以外には、使わなくなったの。」
「ミラさん。ありがとうございました。」
ルディはテントから出た。
そして、ハミング達の所へ行った。
「大丈夫。私がついてるから。」
「ルディ……」
「……そうだな。」
ラグリアは少し笑った。
ハミングもつられて笑う。
「頑張ろう。」
「うん。」「ああ。」
そして、強化合宿が始まった。
- Re: フェアリーテイル〜呪われた少女〜 ( No.35 )
- 日時: 2010/11/28 14:56
- 名前: リリア♪# (ID: CA3ig4y.)
- 参照: http://ww
〜第19話 神域には命懸けで〜
拠点を数分前に抜け、突き進んでいる先は、ルーン島に唯一ある建物“神殿ガルウガ”。そこにある秘宝を先に取った者が勝者だ。
ちなみに、早く取った人から早く帰れる。
「今の所、順調ね。」
大型のモンスターに出くわしても、すかさず逃げる。体力の消費を抑えるためだった。
「見えた。神殿ガルウガ」
ピラミッド形の大きな建物。ガルナ島にあった神殿と同じ作りだ。
「穴が開いてる。」
幾つもの大きな穴がある。
中からは声が聞こえてくるが、助けてはいけない。
これはサバイバルだ。仲間への同情などここでは必要ないとマスターが言っていた。
「罠だ。その内、床がどんどん落ちてくる。」
「足元に気をつけて進もう。もうすぐだ。」
枯れ枝を踏み、パキッと音が鳴る。
束の間緊張が走る。しかし何も起きず、前へ進む。
奥の部屋へ入った時、また数人の悲鳴が聞こえる。
ハミングが途端に後ろを向く。
「ナツだ。」
「でも同情は……」
「…ルディ。時を止めて。」
ルディの木の力には、時間を好きな通りに動かせる木、記憶を飛ばす木などがある。
「分かった。」
しかし、これはかなりの魔力を使う。
ここは仲間の為だ。と思い、魔力を一気に解放する。
「第3大木。いでよオーンルの木!!!」
瞬く間に大木が現れる。
その大木は、うっすらと光を放ち、ルデイ達を明るく照らしている。
“何か御用かな契約者殿”
優しい老人の声が聞こえる。
第1〜4までの約1000年生きた木々には第4元素のどれかと、英雄の精霊が着き、話せるのだ。
木の名前は、その英雄の名前だ。
「オーンル。契約に従い、時を止めよ。」
“御推せのままに。”
すると、大木がさらに光り、羽の形のアクセサリーが付いたブレスレットになる。
羽の形のアクセサリーはオーンルの元素、風の象徴、緑色になっている。
「……いいよ。」
やっと時を止めたルディは、大量の汗を流している。
相当疲れている。
「よし……」
そして頷くと、ハミングは穴に入ってしまった人々を助ける。
時を止めたまま、洞窟の奥へ進み、宝石を取る。
そこには、一足早く来ていたレビィ達が、まさに宝石を取ろうとしていた。
「ごめんね。レビィ。」
微かに耳元で言うと、時を再開する。
「あれ?ここに宝石あったよね。」
「おかしいな……」
首を傾げるシャドウ・ギアの三人。
〜拠点〜
「持って来ました。」
「やはり、時を止めていたか。」
「魔法を使う事は、別に違反はしていない。」
「まあその通りじゃ。ほれ、帰ってもよいぞ。それか、テントで休んで行くか。」
「じゃあテントで…………」
その時だった。
誰の魔法でもない轟音が耳をつんざく。
島の拠点とは真反対の海岸で爆発が起きた。
ナツの炎ではない。
マスターがハミングに言った。
「悲劇が、繰り返されるかもしれん。行ってくれるか。」
「…はい。」
意外にもはっきりと返す。
ハミング達に果されたミッション2。
ーーーー怪我人が出る前に、謎の爆発集団を抑えよ。
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