二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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フェアリーテイル〜呪われた少女〜
日時: 2010/10/22 07:22
名前: リリア♪# (ID: CA3ig4y.)

はい。クリックありがとうございます。

初めて書くので心配ですが、読んだらなるべく感想をお願いします。

=注意事項=
1変なコメントは止めてください。
2遅いです。駄文です。ゼッタイ。
3短編になるかもしれません。
よろしくです。

オリキャラ
名前:ルディ・シーリア
年齢:19
魔法:謎
性別:女
性格:クール 短気
備考:外見は普通の女の人だが、クールさと外見とのギャップに大概の人は驚く。

〜プロローグ〜

「なんで…近づいちゃいけないの?」

一回聞かれた事がある。

だって私は呪われている。

呪い…とは、私が触った人が

何らかの事故や不幸な事に巻きこまれる事。

死にたい。私なんかいなければ…

そう思った。けど…

死ねないんだ。

永遠の命を約束されたから

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Re: フェアリーテイル〜呪われた少女〜 ( No.1 )
日時: 2010/10/21 07:29
名前: リリア♪# (ID: CA3ig4y.)

〜第1話 賞金首〜
「ここなら少し…」

少女はそう言って抱えていた物を下ろし、木陰に座り込んだ。

「この本さえあれば…」

少女は布切れから本を取り出すとパラパラとめくり始めた。すると、後ろから急に声がした。

「いたぞ!!ルディだ!!」
「(もう来たの!?)」

少女…ルディは驚きつつ、また本を抱えて走り出した。

「捕まえろぉっ!!!!」

一人の男性が声を張り上げると、後ろに居た数十人が走り出した。

「変身魔法 狐!」
 ボウンッ

ルディは狐の姿になると、口で物をくわえ、凄いスピードで走り去った。

Re: フェアリーテイル〜呪われた少女〜 ( No.2 )
日時: 2010/10/22 16:41
名前: リリア♪# (ID: CA3ig4y.)

〜第2話 竜と泥棒女〜

「ここがマグノリア…」

ルディは追っ手が来ない所まで逃げて来たのだ。もう狐の姿から人の姿へ戻っていた

「この街に最後の書“フューナリア”があるはず…早く探さなきゃ。」
=あと一つで、リリーナの花が…=

と考えている内に、急に足首が痛み出した
追っ手に追われている内に切ったのだろう。

「…ッ…!!」

するとまた狐の姿になって走り初めた。

もう追っ手が来たのだ。

〜同時 妖精の尻尾フェアリーテイル

「「「賞金首ィ!?」」」

妖精の尻尾のギルド員が声を上げた。

「ええ。何も世界遺産を狙っているらしくて。700万Jも賞金をかけたらしいわ。」

白い髪の女性ミラジェーンが答えた。
すると、後ろにいたマフラーの男ナツがなぜかパンツ一丁の男グレイとの戦いを止め、ふっと向いた。

「強いのか!?」

一同壮絶

「バカ!強ぇからこんなに賞金が高ぇんだろ!?アホ」

「んだとぉ!?」

「やめなさいよ!物が壊れるでしょ!?」

と止めに入ろうとした時、ナツとグレイは戦いを止めていた。


窓ガラスが割れ、何かが落ちてきたのだ。

〜遡って10分前〜

「うあっ!!」

ドンッ!という鈍い音がすると、狐のままのルディが建物の壁に打ち付けられた

「とうとう捕まえたぜ。ルディ・シーリア」

「その名をお前に言う権限は無いッ!!」

鋭く睨むとルディが変身し、人の姿になっていた。

「渡せ。5番目の書スカイルアを。」

「これは私の族が先祖から守ってきた物だっ!あんた逹のじゃない!!」

ルディは猫の姿になると、煙弾(さっき薬と共に買った)を投げつけた。

一瞬、逃げられたかのように思えたが、
一人が魔法を撃ってきて、それがルディの背中を直撃して建物の窓ガラスが割れ、その中に入った…


という事で現在。
ギルドはルディを見てざわついている

「猫かしらね。」

「エクシードじゃ無いのかなぁ?」

「どー見ても違ぇだろ。」

とルディの目が覚めた

「(う…ん…あれ?)」

周囲のざわめきがさらに大きくなる。

「(ここ…ドコォ!?)」

それを見たマスター・マカロフは猫がただの猫では無い事に気づいた。

「猫…いや。賞金首の…ルディ・シーリアじゃな。猫型を解かんか。」

「(この人分かってるようだけど…ここでもたもたするわけには…)」

そう思ったルディは、傷口に痛みをしかめつつも、歩き出した。

「じっちゃん、ただの猫じゃねーのか?」

とナツ。それにルーシィが

「かすかにだけど、魔力が出てる。隠しているのね。」

「つまり、中は人と言う事だ。」

と後ろに居たエルザが前に出てきてルディを抱えあげた

「(はっ…離してよぉ!!!)」

ジタバタするルディ。その口から、布袋が落ちた。

「何かしら。」

「触るなっっ!!!」

驚く周囲と袋を掴んだミラジェーン
威嚇するルディ

「やっと声を出したわね♪」

「へっ!?」

作戦=あえて大事な物に手をかけ、確実に声を出させる作戦。=

「(まさか…私の逃げ場無し!?)」

そう。ルディを捕まえるためにやったのだ。

Re: フェアリーテイル〜呪われた少女〜 ( No.3 )
日時: 2010/10/22 20:04
名前: リリア♪# (ID: CA3ig4y.)

コメント下さい(泣)よろしくです。
〜第3話 希望〜
ルディは治療室のベッドに寝かされていた(半分強制)
ベッド横で治療してくれているミラジェーンに話かけた

「なんで私みたいな賞金首を助けた。」

不思議でしょうがなかった。
今までに私をけなした人間が何人いると思う?
私を傷つけた人間が何人いると思う?

「ん〜?傷ついた人を助けるのは当たり前でしょ?敵味方なんか関係無いわ。」

傷口の消毒や包帯をし終わって、部屋から出て行こうとした。

「あ、逃げちゃだめよ。」

「!?」

「通報するからね。(ニコッ)」

ルディに一瞬感じた事の無い寒気がした。

「大丈夫。安心して。」

…オイ。敵陣の中で安心出来る人がどこにいますか?

「痛っ……」

ルディは一瞬薄く笑うと、横になった。

「1日だけ…」

そう呟くと、夢の世界へと入っていった。

〜カウンター前〜
「猫が落ちて来ませんでしたか?」

血相を変えた男の人が入ってきた。
こいつは、分かっての通りさっきまでルディの事を追いかけていた奴だ。

「来てませんよ。」

ミラは何事も無かったかのように言った。

「どこかに行ったのではないか?」

「(チッ…)ありがとうございます。では…」

  バタンッ

「マスター。ルディが持っていた中身は…」

ルーシィが思い切って尋ねた。

「…すべての呪いを解ける花、リリーナ。それを出す魔法陣が描かれているのが、ルディの持っていた本。ただ、これは6つの本で一つとなる。それを求めているのだろう。」

ナ「じゃあ、あいつは…」


「呪いにかかっているのと同時に
一族の誇りを守ろうとしている。」


=一族の最後の生き残りとして…=

Re: フェアリーテイル〜呪われた少女〜 ( No.4 )
日時: 2010/10/22 22:15
名前: 歌音♪ (ID: 3OMKkiZi)

続き気になります!!
頑張って下さい!!!

Re: フェアリーテイル〜呪われた少女〜 ( No.5 )
日時: 2010/10/23 08:22
名前: リリア♪# (ID: CA3ig4y.)

歌音♪さん初コメありがとうございます!

では続きをどうぞ!

〜第4話 犠牲の上〜
ナ「一族?」

「あの本は隠れ村“オクシル”が代々守っているのだと言う。きっと、そこに盗賊が入り、それを取り返すためにルディは一人で戦っている……。」

マスターが知っているのはここまでのようだ。その言葉の後に続く言葉は無かった。
すると、奥の医療室から扉の開く音がした

「…よく私の事を知っているようね。」

ルディは傷がまだありながらも、出て行くようだ。

「おい。まだ動ける体じゃねーだろ。」

グレイが止めに行った。
しかし、ルディは止まる気配を見せない。

「グレイやめておけ。」

エルザがグレイに言った。
その言葉には、ギルド中が驚き、全員エルザの方を向いていた。

「止めてくれなくて結構よ。」

その言葉には、周りには気づかない
“苦しみ”や“怒り”が含まれていた。

=自分でもどうしたらいいのか分からない
家族や村のみんなは盗賊に殺され
ゆういつ魔法を使えた私だけ残った…
しかし、盗賊に逃がされる時呪いをかけられ、それを解く為ここに来てる。
じゃあ、呪いが解けた後はどうするの?=

頭で考え過ぎたルディは一瞬立ち止まった。
まるで助けを待っているように。

「ルディ。」

ルディは口を開いたマスターの方を向いた。

「すべて終わったらまたおいで。」

ルディは知らずのうちに涙を流していた。

「いつでも歓迎するよ。」

「……!!」

ルディは全速力で扉まで走った。
ただただ、気持ちが動いていた。
こんなに優しくしてもらったのは初めてだから……


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