二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ぬらりひょんの孫〜半妖の定め〜
- 日時: 2010/11/02 21:06
- 名前: リリア♪# (ID: CA3ig4y.)
初めまして!ぬら孫で小説を書きます!
あんまり見てない&マンガもちょっとしか見てないので、完全におかしくなります。
ちょくちょく更新するので、見て下さい♪
〜主人公〜
名前:留欄
年齢:リクオと同じ
容姿:黒髪のショート
性格:少し真面目な部分もあるが、ほとんど雜。適当。飯の話には興味を持つ
備考:今は普通に学校に通っているが、実は妖怪の血も半分流れている。その力は未だ分からない。
元奴良組らしい。
宜しくお願いします。
- Re: ぬらりひょんの孫〜半妖の定め〜 ( No.6 )
- 日時: 2010/11/06 11:04
- 名前: 甘楽 (ID: nRQAR95g)
わぁぁぁぁぁぁぁ!!お、面白いぃぃ!!
ぬら孫の神かも—
失礼。取り乱しました。つい、興奮して・・・
初めまして!甘楽と申します!私もぬら孫を
書いています!私とは正反対で、お上手ですね!
失礼ですが、何歳でいらっしゃいますか?
私は10歳です!だから下手なのかなぁ?
ぜひ返事を!!
- Re: ぬらりひょんの孫〜半妖の定め〜 ( No.7 )
- 日時: 2010/11/07 09:44
- 名前: リリア♪# (ID: CA3ig4y.)
甘楽さん!コメントありがとうございます!!
あ、私12才です。
私、神と思うのは、もう全員。(笑)
でも、私いっつも国語の文章とか、○付かないんですよー。
つまり、作文がちょーニガテ。
これ書けてるのはオタクだからでしょうね。(微笑)
これからも見て下さいっす!
- Re: ぬらりひょんの孫〜半妖の定め〜 ( No.8 )
- 日時: 2010/11/07 10:24
- 名前: 晴樹 (ID: XMukwujP)
- 参照: 中学にふられたら勉学に励めないぞっwwww(爆)
こんちはー初めまして晴樹です。
ぬら孫小説面白いです!!!!!!
更新頑張ってください^^
- Re: ぬらりひょんの孫〜半妖の定め〜 ( No.9 )
- 日時: 2010/11/07 20:22
- 名前: リリア♪# (ID: CA3ig4y.)
〜第6話 留欄の力〜
奴良組に入って約1週間。
留欄は腕に訛りを感じていた。
「面白い事ないかなぁ…」
夜の為、妖怪に変化した留欄は、綺麗にしかれた布団に仰向けに天井を見ていた。
と、満月の夜を一筋、黒い物が通りかかった。
「そうだっ!」
面白い事が無いのなら、作ってしまえばいい。
襖を勢い良く開け、靴を履くと、民家へ飛び乗り、黒い物体が行った後を追った。
黒い物体とは、蛇に乗ったリクオ。
丁度散歩中だった。
「リクオー!!」
後ろから声をかけるや否や、蛇と並んだ。
「何だ?」
「うん?付いて来た。」
「知ってるさ。だからどうした?」
「遊ぼーよ。」
途端に、強風が吹いた。有り得ない程の。
「ふっ…遊ぼーの割には本気じゃねーか?」
「さあね。」
二人は近くの森に着地し、剣を取り出した。
「うーん…お手柔らかに。」
「そっちもな。」
話終わった直後、激しい戦い(本人達は遊びらしい。)が始まった。
〜本家〜
「若と留欄様がぁ……!?」
「目に問題が無ければそうです。」
淡々と黒羽丸は告げていく。
「どっ…どこで!?」
つららは完全に慌てている。
「街外れの森でーーー」
つららはそれだけ聞くと、走りだした。
〜森〜
「天羅・蜘糸!!」
留欄の手からは無数の糸が出され、木々に巻き付き、リクオの足元を塞いでいく。
「随分セコい手を使うな。」
「…下準備は終わった。ふふっ…」
今までの糸全てを引くと、凄い勢いでリクオの頬や足首を擦っていく。
「…!!」
手足は縛られ、身動きが取れない状態。
「どう?私の技。“蜘糸”は。」
「流石と言いたいが、こっちも反撃させてもらう。」
そう言うと、祢々切丸を一点に投げた。
留欄の手。そこは、糸が出ている所であり、さらに“動かせない”所である。
「っ!!」
糸が切れ、動けるようになったリクオは、祢々切丸を取り、反撃に出た。
リクオは畏を発動させていた。
同じく留欄も畏を発動させていた。
留欄の畏。風のように消え、風のように強く吹く。風のように…
そして、両者が剣を交わしあいそうになった直前。
「ストーーーーップ!!!」
つららが叫んだ。なんとか場所が分かったのだ。
「「つらら!?」」
完全に考えられない人の登場だった。
「何してるんですか!?二人共!!」
お叱りムードである。
「帰りますよ!!」
「えっ!?終わってないよ!」
「いいですから!!帰ります!!」
留欄は仕方なく、本家に帰った。
しかし、その後もカラス天狗に怒られ、ブルーなまんま、部屋に戻った。
「はぁ…ったく。今度はもっとカラスの目のつかない所に…」
「またやる気か。」
リクオが部屋に入って来た。
「当然!決着つけないと気が済まない。」
「こう言う時だけだな。やる気になるのは。」
「よっ…余計じゃない!あんただって現にやる気だったじゃない!!」
リクオは留欄の言葉を聞きつつも、座った。
「傷はいいのか?」
「これ?」
傷は治療してなかった。無造作に絆創膏が貼ってある。
「つららにやってもらったら、痛いもん。」
「はぁ?」
「乙女の心情よ。」
「更に分からなくすんなよ。」
そこで話が終わった二人は、夜明けと共に、人間の姿へと変わった。
「さてと…学校まで寝てよっと。」
縁側から離れ、自室に戻ろうとした時だった。
「また。」
「ん?」
「また、戦おう。」
「……当たり前じゃん。」
うっすらと白くなり始めた空を、留欄は眺めていた。
- Re: ぬらりひょんの孫〜半妖の定め〜 ( No.10 )
- 日時: 2010/11/08 18:19
- 名前: リリア♪# (ID: CA3ig4y.)
〜第7話 風の村〜
翌日、二人は明け方まで起きていたせいで、留欄は半分寝ながら歩いていた。
「全く…お二人が明け方まで起きていたからですよ!!」
「よっし。今度は学校の無い&次の日が休みの日に戦わないと…」
「今度ふざけた真似をしたら、もう一度カラス天狗様に言いますよ!」
「あーあー何も聞こえませーん。」
耳を塞ぎ、早足に歩いて行く留欄。
「そんじゃ、お先ぃ♪」
「えっ!?まっ…待って下さい!!!」
「はああ…朝から元気だなぁ…」
後ろで青田坊と歩いていたが、見えなくなる位まで行ってしまったので、二人は走り出した。
〜屋上〜
「風陽花村?」
「そっ。私と同じ位の風の使い手達が大勢いる所なの。」
留欄は森の奥深く、殆ど人間は来ない領域に住んでいた。そこが風陽花村だと言う。
「みんなは殆ど外には出ず、豊かで静かなまま、一生を過ごしている。けれど私は少し外の世界に憧れてたの。」
「それで独立した…一人で。」
「うん。お母さん達は、もう既に死んでたからね。」
「怖…」
「ただ、村の人々は私を差別しなかった。母親が例え人間でも、例えかつて自分達の領域を奪われ、かつて恨んだ人間でも、私達を受け入れてくれた。」
澄み切った青空を見上げ、悲しそうに呟いた。
「何か、人を差別する奴らが愚かに思えてきますね。」
「んーまあね。」
そう言って、暗いムードは終わりとばかりに、弁当を開け始めた。
「卵焼き♪ー…んん?」
いつもは一列綺麗に揃っている卵焼きも、今回はピーマンに変わっていた。
“この度、留欄ちゃんはピーマンが嫌いと聞いたので、ピーマン食べられるようになるまで卵焼きはお預けでーす! 若菜”
「鬼ーー!!」
「ピーマン嫌いなんですか?」
「意外と子供っぽい。」
「うるさい!!」
卵焼きの為に、ピーマンを食べた留欄である。
〜夜〜
「宿題めんどー」
ブツブツと言いつつも、宿題を終わらせていく。
妖怪に変化した後は、意外と問題が解けるのだ。
すると、奥の庭で、小さな音がした。
「?」
丁度最後の一問に取り掛かってた所だったが、襖を開けて、音のしたほうへ歩いていった。
「…!!」
留欄は急いで部屋に戻ると、中を読んだ。
“村は頂いた。秋赤”
「これ……」
と、足音がしたので、手紙を着物の中に隠した。
リクオが部屋に入ってきた。
「どうした?血相変えて走ってったが。」
「別に血相なんか変えてないよ。」
「…隠し事してるだろ?」
「はぁ?何言ってんの?」
「見間違いか?」
「そうに決まってる。」
ふぅん。と頷くと、部屋を出ていった。
しばらくして、静かになったので、静かにに部屋を出ていき、塀を越えた。