二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ひぐらしのなく頃に 変【本編の続きを更新中】
- 日時: 2009/12/11 20:37
- 名前: カッチャン (ID: bVIgAYuV)
オリキャラ
キャラ
希流 光 [きりゅう こう]
雛見沢に、引っ越してきた少年。
謎の多い少年
風山 時羽 [ふうざん ときは]
雛見沢に、引っ越してきた少女。
引っ越す前いた村の巫女。
などなど・・・。増えます。
注意
この物語は、語咄編のものを、アレンジした話を次々書いていくと思われます。 題名に変とあるのは、少し、変わった世界にいくからです。そんな、話には、深く関わりはありません。
注意
ただいま本編を更新中。。。。
本編の続きは此方から^^
それでは、どうぞ。
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- Re: ひぐらしのなく頃に 変 ( No.21 )
- 日時: 2008/09/21 16:38
- 名前: カッチャン (ID: KY1ouKtv)
- 参照: ひぐらしのなく頃に で小説を書いてます、よろしくぅ
ある日のこと・・・・
「おはようございますなのです。」
梨花とぼくはいつも通り教室へ・・・・
ガタァンッ
「あうっ!な、何なのですか?今の音は・・・・。」
「あっ、羽入ちゃん、梨花ちゃん。」
目の前に移る景色、それは・・・・
「あいつが悪いんだ、圭一っ!!」
「お前、間違いに気づいたらどうだ?!」
いつも仲のいいはずの、光と圭一がなにを・・・・
「どうしたのですか?」
「昨日、何かあったらしいんだけど・・・・訪ねても答えてくれなくて・・・・・。」
ドタァンッ
圭一が光に投げ倒された・・・・
「みぃ、話してくれないと、分からないのです・・・・。」
「梨花と同意見なのです・・・。」
「実は、おばさんがっ・・・・。」
「あいつが、あいつが悪いっ!!だからこそ、罰を与えるんだぁっ!!」
「だからっ・・・・・」
殺しはしちゃダメなんだっ!!!
「うるさい、うるさいっ!!あいつが、先にっ!!」
殺し・・・・光が光がそんなことを考えるなんて・・・・
「あいつなんて、消えればいいっ!!」
「光、ぼくもそれは良くないと思いますですよ・・・・・。」
「梨花・・・・。そうですよ、光・・・。」
ガクンと光が膝を床につけ、俯く・・・・・。
「じゃあ、オレは何をすればいい?見捨てられたまま ハイ、そうですか って言ってればいいのか?そんなことできる分けない。信じてた、唯一の家族だったから・・・・。」
光の家族は、父は事故死、兄は射殺される・・・・。
残されたのは、光と、男遊びをする母のみ・・・・。
その母が、本気で、再婚すると言い始めたらしい・・・・ましてや、その男との子供さえもいる・・・・。 裏切られた、その通りだろう、唯一の家族で信頼していたのだから・・・・。
「だから、殺すんだ・・・・そうしかないんだ・・・・。」
バシンッ
「馬鹿やろうっ!!殺しはいけねぇって・・・・」
「じゃあ、圭一が今のオレの立場だったらっ!どうしたんだよっ!?教えろよっ!!なぁっ!!」
「・・・・・・・・。」
「答えてくれよ・・・・。なぁ・・・・なぁてばっ!!」
「ごめん・・・・・。」
「ごめんじゃねぇよっ!!えらそうに言って!結局は何もできないんだろっ!!!」
「光・・・・。」
初めて見る世界・・・・こんなに光が、苦しんでいる世界初めて見た・・・・・。
「梨花・・・。」
「・・・・・・・。」
梨花にとって最悪な世界の幕開けなのかもしれない・・・・・。諦めましょうよ、梨花・・・・。
きっと無理ですから・・・・・。
・・・・・梨花・・・・・。
続く
- Re: ひぐらしのなく頃に 変 ( No.22 )
- 日時: 2008/09/22 19:48
- 名前: カッチャン (ID: J0PYpSvm)
- 参照: ひぐらしのなく頃に で小説を書いてます、よろしくぅ
その夜
「ねぇ、羽入・・・・。」
「なんですか?梨花・・・・。」
いつも以上の暗い顔。
「この世界で、運命を変えれると思う?」
あんなに、運命を変えると言っている梨花が見せた諦め・・・・。
「ぼくは、その・・・・変えられない・・・と・・・。」
ダンッ
梨花が床をたたく・・・・・。怒りの象徴。
「なんでっ!!今までになかった世界・・・・。こんな暗い、とてつもなく暗い世界・・・・。運命を変えることを拒んでいるようじゃないっ!!!くそっ!」
「り、梨花・・・・。」
沙都子は詩音の家・・・。居なくて良かったと思った。こんな梨花を見たら、きっと、怯えるに違いない。ましてや、梨花を気遣って、何をするか・・・・。
「羽入、最後まで私は足掻く、少しでも、変えたいから・・・・運命を・・・・。」
「梨花・・・。期待は・・・。」
「無理だと思って、諦めたくない。最後まで、この世界を見届ける・・・。」
「梨花・・・・。」
この世界に希望などない・・・・。不幸だけがこの世界に宿る。でも、梨花が、梨花が、諦めないと言うならば、ぼくは・・・・・。
諦めないでおこう。
少しでも、足掻いてみようじゃないか、梨花と共に。
梨花と仲間達と共に・・・・。
「やるわっ、私は足掻く、足掻き続ける、この世界の最後まで!!」
「一緒に頑張りましょう。梨花・・・・・。」
前向きなぼくの姿に、梨花が驚きを隠せないようだ。
「珍しく、前向きね・・・・。驚いたわ・・・。」
「梨花の意志を聞いて、気が変わりました。」
「そう・・・・。」
微笑んで見せた、梨花が少しでも、明るくなるように・・・・。 そして、梨花も微笑む。少しは明るくなってくれたようだ・・・・。
だけどこのあと、身をもって知る・・・・。
足掻こうなんて、思わなければよかったのに・・・・・と・・・・。
続く
- Re: ひぐらしのなく頃に 変 ( No.23 )
- 日時: 2008/09/23 17:20
- 名前: カッチャン (ID: V6BqtuDz)
- 参照: ひぐらしのなく頃に で小説を書いてます、よろしくぅ
今日はお休み、部活メンバーでのんびり過ごすはずだったのですが、レナと光の姿が見あたらないので、手分けして、探すことに・・・・。分かれ方は、圭一と時羽、詩音と沙都子、梨花と魅音とぼく。
「光ちゃーん。」
「光、どこなのですかぁー?」
「光ー」
一時間経つ・・・、未だに見つからない・・・。
「圭ちゃん達と一回合流しよう。」
「みぃ、そうした方が良さそうなのです・・・。」
「あう・・・。」
一回切り上げるときは、元の集合場所。そう、決めてあった・・・・。
「ここで待っていれば、圭ちゃん達が来るはず。」
数分経った頃。詩音と沙都子が走ってきた。
「見つかりましたぁ?」
「ううん・・・。ねぇ、圭ちゃん達見かけなかった?」
「いいえ、見てないですよー」
「もうじき、切り上げてくるんじゃありません?」
「そうだね。」
でも、いくら時間が経っても、圭一達の姿は見えない・・・。
「どうしちゃったんだろ・・・。」
「み、道にでも、迷ったんじゃ・・・。」
「でも、時羽がついてるんだよ、あのしっかり者の時羽が、道を間違えるわけないよ。」
「じゃ、他に何があります?遅くなる理由が?」
「その・・・・、何かあったとか・・・。」
「なにがあるって言うんですのっ?!」
「さ、沙都子、落ち着くのですよ・・・。」
イヤなことは、想像したくない・・・。でも、こんなに遅いと・・・。
「その、不気味そうなとことか、ほら、あの二人なら探しそうじゃん。用心深いし・・・。」
「無事なら、いいのですが・・・。」
「羽入さんっ!!」
沙都子に怒鳴られた、心配してるんだ、怒鳴って当たり前・・・。
「あう・・・ご、ごめんなさいなのです。」
そして、ぼく達はその、魅音の言う不気味なところを中心に、圭一、時羽、光、レナを探し始めた・・・。でも、このあと、思いもよらない出来事がぼく達の前に・・・・・
現れることになってしまったのです・・・。
続く
- Re: ひぐらしのなく頃に 変 ( No.24 )
- 日時: 2008/09/27 17:55
- 名前: カッチャン (ID: bd9VsAaG)
- 参照: 変わりゆく世界、変わらない運命・・・。 また、また変えられない・・・。 これ以上、苦しみたくない。
「光ー、圭一ー、時羽ー、レナー。」
「どこにいますのー?」
ぼく達は、不気味な細道を探す。奥へ奥へと続く細道。でも、見つからない・・・・。
「いないねー。もうすぐ、行き止まりじゃないかなー。」
「そうですね、だいぶ、道も細くなってきてますし。」
キンッ
何の音・・・?
音のした方へ向かったぼく達が見たもの・・・・。
「光ちゃんっ、なにをっ!!」
「圭一さん、何があったんですの?」
あの音は、光の剣と圭一の金蔵バットがぶつかり合う音だったのだ・・・。
圭一がおされている。このままでは・・・・。
「あっ・・・・。」
沙都子が呻き声を上げる。何かを見て、青ざめている。
「沙都子、見ちゃだめっ!!」
詩音が覆い被さる。そこには・・・・レナが血だらけになって倒れていた。
「梨・・・・花・・・ちゃん・・・」
「時羽っ!!」
血だらけの時羽、もう、あと少ししか持たないだろう・・・・。
「もう、無理だよ・・・・・運命は、変えられない・・・・。また、会おう・・・・・ね・・・・。」
バタッ・・・・
「時・・・・・羽・・・・。そんな。や、やめてっ・・・。やめてっ、光ちゃん・・・。」
そんな思いも届くわけなく、圭一が殺される・・・・。
「いやぁぁぁぁっっ!!!!!」
ぐさっ・・・・
沙都子・・・・次に魅音・・・そして、詩音・・・。
「梨花、ぼくが、先に死にます・・・・。」
「なに言ってるの!?」
「ここは、酷い世界だったようです。後で、忘れた方が、いいかもしれません・・・・。」
「羽入っ!!」
ぐさっ
「さよう・・・・・なら・・・・梨・・・花・・・。」
「いやぁぁぁぁっっ!!!!」
泣かないで、酷い世界だった・・・。だから、忘れればいいじゃないですか・・・・。
ぼくは、貴女に
苦しい思いをさせたくなかった・・・
辛い思いをさせたくなかった・・・・
ただ・・・・それだけなのに・・・・
貴女は泣いた・・・・
運命を変えない
変えてくれない、神様の
ぼくのために・・・・
貴女は泣いた・・・・
愛しい大切な
大切な
仲間のために・・・
忘れましょう、この世界。この暗く、深い。希望もない、この世界・・・・。
貴女は、忘れていなくとも、ぼくは忘れます・・・。
いえ、忘れるのではなく・・・・
忘れたいのです・・・・・・。
この世界を・・・・・・・。
世界隠し編 完
- Re: ひぐらしのなく頃に 変 ( No.25 )
- 日時: 2008/09/28 18:50
- 名前: カッチャン (ID: Zx/QFw1y)
- 参照: いつもの部活・・・・今日は特別 今宵は待ちに待った、あのバトル!!
今宵部活編
待ちに待った、今宵はそう。
あのバトルっ!!
「負けませんわー!!」
「俺だってー!」
いつも以上のやる気ムード!!
だけど・・・・
だけど・・・・この部活。
綿流し、一世一代の行事、雛見沢オークション
あるメンバーによって、
誰が勝利するかは、
決めてあった・・・・!!
続く
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