二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ひぐらしのなく頃に 変【本編の続きを更新中】
- 日時: 2009/12/11 20:37
- 名前: カッチャン (ID: bVIgAYuV)
オリキャラ
キャラ
希流 光 [きりゅう こう]
雛見沢に、引っ越してきた少年。
謎の多い少年
風山 時羽 [ふうざん ときは]
雛見沢に、引っ越してきた少女。
引っ越す前いた村の巫女。
などなど・・・。増えます。
注意
この物語は、語咄編のものを、アレンジした話を次々書いていくと思われます。 題名に変とあるのは、少し、変わった世界にいくからです。そんな、話には、深く関わりはありません。
注意
ただいま本編を更新中。。。。
本編の続きは此方から^^
それでは、どうぞ。
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- Re: ひぐらしのなく頃に 変 ( No.46 )
- 日時: 2008/10/29 15:47
- 名前: 白猫 (ID: AfHZgVrd)
本当に毎日書いてるんだね。カッチャンすごーい。 またね〜(*^。^*)
- Re: ひぐらしのなく頃に 変 ( No.47 )
- 日時: 2008/11/03 16:37
- 名前: カッチャン (ID: AOFOtxu7)
- 参照: 目に焼き付けなきゃ、仲間の姿を・・・。打ち明けてくれる仲間の姿。忘れたくない。みんなも、きっと、同じ気持ち・・・だよ・・・・ね・・・。
清め流し編
「これが、オレ達の仕事・・・。」
血に塗られた光くんが、俯きながら言う・・・。
「清め流し、神の子と神の召使いで行うもの・・・。私達は、神の子と召使い・・・だから・・・・・。」
時羽ちゃんも、血に塗られている・・・・あまりにも、残酷な儀式。それを、二人は打ち明けてくれた・・・。
「光、時羽・・・・」
圭一くんは、何か声をかけたいんだ、でも・・・この状況じゃ・・・・かけずらい・・・よね。
「どう思ってもらっても、かまわない。これが、打ち明けたかったこと・・・・なんだ。」
光・・・・くん・・・・。辛いのは、二人なんだ。私達より辛い、絶対に・・・・。
「私達は、後悔してない。打ち明けられたこと、良かったと思ってる・・・。・・・迷惑だったよね、ゴメン・・・・。」
時・・・・羽・・・ちゃん・・・。
「・・・、何か、勘違いしてない?」
「えっ・・・・」
「おじさん達がいつ、迷惑だって言った?言っておくけど迷惑だと、これっぽっちも思ってない。むしろ、辛いことを打ち明けてくれて、感謝してる・・・・ありがとう。」
「魅音・・・。」
その通りだ・・・・魅ぃちゃんの言うとおりだ・・・・。
「レナはね・・・・忘れないよ。二人が打ち明けてくれたという努力を・・・・頑張りを・・・・。」
「レ・・・ナ・・・。」
初めて時羽ちゃんが流す涙。近寄って頭を撫でている光くんの目にも涙がたまっていた・・・・。
忘れないよ・・・・・
この出来事・・・・
絶対・・・・・
忘れないから・・・・・。
続く
- Re: ひぐらしのなく頃に 変 ( No.48 )
- 日時: 2008/11/04 14:39
- 名前: カッチャン (ID: c6/fJCmS)
- 参照: 目に焼き付けなきゃ、仲間の姿を・・・。打ち明けてくれる仲間の姿。忘れたくない。みんなも、きっと、同じ気持ち・・・だよ・・・・ね・・・。
あの日から始まった、
この出来事・・・・・・。
帰り道
「圭ちゃん似合ってるよー」
「馬鹿にするなー!!」
部活が終わって、圭一くんが罰ゲームで・・・・。
幸せな、普通の日常・・・。
ずっと、ずっと
続くと 続くのが当たり前だと
思ってた・・・・。
ブーン・・・
車の音、私達のところで止まる、黒色の車。
「光ー」
「お袋・・・・・。」
光くんの、お母さん?
「おっ、これがお前の言ってた坊主か。」
誰、この男の人。
「初めまして・・・。」
「よっ。坊主」
「これから、お父さん!なんてねー、乗ってく?ゆっくり話しましょ。」
「・・・・・歩いて帰るから。」
・・・、光くんが妙に拒絶してる・・・気がする。
「そう、後でねー」
「うん・・・・。」
「じゃあ、後でな坊主。」
「はい・・・・・・・。」
ブーン・・・
「光・・・くん。いいの?」
「あ、あぁ・・・。また遊びで・・・。」
そっか、お父さんとお兄さんが亡くなってから、男遊びのお母さんと・・・。
「光?」
「何が、お父さんだよ・・・・・・。」
「光くん?」
「あ、何でもない・・・・・。」
・・・・、表情が雰囲気が暗くなってしまった。
「・・・、行こっ。ねっ」
魅ぃちゃん。ありがとう。
「じゃあねー。みんなー」
みんなそれぞれ帰っていく。
光くん。
本当に
大丈夫かな、かな・・・・・。
続く
- Re: ひぐらしのなく頃に 変 ( No.49 )
- 日時: 2008/11/05 14:30
- 名前: カッチャン (ID: sp0cIx.0)
- 参照: 目に焼き付けなきゃ、仲間の姿を・・・。打ち明けてくれる仲間の姿。忘れたくない。みんなも、きっと、同じ気持ち・・・だよ・・・・ね・・・。
次の日
「おはようー、光ちゃん、先行ったって聞いたからビックリしたよー」
「・・・・」
光くん?
「どうしたんだ、光?」
圭一くんが光くんの肩に触れようとしたとき・・・。
パンッ
「えっ・・・・・」
光くんが圭一くんの手を叩いた。
「どうしたの、光ちゃん?」
「ふ・・・・な・・・。」
「えっ?」
「触れないでくれっ!!」
「光・・・・くん?」
「あっ・・・・・いや、何でもない・・・。」
怯えてた?拒絶してた?光くんが?何で?
放課後
「光ちゃんっ!ぶか・・・・」
ピシャンッ
「行っちゃったね・・・。」
「うん・・・。」
どうしちゃったんだろ、光くん・・・・。
「家庭内か?問題とすれば・・・。」
「あっ!」
詩ぃちゃんが何かに気づく。
「なんだ?詩音・・・。」
「あの、光ちゃんのお母さんと、あと・・・隣にいた男・・・。」
「もしかして・・・・。」
言いたくない、聞きたくない。
光くんが、私と同じ苦しみを味わうのは、見たくない。
「再・・・婚・・・。」
「イヤだよ・・・・そんな・・・」
「レナと同じ・・・・ゴメン、レナ聞きたくない言葉・・・だったよね。」
「光くんに、同じ苦しみ、味わって欲しくないよ・・・・。」
そう思うと、涙がこぼれた・・・。
「レナ・・・・。」
「なぁ・・・・」
「圭ちゃん、何?」
「俺達で、光を助けよう。協力してやろう、彼奴が思うままのこと、受け入れてやりたいんだ・・・・仲間として、仲間という、家族として・・・。」
「私も、そうしたい・・・。圭一と同じように、受け入れたい、仲間の声を・・・・。」
「レナも、賛成・・・だよ、だよ・・・。」
「みんな、そう思ってる。本当の、仲間。仲間という家族だから・・・。」
みんな頷く。もちろん、自分自身も・・・。
「まずは、光ちゃんの話を聞こう。」
「うん・・・。」
光くん・・・・
教えて欲しい
どうして、苦しいのか・・・
話を聞かせて・・・・・
お願いだから・・・・・。
続く
- Re: ひぐらしのなく頃に 変 ( No.50 )
- 日時: 2008/11/06 17:42
- 名前: カッチャン (ID: COldU63y)
- 参照: 目に焼き付けなきゃ、仲間の姿を・・・。打ち明けてくれる仲間の姿。忘れたくない。みんなも、きっと、同じ気持ち・・・だよ・・・・ね・・・。
次の日
「おはよう、光ちゃん。」
「・・・おう。」
バンッ
「シャキッとするっ!!ねっ」
み、魅ぃちゃん?
「急に叩くなよ!ビックリするだろ。」
「はははっ、いつも通りになったね」
「えっ・・・・。」
そういうことか、魅ぃちゃんは光くんを気遣って・・・。
放課後
「今日は、部活と題した相談会っ!!もちろん、光ちゃん以外のメンバーは何のことか分かってるよね。」
相談。昨日決めたこと・・・。
「おう、もちろんだ、魅音。」
「で、光ちゃん、何か悩んでない?」
「えっ?」
「だーかーらー、悩み事。ない?」
「あったとしても、関係ない・・・」
「関係なくないよ。仲間という家族だからね。」
「えっ・・・。」
「何でも話して、ねっ?」
打ち明けて。仲間という家族だから。苦しいことは、みんなで分け合う。楽しいことはみんなで、楽しむ。それが、仲間という家族だから・・・・。
「その・・・・・」
「何?」
「あの男、前、車に乗ってた男との間に子供ができたらしいんだ。結婚もしたらしいし。一緒に暮らそうって、お袋が・・・・。」
「今になって?!そんな大切なことをっ?!」
「うん。」
「で、お前はどうなんだ?光。」
「暮らしたくない。あんな男と、オレを裏切ったお袋とだなんて・・・。」
「裏切った?」
「オレのとこ、親父もにぃも居なくなっちまっただろ?そん時、お袋、『再婚とかしないで、二人で生きよう。』って・・・・。遊びは酷くなったけど、所詮遊びだって・・・信じてた。だけど、裏切ったんだ。彼奴っ!!」
光くんの手が力強い握り拳を作る。すごい怒りらしい・・・・手が、ふるえていた・・・・。
「どうしたい?母親を・・・・。」
圭一くん・・・だよね?いつもとは違う、静まった声。
「殺す。彼奴、信じてたから、昔の罪を見逃したんだ・・・。もうダメだ、自分の罪、思い知ってもらう・・・!!」
「罪?」
「神の子である、時羽を汚し、召使いである、オレも汚し、神をも汚した。時羽には、傷跡も残ってる、もちろんオレにだって・・・・。罪は重い。清め流しを行う。」
「光、清め流しを?」
「大半はオレがやる。神の子の手はなるべく汚さぬようにする。」
「分かった。一度村に帰ろう。みんなも一緒に。」
「今宵。でいいか?」
「もちろん、罪人にはすぐにでも、罰を与えるべし。」
「じゃあ、帰ろう。今から。」
「じゃあ、監督に車を、以外と距離あるでしょ?」
「うん。ありがとう・・・・みんな。」
「いいってことよ。」
「仲間という、家族でしてよ。」
「みぃ。」
仲間という家族である私達。
今、一人の仲間の苦しみを、分け合うため。
今・・・・・
私達の
物語が・・・・
動き出す・・・・・。
続く
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