二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- ひぐらしのなく頃に 変【本編の続きを更新中】
- 日時: 2009/12/11 20:37
- 名前: カッチャン (ID: bVIgAYuV)
オリキャラ
キャラ
希流 光 [きりゅう こう]
雛見沢に、引っ越してきた少年。
謎の多い少年
風山 時羽 [ふうざん ときは]
雛見沢に、引っ越してきた少女。
引っ越す前いた村の巫女。
などなど・・・。増えます。
注意
この物語は、語咄編のものを、アレンジした話を次々書いていくと思われます。 題名に変とあるのは、少し、変わった世界にいくからです。そんな、話には、深く関わりはありません。
注意
ただいま本編を更新中。。。。
本編の続きは此方から^^
それでは、どうぞ。
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- Re: ひぐらしのなく頃に 変 ( No.16 )
- 日時: 2008/09/11 19:06
- 名前: カッチャン (ID: 8FNZsxHa)
- 参照: ひぐらしのなく頃に で小説を書いてます、よろしくぅ
帰り俺は光の家へ・・・・。
歌声が聞こえる。きれいだな・・・・。
「君は王女ボクは召使い、運命分かつ哀れな双子、君を守るそのためならば、ボクは悪にだってなってやる・・・・。」
少しの間歌声に聞き惚れていた。歌を歌っていたのは光。 こんなきれいな声だったなんて・・・・。
「なぁんだ、圭一来てたのかぁ。恥ずかしぃな・・・・。」
「きれいな声じゃねぇか。」
「昔、時羽と歌ってたんだ。・・・・、あの日が来るまでは・・・・。」
「えっ?」
「あっ・・・・なんでもないっ!!」
「それならいいんだけど・・・・。何かあったら、言えよ、俺達は仲間だ。」
急に静かになった・・・・。光が俯く。
「どうしたんだよ。言った俺が何か恥ずかしくなってきた。」
「・・・・・。あり・・・・う」
「え?」
「ありがとう、圭一。」
光は泣いていた・・・・。やっぱ・・・・。
「光、どうした・・・・。」
「・・・ううん、嬉しかった・・・・それだけ・・・・。」
「そうか・・・・。」
「じゃ、オレ帰るよ・・・・。」
「おう、明日は来いよ、光。」
「うん。明日の部活は何かな。まぁた、圭一がビリかもな。」
「なっ!!俺がかよっ!!俺を甘く見るなぁ!!」
「あはははは・・・・」
「明日、来いよ。」
「うん。」
「・・・・・。約束・・・・。」
「えっ・・・・。」
「約束っ。」
「圭一・・・・。・・・、約束。」
その瞬間。光が俺に抱きついた。
「こ、光?」
「約束。圭一も来ないといけねぇからなっ!!」
「じゃ。また明日。」
「おう。」
俺はこの時、あんなことになるとは、思わなかった。
この話が・・・・・・
彼が闇に飲み込まれるきっかけになるなんて・・・・。
続く
- Re: ひぐらしのなく頃に 変 ( No.17 )
- 日時: 2008/09/12 18:57
- 名前: カッチャン (ID: zypMmNa5)
- 参照: ひぐらしのなく頃に で小説を書いてます、よろしくぅ
次の日
光は・・・・。休みかよ、あんなに元気そうだったのに・・・・。いやそうでもないか、急に泣き出したもんな・・・・・。
ダダダダダダッ・・・
「光がっ、光がっ!!!」
息を切らして、時羽が入ってきた。
「どうしたの、時羽。とにかく、落ち着いて・・・・。」
魅音に言われ、時羽が落ち着いた・・・・。
「光が、牢獄の中に・・・・・。」
「えっ!!!どうしてなのかな、かな。」
「よく分からない・・・・。私が朝光の家に行ったら、いなくて・・・・。気になったから、牢獄の方へ行ってみたの・・・・。そしたら、光の声が聞こえて・・・。」
「俺達のところに来たってわけか・・・・。」
「うん・・・・。」
「助け出してやろうぜ、そう、昨日決めただろ。」
「でも、どうするんですの?牢獄には入ったことがありませんでしてよ。」
「みぃ、何があるのか分からないのです・・・・。」
「そりゃ、おじさんだって助けたいけどさ・・・・。」
「私達に何ができますかね・・・・。」
「・・・・・。なんだよっ、みんな弱気で、やってみなきゃ分かんねぇだろ!!」
「でも・・・・・。」
何だ、頼りにならねぇ・・・・。
「俺だけでも行くっ!!」
ダッ・・・・・
「圭一くんっ!!!」
教室を出ようとした俺の前にレナが立ちはだかった・・・・。
「どけよっ!!」
「どかないっ!!圭一くん一人で何ができるのっ?!!」
「やってみなきゃ、分かんねぇだろっ!!」
パンッ・・・・
レナが思いっきり俺の頬をたたいた・・・・。
「何すんだよっ!!」
「圭一くんの馬鹿っ、圭一くんは何も分かってない!!!もし、このことで命をかけて、その一つの命が取り替えせれないモノになったら、悲しむ人がたくさんいるんだよっ!!?助けてもらった光くんだって、悲しむんだよっ!!・・・・だからもう・・・」
無理しようとしないで・・・・・。
「・・・・・、レナ・・・・。」
「圭ちゃん。」
「圭一・・・・。」
「圭一さん。」
「圭一。」
そうだよな・・・・。光だって、俺が死んだら意味ないんだ・・・。
「で、どうやって・・・・。」
「実はね、連絡用に・・・・」
「よしっ、それで、少しでも光に希望がもてれば・・・・。」
滅ぼしてやるっ、光につく、闇を・・・・!!
続く
- Re: ひぐらしのなく頃に 変 ( No.18 )
- 日時: 2008/09/14 16:07
- 名前: カッチャン (ID: EUGuRcEV)
- 参照: ひぐらしのなく頃に で小説を書いてます、よろしくぅ
プルルル・・・・
プルルル・・・・
電話の呼び出し音が続く・・・・
そう、時羽が教えてくれたのは、昔、外との連絡用に電話を使っていた、その電話がまだ、おいてあると言う。
プルルル・・・・
『も、もしもし・・・』
つながった。
「もしもし。光?」
『うん。みんなもそこにいるの?』
「うん。・・・・、今どんな状態?」
『おい、光誰だ、電話相手は?!!!』
後ろで、怒鳴り声が聞こえる・・・。誰だ?
「光、後ろにいるのは・・・・。」
バシンッ
何が起こったんだ・・・?
『長電話すんじゃねぇよっ!!助けを呼んだりしたら、承知しないからなっ!!』
助け?もしかして、今のが闇の声!?
「もしもし、光。今のって、あなたの中に住む、闇・・・。」
『・・・・・。』
「私達はあなたを助けたいのっ!!」
『・・・・・・。』
光が返事をしない・・・・。今の闇のせいかっ?!!
レナが受話器を取る。
「光くんっ、返事をしてっ!!みんな心配してるの・・・・。」
『・・・・・・。』
「光くん・・・。辛いなら、私達に頼って・・・。頼りないかも知れない。でもっ、力になれると思うからっ!!みんなで乗り越えようよっ!!」
レナが涙を流しながら言う・・・・。
「レナ、かわれ・・・・。」
『・・・・・。』
「光、今日約束破ったろ、学校に来ないで。お前が来ないと、部活ができねぇぞ。」
『・・・・・・。』
「・・・俺達は仲間という家族だ。だからこそ、お前を助けたい。でも、あと少しが届かない。お前が、その、あと少しを埋めるんだ・・・。掴め光、俺達の手をっ!!あとは引っ張り上げてやるからっ!!」
『・・・・圭一、助けてっ!!オレを助けてっ!!!』
『このっ、裏切り者がぁ!!』
その怒鳴り声が聞こえたと同時に、電話が切れた・・・・。
「光・・・・。」
ジッとしてられるか・・・・。どうなるか、分からないっ・・・・。
ダッ・・・・・
「圭一くんっ!!」
がんばれ、光。お前の力、見せてみろっ!!!
俺は牢獄に向かって必死に走った・・・・。
「光っ!!」
続く
- Re: ひぐらしのなく頃に 変 ( No.19 )
- 日時: 2008/09/15 14:21
- 名前: カッチャン (ID: e.d4MXfK)
- 参照: ひぐらしのなく頃に で小説を書いてます、よろしくぅ
光、無事でいてくれ・・・・。
「圭ちゃんっ!!」
「魅音、みんなっ・・・。」
「圭一くん速いよぉ・・・。」
後ろから追ってきていたのか。知らなかった・・・。
「みんなで救うんでしょ、圭ちゃん。」
「圭一くん一人で行っちゃうんだもん。」
「ホント、他の人のことを考えて欲しいですわね。」
「みぃ、おいていくのは、ひどいのですよ。」
「そうですよ、圭ちゃん。」
「悪い、悪い。」
そうだ、みんなで救うんだ。
「あと少しで牢獄だっ!絶対に救ってみせるぞ!!」
バタッ・・・・
「時羽っ!!どうしたの?」
「うぁ・・・・。」
「時羽ちゃん。時羽ちゃん?」
「闇が、闇が・・・・。来るなっ!!」
闇が広がっていってる?そんな・・・・。
「時羽っ!!しっかりっ!!」
少し時間がたった・・・・。時羽が落ち着いている。
「闇が消えた・・・。」
何でだ?さっきまで・・・・。
「光・・・。」
「光ちゃんが何か・・・・したんじゃ・・・。」
「急ごうっ!!」
牢獄前
「光。光っ!!」
どこだ・・・。どこにっ・・・。
「けい・・・いち・・・・。」
「光!光なのか?」
そこには、ヨロヨロな光の姿・・・。
「圭一っ!!」
ガバッ・・・・
泣きながら抱きついてきた光は、体中にキズがあった。闇と戦っていたのだろう・・・。
「圭一、圭一っ!!」
「光、大丈夫だ。ここにいる。お前は勝ったんだ、闇に・・・。」
「光。ありがとう。私の闇も消してくれて・・・。」
「・・・・うん・・・・。」
「よく頑張った。光。」
「圭一。約束破ってゴメン。」
「いいさ、明日学校来いよ。約束だから・・・なっ!!」
「うんっ。みんな、ありがとう・・・。」
闇、それは彼についていた。もう一人の自分。でも、それを俺達は滅ぼした。
闇は滅ぼせれる。どんなに辛くても、仲間がいれば。もし、また彼に闇がついても。滅ぼしてやるっ!!滅ぼすさっ!!
俺達は、不可能を可能にする、
仲間という・・・・・
家族だから・・・・・・・。
闇滅ぼし編 完
- Re: ひぐらしのなく頃に 変 ( No.20 )
- 日時: 2008/09/18 19:19
- 名前: カッチャン (ID: mo0UNzD/)
- 参照: ひぐらしのなく頃に で小説を書いてます、よろしくぅ
世界隠し編
もう忘れましょう。あんな辛い世界。
そうです。忘れましょう・・・・。
「梨花・・・・。」
「何?」
「もう・・・・、」
忘れてください・・・・・。
「分かってるわ・・・。」
「忘れましょう。ぼくも忘れますから・・・・。」
「忘れよう・・・・。」
「そう、忘れましょう・・・。」
あんな世界・・・・・
梨花には
辛すぎたのです・・・・・・・。
「梨花ちゃん羽入、おはよう。」
「おはようなのです、時羽。」
「おはようなのです。」
いつもの日常。梨花とぼくのいつもの平穏な日常。
でも、この世界は、ささいなことで狂い始める。
今までになかった世界・・・・。
それは・・・・・
とても、とても
辛い世界・・・・。
梨花はいつも以上に苦しんだ・・・・。
この世界のことは忘れよう。
そう・・・・忘れよう・・・・。
続く
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