二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ

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    ONE PIECE  ‐ 終わらない夢 ‐  
日時: 2010/03/29 17:20
名前: らいおん ◆XXuCSx4PyA (ID: t5agwx1g)
参照:   ...  生まれかわっても また僕にして *`  

 
 
 
 
    
 
       「 お前みたいな優秀な奴を
         手放すのはまったいないな… 」




       片腕のない赤髪の男、
       我が船の船長はそういった


       
 
       「 次に逢うときは、お前の……
         新しい船長が麦わら帽子を返すときだな 」 


 
       そういい、温かく大きな手で頭をなでた
 
 
       肉を食ってる大男も、銃を持った男も
       みんな彼女の頭を撫でている。

 
       この別れは、永遠の別れではない
       ほんのちょっとした"約束"だ


 

  
  

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Re:     ONE PIECE  ‐ 終わらない夢 ‐   ( No.43 )
日時: 2010/04/18 18:19
名前: らいおん ◆XXuCSx4PyA (ID: t5agwx1g)
参照:   ...  生まれかわっても また僕にして *`  

>>41

逆に♂だったら、
キモいっしょー笑

うん、らいちゃんでいいよb←


 

Re:     ONE PIECE  ‐ 終わらない夢 ‐   ( No.44 )
日時: 2010/04/18 20:11
名前: 志筑 ◆aIk.35GwhE (ID: JryR3G2V)

おーけ、んじゃらいちゃんで。笑

更新乙vv良かったよー(´・∀・*)
うん。サラちゃん。サラちゃんもルフィも頑張れbΣ

Re:     ONE PIECE  ‐ 終わらない夢 ‐   ( No.45 )
日時: 2010/04/24 16:32
名前: らいおん ◆XXuCSx4PyA (ID: t5agwx1g)
参照:   ...  生まれかわっても また僕にして *`  

>>44

いつもこめんと
ありがとね(・∀・*)♪

いやあーはやく来週の
ワンピースが読みたい笑←


 

Re:     ONE PIECE  ‐ 終わらない夢 ‐   ( No.46 )
日時: 2010/04/24 16:42
名前: 志筑 ◆aIk.35GwhE (ID: JryR3G2V)

ええですよ←!!^∀^*

同感b
本と王道のバトル漫画で、こんなに流行ったの
ドラゴンボールとかそれ以来っぽいよね。笑

Re:     ONE PIECE  ‐ 終わらない夢 ‐   ( No.47 )
日時: 2010/04/24 17:19
名前: らいおん ◆XXuCSx4PyA (ID: t5agwx1g)
参照:   ...  生まれかわっても また僕にして *`  

  
 
 
 
 

   「 ……終わったか、 」



   ジャックは血を流し、
   声もあげず動かないルフィをみて
   そう小さくつぶやいた


   そして、倒れているルフィに
   背をむけてゆっくりと歩き出した。


   サラのいるところへ ___
 
   ジャックは何がなんでも、
   サラをつれていくつもりだ。



   「 ————— 待て 」



   その声に反応し、
   ジャックがすかさず後ろをみる


   そこにはあのルフィが立っていた
   体はぼろぼろで、声もかすれている。


 
   「 俺はお前を許さねぇ!!!!!
     サラは大事な約束のために、ここまで生きてきたんだ!!!!
     お前らなんかと、海賊やるためじゃねー!!! 」



   ルフィの心からの叫びだった

   大切な約束をまもる気持ちは
   ルフィにはよーく分かったいた。

   だからこそ、助けたかった。


 
 
   —————————————



   数年前、これはサラが
   海賊をやっていた頃のおはなし。


   
   「 船長、話ってなんですか? 」



   その日もすごく晴れていて、
   雲がつかめそうなほど綺麗だった


   船長は楽しそうにお酒を飲んでいた
  

 
   「 サラ、お前は次で船を降りろ 」



   とびっきりの笑顔から、
   でた言葉はとんでもない言葉だった。

   "降りろ"その言葉に
   サラはどーすることもできない


   理由なんて、聞けなかった
   というかきく必要なんてなかった


   自分が弱いからなのか、
   自分がまだ子供からなのか、
   自分が役に立たないからなのか。


   どれも当てはまるけど
   それが降りる理由なんかじゃない、
   ということもサラには分かっていた


 
   「 ほらよ、これがお前の荷物だ 」



   船員の一人がサラに鞄を渡した
  

   サラはただ黙って
   その鞄を抱きしめて、
   遠くに見える島をみつめた。


   "あの島"までが自分が海賊である、と。


   
   「 ……理由を、聞かないのか? 」



   何も言わないサラに
   船長はやさしくそう問い掛けた


   飲んでいた酒をとめて、
   騒いでる船員を静かにさせた



   「 なんとなく、こうなることは分かってたんだあ 」



   船長の顔をみながら、そう言ったサラ。


   そう、なんとなく気付いていた

   船長の腕がなくなったときから、
   自分の夢は叶わなくなったから。


   サラの夢、それは ____


   " 海賊王になる男と海賊をやること "



   「 その腕…新しい時代に賭けたんでしょ? 」


   「 ああ、まあな 」



   腕がない左手をみて
   船長は懐かしそうな顔をみせた


   
   「 サラ、お前はお前の夢を叶えろ。
     俺は俺の野望を果たす 」


   「 諦めないよ、夢だけは 」


   「 そこでだ、ヒントをやろう。
     こいつがこの島にいずれ来る、
     その時は……よーく観察してみな 」
   
   
   
   船長はそうしゃべりながら、
   渡してきたのは一枚の手配書であった。

   その一枚の手配書が
   サラの夢への切符へとなる。



   「 モンキーDルフィ…? 」


   「 ……こいつがお前の夢を叶えてくれるだろ 」 


   その時、風が大きく吹いた
   その風はサラの背中を押しているようだった



   「 船長ー!!島に上陸しました!!!! 」



   その言葉にサラは反応し、
   もらった手配書を鞄にしまった



   「 それじゃあ、行って来るね 」



   笑顔でそういったサラ。


   
   「 いずれ必ず、もう一度逢うことになるだろう……サラ 」



   夢に向かって走っていく、
   一人の船員をみんな笑顔で見送った。


 
 

 


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